Kenny Dorhamのトランペットの音を聴いていて、
どうもいつものDorhamの音とは違う気がしたので、
カートリッジをバリレラからPhase TechのP-3に変えた。
現在、フォノイコもPhase Techなので相性は完璧。
それで聴いてみたところ、なかなかいい音がしてきた。
暫くは、このシステムで鳴らすこととしよう。
それで、久しぶりにCDも聴いていたのだが、
CDでしか聴けない盤もある。
このKenny DorhamのAutumn LeavesはCDでしか出てないであろう。
しかし、なかなか良い演奏だと思う。
ピアノがRonnie Mathewsって、また良い演奏するよね。
60年代のDorhamというとラテン系指向が強くなっていて、それはそれでよいのですけど、こうしたストレートなジャズの演奏を聴くと、やはりDorhamはこうでなければと思ってしまいすね。
特にこの演奏、その60年代のものあってか、ラテンの力をも加わってか、力強さも増している。
いいものを聴かせていただきました。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2017-08-19 15:12)
老年蛇銘多親父さん こんばんは。
Dorhamは、この後
Una Mas、Page One、Our ThingやShort Storyなどと
続けて録音するのでしょうが、これらを録音する直前の
勢いがそのまま出ている演奏で、とても気に入っています。
なんでもそうですが、全盛期のちょっと前くらいが
一番脂がのってて良いですよね。
しかし、Dorhamは初期、中期、後期と全盛期の時代が
何度も訪れる(ずっと全盛期なのかもしれませんが)ので、
やはりこの人は凄いのだなあと思ったりします。
by ハンコック (2017-08-19 20:23)