SSブログ

VOYAGERのマトリックス番号と音の違い [音楽]

今日は朝から大忙しだった。
11時半過ぎに渋谷に用があったので、それまでにと
朝から10枚ほどレコードを洗浄し、
その後、iphoneでユーミンのVOYAGERを聴くために、DSDで録音した。
なんとか11時半過ぎに渋谷まで行くことができた。
移動最中に、録音したユーミンのDSDを聴いてみる。
レコードは、一応初期の盤と思われるが、マトリックス番号がA面B面共に2S。
すると、なんとなくボーカルが奥に引っ込んでいたり、声がカサついていたり、
音場が若干狭いような気がした。
やはりマト1Sがあるか分からないが、探してみないといけないのかなと思った次第。
渋谷に加えて新宿にも行ったので、VOYAGERがないか探してみると、
流石新宿、何枚か見つけることができた。
一番マトが若いと思われるものを探したのだが、なかなか若い番号のものが見当たらない。
その中で、A面マトは3Sだが、B面マトが1S2のものがあった。
B面のマトは若いが、A面のマトは自分お手持ちの盤より後期と思われた。
この場合、音はどうなのか?と思ったので、一応試しに聴いてみることにした。

夕方に今日の用事が済んだので、帰宅して、聴き比べて見ることに。
今回入手したA面マト3S、B面マト1S2のもののほうが、
・ボーカルが奥に引っ込まないような気がした。
・音場が広い感じがした。
・声の質がしっとり艶のある声のような気がした。
・楽器の音色がより楽器っぽいというか、エフェクターの音や
ベースのチョッパーの音などが、実に昔自分が引いていた時に聴いていたような感じに聴こえた。
・スタジオの雰囲気が描き出されているような気がした。
・低域の下まで出ている気がした。

ざっと、盤のマトの違いでこれらの違いを感じたのだが、気のせいだろうか。
オフ会でも聴いてもらい感想を頂きたいところ。

やっと拙宅のオーディオもマトの僅かな違いも音で表現てきるようになってきたのかもしれないと
思うと嬉しいのだが。
そんなの気のせいに決まっているだろ!とカツを入れらるようで怖い気もする。

目指すは、当時スタジオやライブハウスで録音していた風景が、
絵画のように自宅で描き出されるように鳴ってくれること。
そこでアーチストやエンジニアが知恵を出し合い、良い音楽を作り出そうと躍起になっていた頃の
その雰囲気をレコードを通じで味わってみたい。
1年前は、ユーミンのレコードの歪が取れずに四苦八苦していたが、
そんなところで道草を食っている訳にはいかないと、
1年調整を続けたことで、歪は皆無。
その先にある当時の素晴らしい演奏を甦らそうと今は必至。

そんなわけで、もっと若いマトの盤を見つけたら是非聴いてみたいが、
今回入手の盤でもまあまあ良さそうなので、聴きこんでみたいと思っている。

nice!(8)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

最近お気に入りのYoutube [音楽]

今の時代に古き良き時代のハードバップを聴かせてくれます。
佐賀から発信させているようですが、
一度は行ってこの耳で聴いてみたいですね。
いろんな方が参加させていますが、どれも良いです!
最近はなかなかライブに行かなくなりましたが、
こうして生の演奏を聴けるなんて、なんて良い時代なのでしょう。



しかし、録音環境が素敵すぎます!
特にベースの音はめちゃくちゃ好きな音です。
ノイマンのU47というマイクは、本当に良い音で録ってくれます!

nice!(9)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

UESUGIメモ [音楽]

UESUGIのフォノイコを数日鳴らしてみて、分かってきたこと。
電源入れて暫くは、音が煩いようなきがする。
先日、こんなものかと、トランスをPhase TechのT-3からOrtofonのT-30に変えたのだが、
この組み合わせだと低域が遅いような気がする。
T-30の出力インピーダンスがどうも公開されていないようで、見つけられないのだが。
もしかすると入インピーダンスなのかもしれない。
少しずつコツが分かってきたので、トランスは元のPhase TechのT-3に固定、
UESUGIは電源を入れて暫く鳴らして、音が落ち着いてくるまで待つことにしよう。
するとなかなか良い音で鳴ってくれるようだ。
それから、UESUGIにすると国内盤も上手く音がまとまってくれるような気がする。
EA-5だと国内盤は音が悪いと思ってしまうが、UESUGIだと聴ける。
これが真空管の1つの魅力でもあるのかもしれない。
まだ鳴らし始めたばかりなので、はっきりしたことは分からないが、
気付いたこととしてメモしておこう。

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

名盤を聴く [Jazz Album]

遂に3回目の緊急事態宣言。
ゴールデンウィーク中に楽しみにしていたレコードセールも全てキャンセルとなった。
これで、暫く新しい盤も入手できないなあ。
それではと、今日は一日部屋に篭り、ネットでレコード漁りをしながら、
手持ちの盤を片っ端から聴いていた。
中でもhoward mcgheeの盤は久しぶりに聴いた。
freddie reddが良い演奏をしていた。
先日亡くなられたのが残念でならない。

20175082-3B87-478D-8A65-7D4E406C383C.jpeg

一昨日UESUGIのフォノイコが修理から帰ってきたので、
これを鳴らしたりもしていた。
Phase TechのEA-5に比べると、温かみと柔らかさがある。
EA-5のほうが分析的な印象。
九州の叔父に空気録音を聴いてもらったが、UESUGIは低域が遅れているようだとのこと。
そう言われれば、そんな気もしてきた。
wilsonのウーファーはビンテージスピーカーに比べれば、
やはり重いのかな。
だがバスドラやスネアの音圧はUESUGIのほうが感じられるような気がする。
あとは中域が厚い。
なので、ビンテージスピーカーを鳴らすと厚みや音圧があって、良い具合になりそうである。
それから、名古屋のレコーダーコレクターの方とお話ししている中で、
UESUGIは音が柔らかいという点ではイメージが一致した。
UESUGIは、クラシックファンの方も多いとのことである。
納得。
しかし、ハイエンドの中には一部真空管を入れると良いという話を耳にするが、
これは一理ありそうだ。
中行きの厚みが増して、フラットで帯域が広くつまらないサウンドを
濃く厚い演奏に変えてくれそうである。




nice!(4)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

BLUE NOTEのマトリックス番号って!? [Jazz Album]

いやあ、日曜のヤフオク凄かった。
ウォッチリストに登録をしていた盤がどれも高額で落札された。
勿論手は出さなかったが。
HANK MOBLEYのROLL CALL STEREOの溝アリの完オリが69,510円
JACKIE MCLEANのBLUESNIK こちらはMONOの溝アリのオリジナルが110,510円
DUKE PEARSONのANGEL EYES こちらはBLUE NOTEではないが、以前から欲しいのだが、
オリジナルで70001円だった。

3D461898-4EDD-492E-BC9A-A056630C57D0.jpeg
その中で気になったのが、HANK MOBLEYのROLL CALL のマトリックス番号の「1M」。
BLUE NOTEは、オリナルかの判別は溝の有無にRVG刻印、耳マーク、それからラベルのアドレスによって判別することことが慣例となっている。

が、BEATLESやミーミンなどは主にマトリックス番号によりオリジナルかの判別を行なっている。

そんな中、先日のROLL CALLでは、「1M 手書きマトリックス」との説明があった。
BLUE NOTEにもマトリックス番号があるのかなあと思った次第。
たしかにマトリックス番号と聞くと、勿論1が1番良いと思われるので、小生も欲しくなるのであるが。

BLUE NOTEのオリジナルのには、手書きの9Mというのは良く目にするのだが。

小生のこれまでの理解では、
この9Mには諸説あり、これをマトリと言っている人もいれば、これは盤の製造メーカーが依頼元のレーベルを識別するために掘ったのもだと言う人もいる。すなわちBLUE NOTEなら9Mと掘られているのだ。だから、9Mしかないのではないかと思っている。
が、もう60年も昔のことだし、作ってたひともこの世にいないため、はっきりした事は分からないのが実情だろう。

おそらく「1M 手書きマトリックス」の1Mというのは、9Mが読みにくく1Mに見えたのかなあと。
手書きなので、9の上の丸い部分が良く潰れていて、1に見える事は良くあるのだが。

いやいや、マトリックス番号の1Mっていうのが実はあるんだよ〜と言う方。
BLUE NOTEのマトリックスについてご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。



nice!(2)  コメント(2)