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N響を聴いてきました。 [コンサート]

今年はコンサートに結構行っている。
日曜日は、N響を聴いてきた。
どうしてもモルダウを聴きたかったから。
今回は最前列から6列目で、物凄く迫力ある演奏を聴くことができた。
モルダウについて、CDの解説よりも詳しい解説をしていただいたのは始めてであった。
ちょっと太鼓の音が聴こえすぎで、ビクッとするほどであったが。
しかしあれだけ近くで聴いているのに弦の響きは柔らかいよなあ。
我が家に帰って改めてCDを掛けてみると、まだまだ柔らかさが足りないなと思ってしまう。
もう少し木材を取り込まねばなるまい。
音場やなりっぷりには殆ど文句がない。これはSD05の凄いところであろう。
音色に関しては個人の腕の見せ所なのだと思うが、まだまだだなあ。

しかし、今回のメインはチャイコフスキーの交響曲第6番(悲愴)でした。
自分は、これまで悲愴というCDをどうしても受け入れられなかった。
この悲愴ということばから暗さが滲み出ているようで。
何かとてつもなく暗くなってしまうようで、近づきたくなかったというか、そのように壁を隔てていたのだと思う。
しかし、この悲愴というタイトルはチャイコフスキーの死後、弟さんが付けたのですよね。
元々は悲愴というタイトルではなかったのだろうと思ってしまった。
一緒に行った友達も同じようなことを言っていた。
本当に綺麗な曲だと思いませんか?
僕は、第2楽章を聴いてから、悲愴というタイトルが気にならなくなった。
悲しみよりも美しさの方が遥かに上回っていたからだと思う。

僕はこの第2楽章とかベートーヴェンの交響曲第5番の第2楽章が好みのようだ。


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GRFのある部屋

ハンコックさん、先日は遠いところ、Taoさんとお越し頂きありがとうございました。環境に合わせ少しづつ音も変化しているようです。今回は、アナログレコードも聴いていただきましたが、CDとは違った世界で、大変落ち着きますね。また、遊びに行きますよ。
by GRFのある部屋 (2007-03-28 04:42) 

ハンコック

GRFさん おはようございます。
先日は、GRFサウンドをお聴かせいただきまして、大変ありがとうございました。
CDとアナログの違いが明確に分かって、どちらのシステムをあったほうが楽しめるなと思いました。アナログで展開される3次元のコンサートホールは20~30年前のコンサートホールに出かけたみたいに聴こえます。
厚みがあって、大変羨ましいサウンドだと思っています。
あのサウンドを聴いてSD05に乗り換えた訳ですが、ポン置きでも従来に比べてかなりのサウンドが鳴るものの、GRFサウンドまで追い詰めるにはまだまだ10年は掛かるなと再認識しました。
それだけオーディオは奥が深くて面白いというものですね。
あとは過去に拘らないことは大事なのだなと体感しました。
我が家も厚みを出すように日々取り組んでおりますが、時間がないといつも嘆いております。仕事の合間を見つけて取り組んでいますが、みなさんの時間の使い方は是非参考にしたいと考えております。
いつも時間がない時間がないとほざいていますが、皆さんに比べたら時間はあるはずですから。
今回は貴重なお時間をありがとうございました。
by ハンコック (2007-03-28 07:56) 

Dolon

ハンコックさん、はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いてます。私もたまたまこのN響のコンサートに家内と出かけておりました。6列目ですと、確かに迫力満点でしょうね。私は17列目くらいで、やはり自分の再生の糧にしようと聴き入っていました。ポピュラーな名曲ぞろいでとても楽しめましたね。曲が終わって拍手が早すぎるのが残念でしたけれども。
by Dolon (2007-03-30 23:16) 

ハンコック

Dolonさん こんばんは。
間違えて拍手された方もいらっしゃいましたし、もう少し余韻に浸りたかったですね。
私も、生演奏と拙宅の音をちょくちょく聴き比べております。生演奏にはまだまだ程遠いですが。
さて、オーディオの話になりますが、DolonさんはModel12をお使いの方でいらっしゃいますよね。
ハイエンドに興味を持った頃から、Studio?sなど、いつも拝見しておりました。
可能でしたら、一度お聴かせいただけませんでしょうか。
宜しければ、こちらまでメールいただければ幸いです。
tetsuji@ga2.so-net.ne.jp
by ハンコック (2007-04-01 22:52) 

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