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調整は続くよ何処までも [アナログ調整]

仕事もあと1ヶ月頑張れば楽になるところまできた。
残業も程々で帰宅できてはいるが、帰る頃にはオーディオを鳴らせる時間ではないので、
土日に仕事が休みの時だけ聴ける状況。
今日は朝からオーディオ三昧。
近々、緊急事態宣言が解除されたら、オフ会でもと思っているので、
そこに向けて調整を追い込もうとしている。
昨年7月から、本格的にアナログのアームやカートリッジの調整を進めてきて、
もう8ヶ月も経ってしまった。
お陰様で、歪みを感じることは殆ど無くなり、かなり良い音で聴けるようになってきた、
このレベルまで追い込まれている方は、そうそういないと思えるところまでは
きているとは思ってはいるのだが、まだまだ神の領域に達するには程遠い。
調整用に引っ張り出してきた、宇多田ヒカルのアルバム。
これのFirst Loveを聴いてみると、どうも声がカサついてる。
一曲目のAutomaticでは全くカサ付きはない。
やはりFirst Loveの入っているレコードの最内周辺りでは、
まだトラッキングエラーがあるようだ。
アナログをさせている方ならご存知だと思うが、
アナログでは最内周を鳴らすのが1番難しい。

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このFirstLoveもそうだが、
この盤や

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この盤も最内周にいい曲がある。

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やはりもう少し調整としてみるかと、アームの調整をしてみることに。
調整していたら、やけにプレーヤーが振動に敏感な事に気づいた。
どうもオーディオラックが鳴いているようだ。
調べてみると、TAOCのラックのポールが、これはねじ込み式なのだが、
これが緩んでいた。
それで、これを締め直した。
するとターンテーブルも若干傾いたので、改めて傾きを水平にして、
アームの調整をした。
最内周で針先がくる位置をこーまでより0.5mmくらい手前にしたりして、
0.25mm間隔辺りで探りながら、聴きながら、調整をしていくと、
宇多田ヒカルの声のカサつきがだいぶとれてきた。
それでも、外周が95点とすると75点くらいか。
これまでが60点くらいだったので、随分良くはなったが、
まだまだ調整は必要なようだ。
しかし、針先をベストの位置に持っていくのは至難の業。
左右の傾きに加えて、前後の傾き、針先の方向、そして前後の位置。
これらが全て最適な所に決まって初めて、物凄い音がするのである。
前後の傾き、即ちアームの傾きは、過去に散々調整している。
また針先のむきも調整し始めるとキリが無くなる。
なのでこれら2つは触らず、
左右の傾き即ちアジマスと前後の位置だけ調整した。
アジマスはターンテーブルの傾きを、水平にしたことで、
改めてターンテーブルの水平も取り直したので、
これに付随して調整しなおした。
と言うわけで、最内周でも75点くらいの音は出てきたようである。
更に先へ追い込むにはまだまだトライアンドエラーを繰り返す必要があるであろう。
くたびれているので、今日はこの辺まで。
あとは、ゆっくりレコード三昧します。

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