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東京マラソン [まじめな話]

笑った!、泣いた!、感動した!
昨日の東京マラソンのことだ。
ドン底から這い上がろうとした途端、奈落の底へ突き落とされた感のある2012年。
それでも、まあ今年は厄年だしなあなどと、割り切ってここまできた。
最近の芸能界を見てもそうだが、人は、相当強くなければ、周りに影響される生き物だ。

強い人間でさえも、親や良い先輩方や友人、本などに少なからずとも、影響を受けていると思う。
なので、自分の道しるべとなりそうな人達に、いかに多く出会えるが、その人の今後の人生を決めると言っても過言ではないだろう。

自分もここ数年、そういう意味で、自分を成長させてくれる人には出会えていないと思っていた。肥しとなる会話が出来ていないのかもしれない。
人は不幸の数は、数えたがるものだ。

自分も、自分に不利益な人にしか、目を向けていなかったのかなと。
実際には、肥しとなる多くの人達にであっているのである。

もう、長いこと、悪い思考回路になってしまっているから、どうにも困ったものである。
昔は、あんなに前向きだったのにと思ってみても、後の祭りである。

そんなこともあり、また偶には写真を撮りたいとも思っていたので、自分の肥やしにと、東京マラソンを間近に見にいってきた。


Nikon D700をリュックに、Leica M4を持手に巻きてつけて、銀座に向かった・・・

三越前は大変な混雑になっているだろう。こう、想像しながら銀座の裏通りを進む。
銀座の裏通りは、買い物客で、人の数もいつも通りまばらだ。ブランドショップを出入りする買い物客を除けながら、軽快に裏通りを進んでいった。
そして、最後の角を曲がれば、三越が見えてくるはずだ。マラソンロードは、どんな状況になっているのか?ワクワクしながら角を曲がった・・・

三越前の交差点が遠くに見えた。
「おおっ。お祭りのように、交差点に人がごった返している!」
あそこで、写真を撮るのは厳しそうだな!
しかし、三越前で一枚は撮りたい!
こう思いながらも、交差点に近づくにつれ、状況が分かってきた。
ごった返しているのは、ランナーと警官、それにマラソン委員会の人なのである。
私が狙うポイントは、ランナーが走る車線とは逆の車線だったこともあり、見物客は、車道の脇に並んでいる程度であった。なので、歩道で人を掻き分け、ランナーが見える車道の脇まで進む必要はなかった。
それでも車道の脇には人が並んで見物しており、この人達が退くまでは、D700を構えることはできないのだ。

D700には70mm-200mm F2.8の望遠レンズと、2倍ズームのテレコン、更にフードを付けているため、全体で50cm-60cm程の長さになっている。このお陰で暗くはなるが、140mm-400mmを撮影できる。また、D700は、手元でFXモードとDXモードを瞬時に切り換えることができるのだ。
DXモードでは、1.5倍の210mm-600mm。
更に、FXとDXを切り換えれるため、140mm-600mmの広範囲を撮影できるのだ。
まあ、普通に600mmのレンズとなると優に100万円を超える。また、重量が相当重くなり、電車や徒歩での移動はかなり不利なのだ。
プロでもない限り、そんなレンズは不要であろう。そんなこんなで、この組み合わせは、重宝している。

D700の話はさておき、前に人が並んでおり、最前列でカメラを振り回せないので、暫くの間M4で撮影し、前の人が退くのを待った。
それでも、ランナーが三越前の交差点を、日本橋方面から築地方面に左折して行くのがばっちり見える。
ここに到着した頃には、丁度真ん中あたりの順位を走るランナーが、三越前を通過していたころだと思う。
それでも、わずか数秒でこの交差点を駆け抜けてゆく。

この位置からは、日本橋方面から走ってきたランナーが、交差点を左折し始めた時の顔を正面に捉えれることができる。
なので、人の波がこっちに押し寄せるかの様に、迫ってくるのである。
ランナーとの距離はあるが、その迫力はそうとうなものだ。

そして、ランナーにカメラを向けた・・・




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