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Paul Chambersのベース音がイメージ通りに [オーディオ]

先日、チューバホーンさんにヒントを頂き、
watt3だけにしてとてもヌケ良く素直な音になった。
改めてwatt3というスピーカーの性能の高さを認識してできたのであった。

この後、アンプをSD05に変えてスコーカーのエージングと
スピーカーの位置合わせを行なってきた。
スピーカーの位置合わせはまだまだ弱輩物であるが、
なんとか聴ける位置にはなってきたと思う。
スコーカーからは少しづつ低音が出てくるようになった。
watt3だけでも十分な低音がでるようになっできた。
これでも満足できる音ではあるのだが。

目指しているところは、ベースやタム、スネアといった楽器の音の厚みを出そうという事である。
すなわち、それはwatt3puppy2の中低域の薄さを改善させるという事である。
かなり下まで出てくると場の雰囲気がよく出てくる。
やはりここはということで、バイアンプにして、
中高域と低域のアンプを分け、再びpuppyを追加する事に。
スコーカーの下側の帯域を出しつつ、puppyを鳴らす事で、
ネットワークでカットされていたであろう、スコーカーの下のカットされた部分を
カットせずに鳴らすことができる。

中高域用のwatt3にmark levinsonのML23.5Lを、
低域用のpuppy2にサウンドデザインのSD05を接続、パワーとして使う。
ブリのmark levinsonのML1にはパワーアウトが2系統あるため、
これまで使っていなかったもう1系統にSD05を繋いだ。
中高域用にはやはり厚みやコクが欲しいので23.5Lを、
低域にはスピード感とリアリティの出るSD05を持ってきた。

低域用のスピーカーPuppy2
これまでは、Watt3pyppy2を3wayスピーカーとして使うために、
ネットワークへの入力端子にスピーカーケーブルを接続していた。
これをネットワークを使わないようにするためのジャンパーを外し、
スピーカーケーブルをダイレクトにpuppyに接続する端子に切り替える。
これで設定完了である。

そして音を出してみると。

IMG_0368.JPG

おお〜。
なかなかじゃないか。
狙った通りの音が出てきたようだ。

それではというわけで、本当に良くなったのか、
Lee MorgamgのVol.3で確認してみる。
曲は、I Remember Clifford。
言わずと知れたゴルソンが書いた名曲。
これまでは、曲の出だしから、
Paul Chambersのベースが薄くなっていた。
低域の振動が強すぎて、弦を弾いている感じが消されていた。
極端に言えば、振動だけが誇張され、演奏に集中できなかった。
エッジが効き過ぎていた。

それが、振動が抑えられ、ベースの弦を弾く音や胴鳴りに厚みが出てきたような気がする。
全体的には丸くなった印象。

概ねOKだが、僅かに違和感もある。
昨日、一聴した瞬間、Watt3とPuppy2の音がバラバラな気がしたが、
暫く聴いていたら慣れてきた。
そして、今日も一聴するとWatt3とPuppy2がバラバラな気がした。
そして、また暫くすると慣れてきた。
どうも、すぐに耳が慣れてしまうようだが、
やはり、微妙なばらつきがあるような気がする。
今回、スピーカーケーブルは突貫でベルデンのちょっと長めのケーブルを入れている。
ベルデンはノードストに比べ、若干スピードが遅い気がするし、長いのも影響してそうだ。
このあたりを今後調整する必要はありそうだな。

IMG_0363.JPG


というわけで、もう一息調整は必要だが、狙った音は出てきたように思える。
カルテットやクインテットの各楽器の見通しは、良いままで
中低域の厚みは出ているように思っている。
スピーカーの作りを理解したうえで、バイアンプというヒントを下さった、
チューバホーンさんには感謝しかない。


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