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FREDDIE HUBBARD / GOIN 'UP! [FREDDIE HUBBARD]

オンプで聴いていたが、遂に完オリを入手した。
サイドメンとしてのHANK NOBLEYのBLUE NOTE名盤だ。

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サイドメンとしての名盤には、言わずと知れたDONALD BYRDのBYRD IN FLIGHTがある。最近では更に価格が上昇し、手に入れるのが一段と困難になっているようだ。あの迫力はただものではい。BLUE NOTEの中でも極めて音が良いこと!を知れば、必ず手に入れたくなる盤だし、JAZZファンが手放さないのも無理はない。
しかも、EMIのRUDY VAN GELDER EDITIONの輸入盤は、リリースされていないようだ。入手できるのは、connoisseur cd seriesくらい。
なので、オリジナルの需要は今なお高まるばかり。ここ数年で、一段と高騰してきている。
自分がオリジナルを見つけたときは、数時間に三人が取り置きの連絡をした次第。タッチの差でGETできたのだが。
こんな陰の攻防戦が、連日中古レコードショップやオークション、Webショッピングなどで、繰り広げられているのである。

そして、もう一枚あげるのがこれ!
どうしても所有したい一枚!
FREDDIE HUBBARDのGOIN 'UP!

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フィリージョーのドラムから、圧倒される一枚。音良いです!
聴いた人は、あっ!音が良い!と、反射してしまうはず。
BYRD IN FLIGHTのMOBLEYに反応する人なら、これにも反応するはず。
CDでは、MORE1100や東芝盤が出ているが、EMIのVAN GELDER EDITION輸入盤は出てない。それゆえに、オリジナルの価格が高騰するのも無理はなかろう。



内容は、A面、B面共にかなり良い!一曲目から、脳天直撃。B面もかなり良いので、オススメ。
freddie Hubbardとしては、BLUE NOTE二枚目となるこのアルバム。誰もが知っている一曲目から、Freddieの伸びのあるペットが響き渡る。そこに負けじとMobleyが続く。この僅か数日後に、ROLL CALLを吹き込むMobleyには、随所にROLL CALLを彷彿させるフレーズが現れている。BLUE NOTEに日の浅いMCCOY TYNERには、ファンキー時代から今日に見られるMCCOY節は、あまり見られない。その為、ハードバップの色が強く感じられ、当時のMobleyの演奏が引き立っている。
ハードバップ全盛期の、絶対におすすめの逸品!

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tempo

blue noteの12inchオリジナル盤は経済的に厳しいので買うつもりが無いため、いままで気にしてませんでしたが最近少しずつチェックするようになりました、オークションでも通販でも綺麗なのはホント直ぐ無くなりますね
by tempo (2012-03-20 23:45) 

ハンコック

tempo さん こんばんは。
そうですね。
皆さん好きな盤が似ているので、
売れる盤は直ぐ売れて、残る盤は大体残ってますね。
そんなこんなで、高価な盤はなかなか値が下がりません。
私もキツキツでやってます。
しかし、BLUE NOTEのオリジナルの音だけは、
他のレーベルとは、どうしても一味違いますから、
欲しい盤だけは、オリが欲しくなってしまいます。

by ハンコック (2012-04-22 20:48) 

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