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NAT AdderleyからJunior Manceまで [Jazz Album]

ピアノトリオは、めったに聴かなくなってしまったが、
今、Junior ManceのJuniorを聴いている。
これはCDで所有しているが、
ESS9038のD/Aコンバーターの調子が出てきたので、CDでもかなり聴ける。
5年以降聴いてなかったが、改めて聴くと相当良いね。
デビュー・アルバムにして最高傑作ではないだろうか。
ベースにRAY BROWN!!!。
やっぱ、凄いね。
体が乗って、自然と揺れる。
このグルーブ感は凄すぎる。
ベースが良いと、どの演奏もよくなるね。
勿論Manceの演奏が素晴らしいのだけれど。
Manceのピアノは、濁りがなく澄み切った印象がある。
小生は、ManceやHAROLD CORBINのような演奏が結構好きなのではないか。
そんな気がする。

そもそも、なぜピアノトリオを聴いているのかというと、
始まりはNat Adderley。
やはりこの人とManceは切ってもきれない関係だから。

RIMG0787.jpg

朝からThat's Natを聴きたいなと思い取り出した。
これはこれで数少ないJerome Richardsonの吹きっぷりを堪能できるという
醍醐味があるのだが。
何枚か手放してしまい残ったのがこちらの3枚。
次にRiverside盤を聴き、
次にEmarcyを聴いたのだけれど、
Emarcy盤でのManceのピアノが結構良いことに気づく。
そこでManceの盤はなかったかなと思い探してみると
Verveの盤のCDが見つかったというわけ。。

あとはJunior's Bluesしか持ってないが、
こっち個人的にはいまいちだった。
Verve盤の録音が59年。Junior's Bluesは62年か。
Funky色が強い感じで、聴きたいとは思わない。

それではというわけで、CannonballのSophisticated Swingを引っ張り出してくる。
1957年の録音。
これくらいしかManceの入っている盤を知らない。
他に良いのあったら、誰か教えて頂戴。
Cannonballの主張が強いが、これに負けないくらい全員ソロで主張している。
Nat Adderleyも良い仕事しているね。
ベースは小生の好きなSam Jones
Ray Brownも良いけど、Sam Jonesもなかなか良い。
なかなかいいベースだねと思うときは、たいていこの人。
Ray Brownもグルーブ感が半端ないが、この人も半端ない。
軽くて弾むベースが好きなんだろうな。
ここでのManceの演奏も見事。
このあたりで、既にManceの地位は確立されていたようだ。

しかし、Cannonballはやっぱり上手いね。
次はCannonballの盤を引っ張り出してくるとするか。
こんな感じでJAZZ三昧の日々は終わることがない。

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seibo

月並みですが、僕はキャノンボールと言えば(アラバマに星落ちて)が忘れられません。この曲はエラとサッチモの歌でも好きな曲なので余計親しみやすかったのかも知れません。今でも時々この演奏が聞きたくなったりします。
by seibo (2020-04-27 09:40) 

UNICORN

ジュニアも聴き手の好みが大きく反映するので、#1盤は色々のようですね!!ちなみに小生は月並みなVerveの<Junior>になってしまいます。
by UNICORN (2020-04-27 10:13) 

ハンコック

seiboさん こんばんは。
アラバマに星落ちては、良い曲ですね。
in chicagoもまた名盤ですね。
聴きたくなりました。
by ハンコック (2020-04-27 21:59) 

ハンコック

UNICORNさん こんばんは。
Verveの<Junior>は、やはり良いですよね。
それから、ジャケットのあの佇まいがなんとも
良い雰囲気ですので、小生もなんとかレコードを入手したいです。

by ハンコック (2020-04-27 22:03) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

Junior Manceの”Junior”、私は、その昔友人に紹介されをそのLPを買ったのですど、その直後好み変わってお蔵入りにしてしまっていたたもの。

数年前に聴き直して、その昔気に入ったファンキーなタッチの良さを再認識し、その他の作品を探したのですけど、なかなか見つからず、彼のその後を追ってみることにしたのです。

その結果、その後の彼は60年代の終わりには、ジャズ・ロック的になっていたり、しかし、これもどうもピンと来ないままでいたのです。

それでも諦めず、さらに、その後の彼の作品を追ってみたところ出会ったのが、2000年代に制作された諸作品。

そうしてようやく、Groovin’BluesとYesterdaysに、彼の往年の香りを感じることが出来たい次第。

バップ・ファンキー終焉の少し前に、現れた」Junior Mance、その時代の彼のプレイ、それ収めた作品があればとも思うのですけど。




by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2020-05-05 20:35) 

ハンコック

老年蛇銘多親父さん こんばんは。
時代の流れとともに、本人も迷走してたんですかね。
Groovin’BluesとYesterdays。
どちらもEric Alexanderとやっているのですね。
Eric Alexanderは、正統派だと思いますので、
この人とやったのが大きのですかね。
聴いてみたくなりました。
あわせて、juniorのVERVE盤もいつかは入手しようと
ウォッチし続けようと思います。



by ハンコック (2020-05-06 18:08) 

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