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GIGI GRYCE Vol 3 [1957年]

あえて、このタイトルにしたが、
言わずと知れたLEE MORGANのVOL 3。
こんなアルバムの感想を書くのは恐れ多いが...
先日から仲間うちで話題になっているGIGI GRYCE。
このアルバムの中で、GIGI GRYCEは重要な役割をしている。
PRESTIGEの盤で自分が手にしたものは、結構後の盤でいまいちという感が定着していたが、
早い頃のPRESTIGEの盤には良いものが多いと思っている。
そこで、自分がまだ持っているオリジナル盤で何かないかと思っていたのだけれど、
やはり聴くならこれかなということで、改めてBLUE NOTEのこの盤を聴いてみることに。
ちょっと詰まったような感じのアルトかなというイメージなんだけど、良い演奏している。
また、フルートが良いアクセントになっているね。
久々に聴いて、WYNTON KELLYとPAUL CHAMBERSって、やっぱりすごいね。
PAUL CHAMBERSは、他のベーシストにくらべて音圧が凄い。相当指の力が凄いのかね。
WYNTON KELLYの流れるようなタッチは、やはり聴いてて耳に入ってくる。
LEE MORGANのペットは、鋭く優しい。聴いていて喧しくない音。
今思えば、これはCDでは聴けなかった音だと思う。
DSDもだいぶ製品が出てきているので、そろそろデジタルでもレコードのような
音を聴けるのかもしれない。
LEE MORGANのペットの鋭く優しい音をデジタルでも挑戦してみたいものだ。

L1041267.jpg

三つ巴の都知事選は、いよいよ終盤。
自民党が推す人は、知名度はないものの、政策について話すときには、
期限など具体的な数値を出して説明していて、結構好印象。
緑のイメージの人は、最初から先頭を突っ走っている感じで、説得力があるね。
最後の鳥の人は、期待感は高いけれど、いろいろと心配事が多いような気がするし。
いずれにしても、なかなか具体的な政策が聞こえないので、選ぶのが難しそう。
どのような結果になるのか楽しみ。
果たして東京の未来は?

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SEIBO

今晩は?このリーモーガンのアルバムは聞いていないので聞いてみたいですね。GIGIはほんとに変わってますね。フランスまで音楽を勉強しに行ったほどですから音楽理論はしっかりしていたはずです。イスラム教に改宗してJAZZから足を洗い学校の先生になり、それ以降はいっさい演奏しなかったというのですからそうとう変わっています。先日ベニーゴルソン・セクステットのTHE MODERN TOUCHを聞いていたらこのアルバムに2曲はどGIGGIの作曲した曲がはいっていました。どちらも良い曲でしたよ!
by SEIBO (2016-07-29 18:55) 

ハンコック

SEIBOさん こんばんは。
GIGIってそんな人生なのですか、本当に変わってますね。
演奏も一癖二癖ありますが...
今度いらっしゃった時には、是非お聴き下さいませ。
装置やセッティングは別として、ソースはオリジナルですので、
何か伝わるものがあれば良いのですが。

by ハンコック (2016-07-31 21:33) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

GIGI GRYCEが話題になっている、いいデスネ~。

私が、GRYCEを気に入っているのは、アルトと言えばParkerの余韻が強く影響を残していたこの時代に、そのスタイルとは異なった理知的な雰囲気を醸し出すそのスタイルに他の奏者との大きな違いを見つけたことにあります。

どことなくPaul Desmondにも似ているように思えるのだけど、バッパーとのプレイには、また違った熱さがあるようにも思えるし。

LEE MORGAN VOL 3、そういえば最近聴いていないな。
GIGI GRYCE、ちょと味わい直すことにしようかなと思いました。



by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2016-08-02 11:47) 

ハンコック

老年蛇銘多親父さん こんばんは。
GIGI GRYCEのスタイルは、たしかに他にはなく独特ですよね。
そのあたりもあって、なかなか取っ付き難いところはあると思います。JAZZを聴き続ければ耳が馴染んでくる演奏といいますか、
WESTに耳が馴染まないのと似ているかもしれませんね。

by ハンコック (2016-08-02 20:20) 

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