Jacintha ／ Here's To Ben - A Vocal Tribute To Ben Webster

ジャシンタのHere's To Benです。

SACDをやっと入手しました。オーディオやっている方はこのCDを結構お持ちだと思いますが、私もほしくて、でもなかなかSACDは見つからなくて。

さて、このSACDですが、年代を感じさせるこのジャッケットは、セピア色で統一されて入れ上品ですね。
1曲目の「Georgia On My Mind」
オーディオやっている人なら、第一声「Georgia．．．」を聴いたら倒れそうになるほど、感動するのではないでしょうか。Darek Olesのベースとジャシンタのボーカルは、とても甘くて美しいです。
これ以上に綺麗な声はないなあっと、熟熟感動します。
2曲目の「Our Love Is Here To Stay」は軽快な曲。曲のクライマックスは彼女の力強さが伝わってきます。
7曲目の「In The Wee Small Hours Of Morning」は、Teddy EdwardsのTenor Saxも聴き応えがあります。
4曲目の「Somewhere Over The Rainbow」は、有名な曲ですよね。
曲は静かに始まります。ケイ赤城のピアノとTeddy EdwardsのSaxが良いコンビ。
その後ボーカルが盛り上がってきます。落ち着く1曲ですね。
8曲目の「Pennies From Heaven」は、のりが良いですね。
9曲目の「Danny Boy」は、彼女のアカペラで始まります。透き通るような声を堪能できます。
スタジオでの反響音までが生々しく録音されており、チューニングソースとしてもお勧めだと思います。曲の途中からピアノとボーカルのみになって、その後Saxが加わるという流れ。
ケーブルをとっかえひっかえしながら、どこまで再現できるかチューニングしてみてはいかがでしょう。
10曲目の「The Look Of Love」はダイアナクラールで100回以上聴いてる曲です。
ダイアナにも勝るとも劣らず、とても気に入ってます。
この曲もノリが良いですよね。間奏ではTeddy EdwardsがSaxを吹きまくってます。

CDショップにってきましたが、お勧めを忘れないようにメモしておきます。

1.Speak Low ／ Great Jazz Trio SACD
「No Problem」や「Speak Low」が入ってます。聴いたら良かった。
2.New York Blue ／ Valerie Joyce
新人ながら実力があります。物思いに浸りたいときにはこれいいかも。