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JAZZ三昧 [1958年]

コロナは広がっているし、結構雨も降ってたので、
今日は一日中JAZZ三昧。

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イギリスのドラマー、Tony Kinsey。
どちらかというと、テナーのBob Effordに惚れて手に入れた盤。

ウィキペディアによると、Ronnie Ballと親交が厚かったよう。
Tybby HayesやRonnie Scottなどと共演している。
当時のUK JAZZを盛り上げた一人であったのだろう。

DECCAのオリジナルは凄い音なのだなあと納得させられた盤。
オリジナルの鮮度とBob Effordの吹きっぷりがたまらない。
Satin DollやI didn't know what time it wasなどが入っているのも好盤の理由。
トランペットのLes Condonがしっとりと歌い上げる。
こういう訴えかけてくるトランペットの柔らかさがレコードにはある。

B面は、Kinseyのドラムテクを堪能できる。
ズドン・ドスン・バタンとリアリティのあるドラムを、
これはうちのスピーカーだから出せる音であろう。

KinseyはDECCAから近いメンツでもう一枚出しているが、こちらの盤が良いらしい。
こちらも、いつかは手に入れたい。

いやあ、DECCAのオリジナルもなかなか良いね!

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Tubby Hayes & Ronnie Scott / The Couriers Of Jazz [1958年]

Tubby HayesとRonnie Scottは、Couriersというタイトルのアルバムを多く出しているので、
分かりにくいのですが、その中の一枚です。
中でもTempoから出ている盤はどれも名盤で、澤野さんからもリリースされていて、
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ここで紹介する盤は、これらとは別の盤なのですが、
音も内容も良かったのでメモしておきます。

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最近視聴して良かったので買ってみました。
UKジャズは、ユニゾンにバトル、ソロと楽しめますね。
PianoをTerry Shannonがやっているのも安心。
Tempoの盤は、どれも高騰しているので、なかなか手を出せませんが、
こちらは安価に入手できます。

完オリは、Londonレーベルから出ている盤となっているようですが、
あちらは1960年リリースで、手持ちのアメリカ盤のCarltonの盤は、
1958年のリリースとなっています。
先に出たほうがオリジナルという見方もできそうなんですが、
録音がイギリスなので、Londonのほうが完オリになるんですかね。
この辺り、詳しい方、書き込みお願いします。

まあ、細かいことは置いといて、このCarlton盤はMONOの溝有なんですが、
なかなかいい音しますよ。
見つけたら、是非Getしてみて下さい。

という訳で、Mirageをどうぞ。



どうでしょうか。夏の熱さを吹き飛ばしてくれそうな、
スリリングな演奏ではなかったでしょうか。

もう一曲。
George Wallingtonでお馴染み、大好きなIn Salahです。



そういえば、TUBBY HAYESの未発表盤がリリースされました。
皆さん買われました?
早く買わないと無くなりますよ。
ではまた。

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jazz sur seine / barney wilen [1958年]

バルネがパリで吹き込んだ盤。

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バルネの中ではRCA盤やTILTやQURTETが超高額になっているが、
このPHILIPS盤は、そこまでではない。
小生としては、内容は超高額盤に引けを取らないと思っている。
某レコード店にずっとあって狙っていたのだけれど、遂に入手した。
MJQのメンバ(といってもJOHN LEWISは参加していないのだけれど)と
一緒にやっている。Milt Jacksonがピアノを弾いているのだけれど、
やっぱり聴かせるこつを弁えている。楽器が違っていても違和感なく聴ける。

CDだとこの壁紙のジャケになっている。
CDののジャケのほうが良いね。


しかしBarneyは20歳と若いのに凄い演奏をするね。

Double Bass – Percy Heath
Drums – Kenny Clarke
Piano – Milt Jackson
Tenor Saxophone – Barney Wilen
Recorded February 13 and 14, 1958 in Paris.

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Hank Mobley / Peckin’ Time [1958年]

もう何も言うことはないでしょう。
というか自分には、とやかくいう力はありません。
1958年にこのような演奏が繰り広げられていたという証。

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数あるBLUE NOTEのジャケットの中でも、かなりお気に入りの部類に入る。
運よくオリジナルを入手できたので、
これまでも、そしてこれからも長く大事に聴き込んでゆきたい。
今こうして聴けることに感謝。

Mariano Charlie / Beauties Of 1918 [1958年]

今日は、休み。
選挙結果を眺めた後、Mariano CharlieやRichard WilliamsやArt Farmerの盤を聴いておりました。

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政治のことは、殆んど分かりませんが、
改憲勢力が2/3を超え、公明党が議席を伸ばす結果となったようですね。
今回争点の2/3の意味が分からず投票した人も多かったようですが、
良く言えば、9条改正には反対だけれど、憲法改正と経済的な安定を求めた結果なのかなと
受け止めました。
悪く言えば、なんとなく人気のある芸能出身者に入れたか、
野党で入れるところが見つからなかったということでしょうか。
憲法改正は、最終的に国民投票になるでしょうから、
EUみたいにはならないようにしたいですね。



Beauties Of 1918は、Mariano Charlieは勿論、
Jerry DodgionやVictor Feldmanの演奏も気に入ってます。
1958年という年代のハードバップを、自分はやはり好きなんだなと思います。
こういうマイナーだけれど良い演奏の盤は長く聴けるなと思います。

そういえば、どこかで、政治について詳しく理解しつつ、
今の暮らしにさほど不満もない人が、
「どうせどの政党に入れても、そんなに変わらない。
政策を実行するのは官僚だし。」ということを言っていた。
だから選挙には行かないとのことだった。
もっともだなと納得してしまった。
まあ、うちにゆっくりJAZZも聴けるし、撮りたい放題写真も撮れてるし、
特に不満がないと言えばないしなあ。

HAROLD LANDの盤を聴く [1958年]

久しぶりに引っ張り出したHAROLD LAND。
Harold in the Land of Jazz。
Comtemporaryのオリジナルは、重厚な音で眠っていたウーファーが
動き出してくれるような感じ。

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この人やSONNY STITTみたいな硬派なサックスは、長きに渡り聴けるような気がする。
Leroy VinnegarやCarl Perkins、Rolf Ericsonなんかが参加してて自分は好き。
Carl Perkinsの溜めのピアノが良いね!

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Leroy Vinnegarのウォーキングベースがなんとも重厚さを醸し出している気がする。
ちょっと他のベーシストとは違う演奏。
ちょっと、ねちっこい気もするが...

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写真は、もう散ってしまったが、大岡川の今年の桜。