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穴場へ [廃盤セール]

今日は関内へ。
並んだ人は、歌謡曲の人のほうが多かった。
JAZZはみんな新宿に並んだようだ。

TUBBY HAYESという人。
とても人気が高いけれど、自分が最初に聴いた盤は、
vibraphoneの入ってるCDで、どうも気に入らなかった。
こうしてセールに並んでいると、長年レコードを聴かれている先輩方々が
いろいろと教えて下さる。
JAZZで全部そろえるのは、はっきりいって困難極まりないため、とても参考になる。
TUBBY HAYESの盤でも、自分に合うのはこの盤だとピンポイントで教えて下さる。
流石である。

L1035794.jpg

この盤は以前教えて頂いた盤で、Paul Gonsalves目当てでGetした盤なのであるが、
TUBBY HAYESの演奏がなかなか良い。
ヨーロッパ盤のTenor Madnessという感じ。
ペットがJimmy Deucharで、Columbia盤で音もかなり良いときたら、やはり買うしかない。
今回この盤綺麗なのが出ていたが、売れているみたい。

今日の自分はBrilliant一枚をGet!。
40年以上JAZZをやっている大先輩がFONTANAのこの盤は、若干くすんだような音だけれど、
これでOKなんでとアドバイスを下さった。
この方はBLUE NOTEも何番辺りからはSTEREOのほうが音が良いとか、
比較されているし、BLPの何番が特に音が良いと教えて下さる。
流石である。

やっと入手できた盤。
帰って早速CDとの聴き比べ。
比較して思ったのが、CDの完成度の高さ。
CDはSTEREO盤で、鋭い音が入っている。帯域も広くこれはこれで申し分ない。
やはりヨーロッパはマスターの状態や管理が良いのであろうか。
これしか知らなければ、これで満足であろう。
一方レコードの場合は、若干帯域が狭くなる気もする。
圧倒的に違うのは、演奏の向こうに曲のタイトルのイメージが浮かんでくること。
まあ、完全な思い込みなのであろうが...
CDは勢いはあるんだけどね。何かが物足りないんだよなあ...

というわけで、関内はやはり穴場。
少し遅く行ってもお宝にありつける。
あと査定をちゃんとしているように思う。
どこぞやは、B+といいながら、全然Bのときが多いけれど、
ここは結構厳しくしてくれている気がするので、いつも安心。

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seibo

先日同じ馬車道で600円でホレスシルバーのCDを買いました。といっても
1996年!という新しい録音のもの。
サックスがマイケルブレッカーでドラムも僕の好きなルイスナッシュという新しい組み合わせが面白そうだったので!
これが正統派で想像以上になごみます。CDの中古は安いのがいいですね。

by seibo (2015-12-15 21:37) 

ハンコック

seiboさん おはようございます。
1996年で正統派の演奏とは!
それは、是非聴いてみないですね。
こちらは、未だに1955年から1965年のUSハードバップばかりで、
しかもEAST寄りのものばかりを
聴いておりまして、まだここから抜けきれません。
やっとWESTをちょこっと聴き始めた程度です。
井の中の蛙大海を知らずと言いますが、
もっと広いJAZZの世界が待っているのですよね!
まだまだJAZZの楽しみは続きそうです!

by ハンコック (2015-12-16 05:54) 

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