COLTRANEのPRESTIGEバトルものといえば、真っ先に浮かぶのはTENOR MADNESSであろうか。
ROLLINSのバトルを聴ける名盤中の名盤。
こちらの盤は、同じくPRESTIGEから出ているColtraneとQuinichetteのバトルを聴ける盤。
正にTENOR MADNESSと呼ぶに相応しい盤だと思う。
TENOR MADNESSから3年後のCOLTRANEのこの盤での演奏は、はっきり言って凄い。
この先もインパルスへと、怒涛のごとく突き進んでいる彼の生き様を
垣間見れる貴重な盤かな。
やっぱりPRESTIGE時代のCOLTRANEが自分は一番好きだなあ。
2013-07-15 20:58
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TENOR MADNESSでのコルトレーン、まだまだ後の強烈な個性の片鱗をかじさえるものがあるものの、ロリンズにと必死に食らいついる、そんな感じを強く受けています。
Quinichetteとのバトル盤、これは聴いたことがなかったけど、TENOR MADNESSから3年後というと、トレーンが自己のサウンド確立していった頃。
これは、興味をそそられますね。
ところで、TENOR MADNESSが録られた背景、あれはガラード3人等とたまたま一緒にいたトレーンが、これからガラード等がロリンズとのレコーディングに行くというので一緒にスタジオにくっついて行ったことに端を発しているのだとか。
ちょっとした、気まぐれが生んだ名演、ジャズならでは話じゃないかと思います。
by 老年蛇銘多親父 (2013-07-19 07:56)
老年蛇銘多親父さん おはようございます。
BLUE NOTEは必ずリハをして本番に臨んだそうですが、
主にジャムセッションを録ったPRESTIGEならではの一発本番というところで、TENOR MADNESSをレコードとして世の中に出せたというのはあると思います。
そいういう意味でLive同様に当り外れの多いのがPRESTIGEであり、
TENOR MADNESSやサキコロといった大名盤を生んだとう事実には、
こいういう背景があったからなのでしょうか。
老年蛇銘多親父さんのおっしゃるような当時の背景をイメージして聴いてみると、更に面白く聴けそうです!
by ハンコック (2013-07-20 04:54)