アナログの調整

LUMINがおじさんの元に帰ってしまい、
またアナログな生活に戻った。



拙宅はMONOとSTEREOで装置を分けていて、
MONOのほうはまあまあ調整はうまくいっている。
STEREOもまあまあ調整はうまくいっていたのだが、
盤によってどうもひずみが出てしまう点が気になっていた。



オーディオの先輩方の中には、ユーミンで調整されている方がいらっしゃる。
拙宅ではどうもユーミンは良い音で鳴ったことがない。
それはまだアナログの調整が神の領域に達していないってことなのだと思う。



そこで、暫くユーミンをうまく鳴らすことに重点を置くこととした。

アームの高さ
アームの傾き
針圧
シェルの傾き
シェルとカートリッジを固定するネジの締め具合
カートリッジの向き
インサイドフォース

ざっと上の調整が必要なのだが、凄い音を出されている方は、
これらの調整を毎日のように行われている。

一方がうまくいくと、もう一方がうまくいかないといった具合に、
どこをどうすればピタっと調整がいくのか、まだ分かっていない。



ひずみが大幅に軽減したのは、アームの傾き。
シェルよりも元のほうを若干（0.5㎜）低めにしたときが、歪がだいぶ減った。

それから、カートリッジの向き。これも歪がだいぶ減ったように思う。



このあたりもうまく鳴ってくれるといいのだが。

コメント 5

調整マスターした暁には、ぜへ我が家のも調整お願いします！僕の場合はあまりに難しくてお手上げ状態なので、ものすごく適当なものになっているはず！
by ｓｅｉｂｏ (2020-03-13 22:07) 

楕円針（特に超楕円針）を使用している限り、全ての盤の再生において歪から逃れることは至難の業だと認識しています・・・・盤そのものののCuttingアングルがいい加減ですし、Cuttingレベルも様々、又Cartridgeへの針の植え付け角度も？？です。


by UNICORN (2020-03-13 23:38) 

seiboさん
皆さんのお宅のセッティングなど毛頭ございません。
拙宅の調整もままならない状況でして・・・
アナログの調整は多くの方が途中で断念されていると思います。
ここを乗り越えたごく一部の方が、
その先にある境地をご覧になっているのだと思います。
私もその先の境地を見てみたいものです。
アナログにはその可能性があり、
その境地を垣間見せて頂いた経験がある身としては、
なんとか実践したいところなのですが・・・

by ハンコック (2020-03-14 05:44) 

UNICORNさん
ご無沙汰しております。
昨年は大変お世話になりました。
普通の針だとやはりダメですか。
UNICORNさんが仰ると、説得力がありますね。
でも、SPUに丸針、そして特殊な研磨は、
普通の人では出来ないですし、どうしたものかと・・・

PS:UNICORNさんをお招きしたいとは思っているのですが、
昨年、大変ハードルを上げて頂きましたので、
なかなかお呼びできません。
それでもMONOは何とか再生できてますので、
暖かくなった頃にでもお招きしようと考えております。

それまでにSTEREOの再生に励みたいと思います。


by ハンコック (2020-03-14 05:54) 

楽しみにしてお声掛りを待っています。
by UNICORN (2020-03-14 22:50)