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ここまで鳴ってくれるLUMIN [オーディオ(PCトラポ)]

お借りしている身分で恐縮なのですが
拙宅の環境だけで鳴らすのは勿体無いと言うことで、
チューバホーンさん宅にLUMINを持ち込ませて頂き
検証することにしました。
耳が良いチューバホーンさんにお墨付きを貰えるか、
はたまたダメ出しを喰らうか怖い所ではありましたが、
ここは自分の耳を信じて、敢えて持ち込ませて頂きました。

L1052534.jpg

オーディオは毎度のことながら、機材についての評価は
賛否両論分かれます。
絶賛されている方もいらっしゃれば、同じ機材なのに駄目だしされていたりと。
ようはあまり参考にならないということなんですかね。
周りの機材も違えば聴くソースも違う。
はたまた感性も違うということなのでしょう。

LUMINを酷評されている方も多数いらっしゃいますよね。
それはさて置き、拙宅では高評価となったこのLUMINをチューバホーンさんの
お宅で聴くことができるとは。
これはまたとない大チャンス。
心がウキウキします。

チューバホーンさんはパワーアンプをFIRSTWATTに変えられたと伺ってるいましたが、
聴かせて頂くのは今回が初めてです。
小生もPASSのアンプを使っていた時代があり、
何となくこういう音なのかなあと想像していた部分はあります。
しかし、聴かせて頂いた音は私の知るネルソンパスの音ではありませんでした。
とても素直な音ですね。
そしてS/Nが高く見通しがとても良い。
それからなんとDACも新しくされておりました。
そして聴こえてきた音楽は音に芯があり、鮮度が高くリアリティが凄い。
これは、LUMINに変えてもあまり変わらなそうだなと心配になりました。
それほどまでに完成された音です。
さだまさしの盤はお邪魔する度に聴かせて頂いてますが、
今回が最高かなと思いました。
色々な音源を一通り聴かせて頂いた後、
この完成度ならそんなに変わらないと思いますよと
念を押した上で、LUMIN,NAS,ルーター.SSDをそれぞれ接続します。
そしてLUMINからoさんDACにUSBケーブルで接続し、セッティング完了です。

さあ、いよいよLUMINを再生します。

今日の試聴の流れで
Sarah Vaughan - I didn't know what time it was
をCDで掛けて頂いていました。
そして今回レコードをDSD5.6Mにしたものと家にあるCDを
AIFFにリッピングしたものの両方を用意してきています。
まずチューバホーンさんのCDを掛けて頂き、
次にLUMINでAIFFやDSD5.6Mを再生し、CDより良い音が出てきたら目論み通りです。

まず、AIFFをLUMINで再生すると。
うん?
なんだか音が大人しい。
マスタリングが違うのか、はたまたUSB基板がエージングされていないのか?
それではと直ぐにDSD5.6Mで再生します。
すると。
うん?
これまたAIFF同様に大人しい音が出てきました。
あれ?
期待していた音より全然駄目です。
あ〜あ、ガッカリです。
やはりチューバホーンさんの現状のサウンドはかなりのレベルに仕上がっており、
LUMINを持ち込んだ程度では叶わないのかなあ。
そう話していました。
私はすっかり意気消沈してしまいました。
取り敢えず、他の曲も掛けてみましようかと、
皆さんご存知のダイアナクラールのNo Moon At AllのWAVをかけてみました。
この曲は拙宅で聴いて、これまで無いほどのベースのリアリティ。
そしてほぐれたベースの鳴り方で仰天した曲です。

これもダメかなあと、ダメ元で掛けてみました。
するとどうでしょう。
チューバホーンさんがすぐ様反応されました。
これは!
凄い!
この古いタンノイのスピーカーから、物凄いリアリティのあるベースサウンドが!
これだ!これこれ!
この音ですよ!

じゃあ、さっきのサラボーンのは何だったのでしょうか?
やはりマスタリングが違うからということになりました。
サラボーンのように有名な盤であれば何度も再発されている可能性があるので、
マスタリングが違うことはかなりの確率であると思われます。
ではDSD5.6Mのサラボーンがイマイチだったのは、何でだろう?
私の中である一つの仮説が立てられました。
それはこのDSD5.6Mのファイルは今回の訪問に際し、
うちのレコードから急遽落としたものです。
同じタイミングで竹内まりやもレコードから落としました。
ひょっとすると、このときのレコードプレーヤーの調整がイマイチで、
できたDSD5.6Mもイマイチだったのではないかと。
それではというとこで、同じタイミングで作成した竹内まりやのDSD5.6Mを再生します。
やっぱりかあ。
やはり、イマイチな音です。
やっぱりかあ、拙宅のアナログの調整しくってたかあ。
しかし、チューバホーンさんのシステムでは、調整がかなりのレベルまで
追い込まれており、拙宅のアナログの調整具合まで、
バレてしまいました。恐るべしです。

それでは、ということで、別の機会にレコードから落としたバルネのベサメムーチョの
DSD5.6Mのファイルを準備してましたので、
これを再生してみました。

すると。


こ、こ、これは凄い!
遂に出ましたよ!遂にこの音が!
DSD5.6Mの凄さがチューバホーンさんにも直ぐに伝わったようです。
PCMとの圧倒的な違いに驚かれていました。
チューバホーンさんのかなりのレベルまで追い込まれたシステムから、
仰反るようなバルネの物凄い演奏が再現されています。
オーディオやってて良かったあ。
この快感が堪らないんですよね。

LUMINでならすDSD5.6Mの凄さが伝わったようです。
この音を誰かに聴いてもらいたくて準備した甲斐がありましたよ。

続いていつもかけるキャノンボールアダレイのサムシンエルスから枯葉です。
こらはアナログを何度も調整を重ね、拙宅のベストコンディションで
落としたDSD5.6Mのファイルです。
勿論オリジナル盤から落としています。
これを掛けました。

キターーー!
きました!
遂にオリジナルらしい鮮度あるこの上ない音が出ましたよ!
この音なら文句ないでしょうと言わんばかりの良い音が出ました。

比較のために、マイルスのリラクシンのCDを掛けて頂きました。
すると、やはりマイルスのトランペットの音がかなり荒く聴こえてしまいます。
DSD5.6Mではもっと表現力豊かに弾いているように聴こえます。
ぽん置きしたLUMINで、この違いに今度はチューバホーンさんが落胆されていました。

遂にチューバホーンさんのDSDの扉を開けてしまったようです。

というわけで、今日の目的はなんとか達成されました。
続いて、LUMINに繋いだSSDから再生する方が音が良いのか、
NASから再生するほうが音が良いかです。
拙宅やおじさんの環境ではNASのほうが有利との結論で一致しています。
まあ、SSDの種類やSSDに繋ぐケーブルでも音が変わるので、
一概には言えませんが。
音の違いがよく分かるチューバホーンさんのシステムではどうなるでしょうか。
結果は大きく差が出ました。
やはり、NASのほうが良い音ですね。
SSDだとしっとりした感じが薄れて、
音の芯が無くなり、音が散漫になってしまうようです。
ここでは、断然NASだねということになりました。
拙宅では僅かな違いしか感じませんでしたが、
やはり調整の行き届いたシステムでは違いがよく分かりますね。

というわけでLUMINで鳴らすDSD5.6Mの圧倒的なサウンドを堪能できた
貴重な経験となりました。
このサウンドをお聴きになれなかった方々には、
本当に申し訳なく思います。
是非追い込まれたシステムでお聴きになられてはと思います。
貴方のDSDの扉を開く日も近いかも。

その後の情報では、LUMINはいくつかモデルが出ていますが、
いろいろな機能をそぎ落として、再生に特化したU1 MINIが良いようです。
まあ、この音の良さはチューバホーンさん宅や拙宅で聴いて
個人的には納得した音ですので、買うならU1 MINIですね。

私の周りでは、MFPCを導入された方がいらっしゃいますが、
やはりパソコンに詳しくないとできませんが、
LUMINはネットワークに繋ぐだけで、しかも良い音で聴けるので
個人的にはこちらをお勧めしたいです。

というわけで、長らくお借りしていたLUMINはおじさんのもとへ返っていったのでした。

チューバホーンさん、おじさん、
この度は貴重な経験をさせて頂き、
本当にありがとうございました。

とても楽しませて頂きました。

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DLNAサーバを構築 [オーディオ(PCトラポ)]

今回LUMINをお借りすることができ、いろいろとテストを行っているのですが、
やはりLUMINにSSDをつないだ場合とNASからもってくる場合とでは、
どちらが音が良いか確かめたくなりました。
そこでうちのNASを使って実験することに。

L1052533.jpg

拙宅のraspberry piにはもともとNASが入っています。
いつもファイル共有で使っていたのですが、このNASをLUMINから見ようとすると全然見れません。
PCオーディオに疎い小生がやっと重い腰を上げ、このあたりの原因を探ることに。

な、な、なんと、一般的に言われているNASとはファイル共有のことではなく
DLNAのことだったのです(悲)。
ひと昔前までNASといえばWindowsのファイル共有やSambaというものでした。
これが今ではDLNAやUPnP、OpenHOmeという言葉が用いられるようになり、
何が何だか分からなくなっているではありませんか。

LUMINをお借りしているうちに何とかSSD VS NASを試してみたい!!!
そんな強い思いでDLNAを動かすために、重い腰を上げたのでした。

ひと昔前はNASといえば、Windowsでネットワーク越しにフィルをやりとりできるように
NASが用いられていました。
うちも大量のDSDファイルや写真を扱うため、6TBのHDDを使っています。
これをネットワークにつなげています。
ひと昔前は6TBのNASなんて売ってなかったので、自分でRaspberrypiに
Sambaをインストールし、NASにしていたのです。
そのままときは過ぎ、I/Oデータなどパソコンやオーディオを扱うメーカーから
NASが登場するのですが、このあたりからUPnPの規格を用いたDLNAサーバが入った、
音楽ファイルやビデオファイルを公開/共有するための仕組みが用いられ始めたようです。
今では、お店に売っているNASはほどんどがDLNA対応みたいな文言が入っているようです。
このDLNA対応ならLUMINからも問題なくつなげることができると思われます。

拙宅の話に戻しますと。
まず、拙宅のRaspberrypiには、DLNAサービスが入っていました。
ようはLimuxですから、設定ファイルを書いて起動すればそれで済むのですが、
なんとDSDに対応していないことが判明。
もう、数年前には、既にこいういうことが判明していたようです。
小生の時代遅れを感じてしまいました。
レコードばかりを聴いていた付けですね。

この問題は、DSDでDLNA対応する人は避けては通れないらしい。
でも世の中には親切な方がいらっしゃって、すでにDSD対応をしたDLNAの
ソースを公開していただいておりました(感謝)。

ネットからこのソースをダウンロードし、拙宅のRaspberrypiに導入してみることにしました。

以下、その奮闘記となります。

まずやる前に、ラズパイの容量が足りなくなったので、以下の手順で容量を拡張。
sudo fdisk /dev/mmcblk0

Device Boot Start End Sectors Size Id Type
/dev/mmcblk0p1 8192 532479 524288 256M c W95 FAT32 (LBA)
/dev/mmcblk0p2 532480 7700479 7168000 3.4G 83 Linux
Linux領域が3.4GBしかありません。
いったん、/dev/mmcblk0p2 を削除。

Partition type
p primary (1 primary, 0 extended, 3 free)
e extended (container for logical partitions)
Select (default p): p
Partition number (2-4, default 2): 2
First sector (2048-31116287, default 2048): 532480
Last sector, +/-sectors or +/-size{K,M,G,T,P} (532480-31116287, default 31116287): 31116287

Command (m for help): w
The partition table has been altered!

sudo reboot

sudo fdisk -l

sudo resize2fs /dev/mmcblk0p2
しばらく時間がかかる。2、3分くらい。
dfで容量が増えたことを確認。


ここからDSD対応のDLNAサーバを構築する。
minidlna-1.2.1-dsd.zipをダウンロードし解凍する。
chown -Rf pi:pi minidlna-1.2.1-dsd
cd minidlna-1.2.1-dsd
pi@moode:~/minidlna-1.2.1-dsd $ ./autogen.sh
./configure
sudo apt-get update --allow-releaseinfo-change

このあたり、libjpegがないと怒られるので、がちゃがちゃやってます(悪しからず)。

sudo apt-get install autoconf
sudo apt-get install libavcodec-dev libavformat-dev libavutil-dev libflac-dev libvorbis-dev libexif-dev libjpeg-dev libsqlite3-dev libid3tag0-dev libogg-dev

sudo apt-get install yum-config-manager
sudo apt-get install libjpeg
./autogen.sh
./configure

make
sudo make install

こちらが古いminidlnadサーバ
/usr/sbin/minidlnad -f /etc/minidlna.conf

新しいDSD対応のminidlnadサーバ
/usr/local/sbin/minidlnad -f /etc/minidlna.conf

/etc/rc3.d/S02minidlnaを追加。
#!/bin/sh
/usr/local/sbin/minidlnad -f /etc/minidlna.conf
sudo chmod 755 S02minidlna

確かK01minidlnaの中の
/usr/sbin/minidlnadを
/usr/local/sbin/minidlnadに書き換えた。

sudo vi /etc/minidlna.conf

内容は下記の通り
user=minidlna
media_dir=A,/var/lib/minidlna/music
db_dir=/var/cache/minidlna
friendly_name=NAS2
notify_interval = 10

chown -Rf minidlna:minidlna /var/cache/minidlna

DBを更新する際には、
いったんminidlnadをstopして、
sudo -u minidlna minidlnad -R -d
を投入する。

この後、iphoneのLUMINアプリからNAS2を選択し、
オプションからミュージックライブラリのリロード、
ミュージックライブラリの更新を実行。
以上で、アプリから曲が見えるようになった。


というわけで、一日格闘してなんとかDLNAサービスで、
DSD対応できました。

しかもうれしいことに、Ver1.2.1ではDSFだけではなくDSDIFFも対応されています。
DSDIFFはタグに対応していないので、
iphoneのアプリからフォルダをたどってファイルを指定します。

小生だけかもしれませんが、DSFよりDSDIFFのほうが音が良い気がするので、
拙宅の環境はすべてDSDIFF5.6MHzで保存してます。
ジャケット見れたほうがカッコ良いんですけどね。
まあ、ジャケっとはレコードのがあるからいいか。

というわけで、SSD VS NASを遂行することができました。
一聴した感じではNASのほうが僅かですが音が良い印象。
SSDのほうが若干音がうるさい感じ。雑味があるような。
NASのほうがしっとり滑らかな印象。
まあ、拙宅だけの話と思われますが。
SSDに使うUSBケーブルやSSDの型番などによっても音が変わりますから、
参考にはならないと思いますが、あくまで拙宅の今の環境ではという話です。
長々とご覧くださり、ありがとうございました。
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Lumin試聴 この感動を誰かに伝えたい! [オーディオ(PCトラポ)]

お借りしているLuminを一日中聴いてます。
拙宅のラズパイとESS9018のDACとの組み合わせと交互に鳴らしてみました。

image0.jpg

まず初めにLuminとDAC X-12をI2S接続し、
今最も高性能と思われる組み合わせで聴いてみました。
ソースは、SSDに格納し、LuminにUSBで接続しています。
LuminもDAC X-12も110V仕様です。
トランスを噛ませて110Vで鳴らしました。
一聴していい音です。
やはり分かりやすいのはボーカルものですね。
いつも聴くSarah Vaughan - Crazy And Mixed Upから。
ソースは2つ用意しました。
レコードのPablo盤をDSD5.6M DSDIFFに落としたファイルと
CDをAiffにリッピングしたものです。

小生がデジタルに求めるのは、アナログ的なキレと柔らかさ、低域の解像度、締まり、
艶、しっとりした感じなど。

まずは、Sarah Vaughan - Crazy And Mixed UpのDSD5.6MHzから。
この再生が良ければ問題なしなのですが。


おおっ。これは。
す、す、凄い。
拙宅のアナログの音を踏襲した良い音がしてきました。
まず、音に締まりがあり、カーテンのベールが一枚剥がれたように、凄い鮮度です。
バックのピアノの高音など、素晴らしい響き。
Luminのネットワークトランスポートとしての完成度の高さが良くわかりますね。
やはり評判通りのポテンシャルの高さです。

続いてAiff形式のファイルを再生。
もちろんレコードとマスタリングの違いがあるので一概には言えませんが、
やはり聴いてみると拙宅のラズパイのシステムの似たような音がします。
ただ鮮度はLuminのほうが良いという印象。

先のDSDはやはりかなりアナログを踏襲したような音です。
こうなると、もう今の時代はDSDしか聴きたくなくなります。

続いて、Diana KrallのNo Moon At All です。
こちらはWAV形式。
これは、ベースの締まりがこれまで拙宅で聴いたことがないくらい凄い。
ぼわつかず、そしてよく弾みます。聴いていて楽しい。
そして鮮度がやはり拙宅史上最高です。
これはやはりLuminが凄いのか。

ここまではDAC X-12で鳴らしました。



続いて、いったん耳を拙宅のシステムに戻そうと思い、
ラズパイ+拙宅のESS9018のシステムへ変更。

Sarah Vaughan - Crazy And Mixed UpのDSD5.6Mとaiffを聴いてみる。
拙宅ではDSDは、DACがDSDネイティブに対応していないので、
192にダウンコンバートされてしまいます。
これで聴いてみると、やはりいつもの音で、Luminを聴いた後だと
カーテンのベールが一枚掛かってしまったような音。
ピアノの広域やハイハットの音など、硬質な感じがLuminに比べるといまいち出ていない。


それでは、拙宅のESS9018のDACでも良い音で聴いてみたい。
また、ラズパイ VS Luminではどうかなと。
というわけで。
ラズパイをLuminへ変更。
Lumin+拙宅のESS9018のDACで聴いてみることに。
接続はI2Sはできないので同軸デジタル接続。
拙宅のDACがDSDネイティブに対応しておらず、やはりDSDの再生はできませんでした。
そこで、Diana KrallのNo Moon At All のWAVを再生します。

するとやはりラズパイより鮮度が高く感じる。
ベースの弾力や締まりがあり、演奏スタイルが良くわかる。

それではと、柴田淳のFlac 96kHzのファイルがあったので、掛けてみた。
おお~、いいねえ。
柴田淳の存在感。そこで歌っているような感じが、過去最高に表現されているように感じる。
良い音!ゾクゾクしてきた。

というわけで、やはりLuminのポテンシャルはかなり高いという印象です。
特にDSD5.6MHzのポテンシャルはかなり凄そう。

まだ暫くお借りできそうですので、じっくり検証しようと思います。

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Luminがやってきた。 [オーディオ(PCトラポ)]

ネットワークトランスポートというのが最近の流行りとなってきました。
小生の師匠でもあるおじさんにお願いして、
Luminをお借りすることができました。

ひと昔前は、パソコンに詳しくなければこの手の製品を
使いこなすのは至難の業でした。
しかし最近では、iphoneにアプリを入れるだけで、
すぐに再生できるようになっていますね。

L1052533.jpg

これまで、ラズパイでDSD5.6MHz を192にダウンコンバートして
鳴らしていましたが、ついにDSD5.6MHzのネイティブ再生ができるようになりました。

image0.jpg

Luminを暫くお借りすることができましたので、
じっくり楽しみたいと思っています。

DSD5.6MHzのネイティブ再生の真価は如何に!

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DSD三昧 [オーディオ(PCトラポ)]

今週末は、DSD三昧です。

L1050171.jpg

久しぶりに配信サイトを見てみると、BLUE NOTEの名盤がDSDで配信されますね。
これまではコンピレーションアルバムだけでしたが、
オリジナルのアルバムとしてリリースされてます。
既に主要な20タイトルくらいがリリースされています。

L1050191.jpg

コンピレーションの方はだいぶ前にダウンロードして
聴いてみましたが、レコードとはマスタリングが違うせいか、
やはりレコードの方が好みだと思いました。
なので今回のタイトルのはダウンロードする気にはなりませんが、
やはりDSDの波は確実にやってきていると感じた次第です。
レコード持ってない人は、CDに比べるとだいぶアナログに
近いと思いますし、聴いてみるのも良いのでは。
http://www.e-onkyo.com/search/search.aspx?qua=896&q=JAZZ&ap=4



それから、DSD11.2MHzのファイルをダウンロードしてみました。
ハードバップはやはりレコードですが、最近の録音やボーカルものは
DSDでも良いかなと思っている次第です。

L1050200-2.jpg

拙宅の環境はまだDSD11.2MHzまで再生できる環境ではありませんが、
192kHz/24bitに変換しながら聴くことができます。
拙宅のオーディオ環境では、これでもDSD5.6MHzのソースから192kHz/24bitに変換したものと
DSD11.2MHzから192kHz/24bitに変換したものとでは音が違うことが良く分かります。
ボーカルのしなやかさが増したり、5.6MHzのほうが少し乾いたボーカルだなとか。
中域の音の滑らかさがやはり違いますね。
まあ、5.6MHzでも大分滑らかなんですけどね。
しかし、これからDSD11.2MHzのファイルがだんだんと増えていくのでしょうね。
時代の流れには逆らえない。

L1050202-2.jpg



久しぶりにMoOde Audio Playerでググったら、バージョンがアップされているでは
ありませんか。
一時有料となっていましたが、また無料になっていました。
http://moodeaudio.org/
MoOde4.3を早速ダウンロード。
VolumioやRuneも使いましたが、音的にMoOdeが一番好み。
音が良いと思うんですけど。皆さんいかがでしょうか。
ググったら、古いバージョンより更に音が良くなっているようです。
皆さん是非お試しあれ!

L1050220-3.jpg

という訳で、早速インストールしました。
NASに接続しようとすると、
「share cannot be blank」というエラーが。
同様の事象が他の方でも発生しているようですね。
対処として、SSHでログインし、mouttabを書き換えることに。
でも、まずSSHにログインで失敗する。
調べてみると、古いバージョンでは、
ID:pi  Pass:raspberry
でしたが、
バージョン4.3は、
ID:pi  Pass:moodeaudio
となっているようです。
無事にログイン成功。

L1050225.jpg

ここで/etc/fstabを修正。
sudo vi /etc/fstab
以下の1行を/etc/fstabに追加。
//192.168.XX.XX/USB /mnt/NAS cifs username=root,password=
リブート。
後は、musicタブにNASが表示されるので、これで完了です。

あと、MPD Configで、Volume controlがSoftwareになっているのを
DisableにしてOK。

L1050228.jpg

という訳で、無事にMoOde Audio Player 4.3をセットアップできました。

古いバージョンでは、DSD11.2MHzのファイル名がMoOde Audio Playerの
画面に正しく表示されない問題がありましたが、
v4.3では解決されているようで、正常に表示されました。

偶にNASアイコンが消えることがありますが、
configureメニューのsoucesからMPD database UPDATEを実行すると
NASアイコンが表示されるようになります。

最後に、今回の写真は、北鎌倉の円覚寺と東慶寺で撮ったものです。

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MOODE Audio Player [オーディオ(PCトラポ)]

拙宅のRaspberry Piでは、
MOODE Audio Playerを使っている。
先日、突然動かなくなったので、
原因を調べていたのだが、まったく分からず。

L1049542.jpg

使えないのは困るので、再セットアップを実行することに。
バックアップからリカバリして、以下の設定を行った。

Configure - Audio
I2S audio device:Hiberry Digi(Digi+)

Configure - MPD
Volume control:Disable
DSD over PCM (DoP):No

Configure - Sources
Source Name:DSD
Fileshare protocol:SMB/CIFS
IP Address:XXX.XXX.XXX.XXXX
Remote Directory:usb
Username:root
Password:

以上で設定は終わり、無事に回復できた。

以下のコマンドで、鳴っているサンプリングレートなどを確認。
pi@moode:/proc/asound/card0/pcm0p/sub0 $ cat hw_params
access: RW_INTERLEAVED
format: S32_LE
subformat: STD
channels: 2
rate: 44100 (44100/1)
period_size: 4410
buffer_size: 22050


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家の環境はDSDで鳴っているのか? [オーディオ(PCトラポ)]

昨日書いた記事で、Volumio2にしてからDSD5.6MHzが再生できるようになったので、
何故かと思って調べてみた。


SSHでVolumioのIPアドレスにアクセス
ID:volumio Pass:volumio ・・・デフォルトはこれで行けるはず。

___
/\_ \ __
__ __ ___\//\ \ __ __ ___ ___ /\_\ ___
/\ \/\ \ / __`\\ \ \ /\ \/\ \ /' __` __`\/\ \ / __`\
\ \ \_/ |/\ \L\ \\_\ \_\ \ \_\ \/\ \/\ \/\ \ \ \/\ \L\ \
\ \___/ \ \____//\____\\ \____/\ \_\ \_\ \_\ \_\ \____/
\/__/ \/___/ \/____/ \/___/ \/_/\/_/\/_/\/_/\/___/

Free Audiophile Linux Music Player - Version 2.0

C 2015 Michelangelo Guarise - Volumio Team - Volumio.org


Volumio Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
volumio@volumio:~$ su
Password:volumio
root@volumio:~#


ここで、以下のコマンドを入力すると、出力中のサンプリング周波数などの情報が出力されます。
root@volumio:~# cat /proc/asound/card1/pcm0p/sub0/hw_params
access: RW_INTERLEAVED
format: S16_LE・・・・・16bitで鳴っている。
subformat: STD
channels: 2
rate: 44100 (44100/1)・・・・・44.1kで鳴っている。
period_size: 4410
buffer_size: 22050
root@volumio:~#


ここで、DSD5.6MHzのファイルを再生した状態で、以下のコマンドを入力すると。
root@volumio:~# cat /proc/asound/card1/pcm0p/sub0/hw_params
access: RW_INTERLEAVED
format: S24_LE・・・・・24bitで鳴っている。
subformat: STD
channels: 2
rate: 192000 (192000/1)・・・・・192kで鳴っている。
period_size: 16384
buffer_size: 65536
root@volumio:~#

というわけで、VolumioのGUIの画面にはDSD5.6MHzと表示されていますが、
実際にはPCM 24bit/192kで鳴っているということが分かりました。

ラズパイ → I2S → 同軸デジタル PCM 24bit/192k → O-DAC → DSD 11.2MHz → アナログ信号
という流れになっています。

お騒がせしました~。

更に
ラズパイ → USB → コンボ384 → O-DACという流れの場合には、

root@volumio:~# cat /proc/asound/card5/pcm0p/sub0$ cat hw_params
access: RW_INTERLEAVED
format: S32_LE
subformat: STD
channels: 2
rate: 352800 (352800/1)
period_size: 32768
buffer_size: 131072
volumio@volumio:/proc/asound/card5/pcm0p/sub0$

という結果となりましたので、DSDで行っているようですね。
良かった良かった。

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Oさん製作のDAC [オーディオ(PCトラポ)]

拙宅で使っているDACは、
ESS社ESS9018と旭化成のAK4137というのを使っています。
最近ラズパイのソフトウェアをMoode Audio PlayerからVolumio2に変えてみました。
それで分かったのは、DSD5.6MHzのファイルを再生できているということ。
これまではできないと思っていたのですが、
まあ、理屈は分からなくても動いてくれれば問題ないのですが...

RIMG0146.jpg

そこでAK4137のマニュアルをダウンロードしてみました。
そこには、

□DSD
Input Sample Rate Range(FSI):2.8224MHz~12.288MHz
という記述はあります。
なのでDSDだと2.8224MHz~12.288MHzは行けるということなのでしょうけれど。
ただし、Oさん製作のDACは入力がいくつかあります。
同軸デジタルとかUSB入力(コンボ384経由)があります。
このどちらも2.8224MHz~12.288MHzに対応しているかというと、
そうでもないかもしれないし。
USB入力(コンボ384経由)のほうが先日Oさんにも来ていただいて、
DSD2.8MHzに対応していることは動作確認済みなんですが。
う~ん、この辺りの仕様が良く分かりません。
マニュアル読める知識ないしなあ。

RIMG0147.jpg

とりあえずは、Volumio2でDSDが鳴っているという事実があるだけです。
Volumio2の画面には、5.64MHz 1bitと表示はされていますが、
内部でどのように動いているのか分かっていない状況。
試しに同じアーチストの曲をPCMとDSDの両方準備して
聴き比べてみました。
確かに音は違います。
ということは、やはりDSD5.6MHzで流れているのかなあ。

ということで、この辺り詳しい方、コメントをお願いしますね。

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MUSES01を入手した。 [オーディオ(PCトラポ)]

やっと入手した。
みんなが台風の中、急ぎ足で家に向かう中、
自分は秋葉原に直行した!
今日、店頭にオペアンプのMUSES01が入荷したからだ。
毎日チェックしていたら、昨日やっと入荷したようだったので、
確認したら、今日が入荷日だった。

RIMG0603.jpg

急いで買って帰り、繋いでみた。
結果は、やっといい音が出てきた!
KORGのほうが全然良い感じだったのだが、ここまで来るとなかなかだなあと思う。
DSDIFF → ubuntu + wine + foobar2000 → PRODIGY CUBE → 390SL → ML1 → 23.5L → WATT3・PAPPY2

やっぱりWAVよりDSDIFFのほうが大分音がいい。
デーモンでDSDIFFを聴けるようにしたら、また音が一段と良くなると思うのだが...
PCの設定が大変で...

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PCトラポ Samplitudeで聴いてみました。 [オーディオ(PCトラポ)]

今日は月が綺麗でした。
友達に誘われて散歩してきたのですが、涼しくて気持ちよかった。
最近気温差が激しいので、風邪引かないように気をつけましょうね。

さて、早速、Samplitudeで聴いてみました。
とりあえずインストールしてから、「System Options」-「Audio System」の
「Driver System」をMMEからASIOに変更。
「ASIO Device:」に「ASIO4ALL v2」を選択したら結構音がいい感じ。
今日はSONY MDR-CD900STで聴いているけど、
明日はメインシステムに入れて、SCD1と聴き比べてみようかなあ。
EACでリッピングした曲を聴いているけど、Samplitudeでもリッピングしてみようかなあ。

最近は、毎日LisaのSeagullsを聴いているのですが、このラッパの微音が
PCトラポで聴くとちょっと変に聴こえてしまう。
原因が分からないのですが。Samplitudeでリッピングしてみるか。
ちょっとその前に、Samplitudeを使ってCDのオーディオトラックを直接再生してみた。
げ...ラッパの微音のなり方が普通になったみたい。
リッピングによって違うのかな?
ということで、早速SamplitudeでリッピングしたWAVファイルをSamplitudeで
再生してみた。
げげげ...ラッパの微音のなり方が普通に戻ったみたい。
マジで?...
ボーカルもこれまで聴いた中では、艶や色気が出てる感じに聴こえる。
まずは、再生よりもリッピングのほうを慎重にせねばなりませんね。


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