レコードの溝をルーペで見る [オーディオ]
レイカなどのレコードクリーナーから始まり、
アルカリ電解水を使った水洗い。
中性洗剤を使った水洗い。
更に水道水を高除去のフィルターで不純物を取り除いてからの、
中性洗剤による水洗い。
を経て現在、超音波洗浄機による洗浄に落ち着いてきた。
半年程前に超音波洗浄機でノイズが減るのを目の当たりにし、
いつかは超音波洗浄機を入手してしたいと思っていた。
が超音波洗浄機は高価なので、おいそれと入手してできる代物ではない。
毎年この時期から来年3月までは仕事が忙しい。
なのでこの間にお小遣いを貯めておき、来年春ごろに入手できれば良いなと思っていた。
中性洗剤による水洗いでも良い音にはなってきていたので、
入手するまではこの方法で洗浄しようと思っていたのだが。
するとある日GRFさんからご連絡を頂き、
以前お使いだった超音波洗浄機を無償でお譲り頂けることになったのだ。
しかも、送料までご負担頂き申し訳ない思いでいっぱいだ。
水洗いすればするほどに、レコードの音が良くなる事を知ってしまい、
これはいつかは超音波洗浄機を使ってみたいとの思いが日に日に高まっていた。
こんな中、超音波洗浄機をお譲り頂け、嬉しくて嬉しくて、
このところ、暇さえあればレコードを洗浄機している。
GRFさん、貴重なものを本当にありがとうございます。
末長く大切に使わせて頂きます。
超音波洗浄機は、レコードクリーナーでの洗浄と殆ど変わらないとの情報も頂いたりしているが、
接宅のこれまでの経緯と自分の耳で判断した限りにおいては、
やはり超音波洗浄機は持っていた方が良いと判断している。
それで、話は変わるが、先日Phineas NewbornとHampton Hawesのレコードの
気になるチリチリが取れたという記事を書いたが、
本当に取れているのか、ルーペで見てみることにした。
カートリッジの針先の確認にもつかえるので、ルーペを入手したしようと思っていた。
本当は50倍から100倍くらいのルーペが良いそうだが、
スマホで撮影できるという謳い文句にまんまと嵌まってしまい、
100倍から250杯のを購入してしまった。
すると、カートリッジの針先にポイントを合わせるのに相当苦労する羽目に。
高価な割には、倍率デカすぎて使えない。失敗した。
やはりもう少し倍率の低いのも選べるルーペが良いです。
小生が浅はかでした。
それで、折角なので、スマホで撮影できたものをUPしてみた。
まずは先日の2枚のレコードの溝をルーペで拡大したもの 。
写真は倍率100倍。
こちらが、Phineas Newborn。
こちらが、Hampton Hawes。
どうだろう、どちらも綺麗ではないだろうか。
ついでに、CannonballのIn Chicagoの
Stars Fell On Alabamaの部分。
このバラードは、ノイズなく綺麗なもので聴きたいと思って入手したのだが、
どうもチリチリいうので気になっていたので、
今回見てみることに。
その写真がこちら。
先の2枚と比べてみると若干プツプツが見える。
これが増幅されスピーカーから聴こえているのだろう。
小生は昔からよほど周回ノイズが出ないような盤なら入手してしてきた。
綺麗な盤ばかりを入手する時間も資金もないからだ。
なので割り切って聴くものが殆どだ。
今回UPしたNewbornとHawesは特別。
それで、In Chicagoのように綺麗なので聴きたいという盤が偶に存在するのだが、
ボーカルものやピアノトリオはできれば綺麗なので聴きたいと思ったりする。
その中の一枚がこれ。
Anita O'Day Sings the Winners
これも検盤して、まあまあ綺麗だと思っていたのだが、
実際に聴いてみるとどうもチリチリが多い。
今回ルーペで見てみると。
こんな感じ。
これは、レコードクリーナー、アルカリ電解水、
中性洗剤による水洗いを経て、超音波洗浄した後の状態。
ここまでやっても、やはりチリチリする。
写真をみると、なにやら大きな粒のようなものが所々に写っている。
これは傷なのかな?
ここまでがMONO盤の写真。
続いて、STEREO盤から。
これも洗浄後もチリチリ言う盤。
THE LIGHT FANTASTIC THE ANDRE PREVIN TRIO
溝の状態はこんな感じ。
エッジの部分がややささくれた感じに見える。
これが音に影響しているのかもしれない。
最後にユーミンの悲しいほどお天気。
勿論STEREO盤。
これは綺麗な盤で、昔から殆どチリチリも言わない。
写真はこんな感じ。
こうして見ると、やはりチリチリ言わない盤は溝が綺麗に見える。
と言うわけで、チリチリ言う盤は、ルーペでみてみると、
何らの原因が写っているようなので、多少は役に立つのかもしれない。
取れない汚れは取れないので、こればかりは
どう足掻いてもどうにもならないが、もう少し勉強して、
これは汚れなのか、傷なのか判断できるようになれば、役立ちそうである。
この写真は傷だよとか、これは汚れだねというのが、
お分かりになる方がいらっしゃいましたら、
コメント頂けると嬉しいです。
今後もボチボチUPしますんで。
アルカリ電解水を使った水洗い。
中性洗剤を使った水洗い。
更に水道水を高除去のフィルターで不純物を取り除いてからの、
中性洗剤による水洗い。
を経て現在、超音波洗浄機による洗浄に落ち着いてきた。
半年程前に超音波洗浄機でノイズが減るのを目の当たりにし、
いつかは超音波洗浄機を入手してしたいと思っていた。
が超音波洗浄機は高価なので、おいそれと入手してできる代物ではない。
毎年この時期から来年3月までは仕事が忙しい。
なのでこの間にお小遣いを貯めておき、来年春ごろに入手できれば良いなと思っていた。
中性洗剤による水洗いでも良い音にはなってきていたので、
入手するまではこの方法で洗浄しようと思っていたのだが。
するとある日GRFさんからご連絡を頂き、
以前お使いだった超音波洗浄機を無償でお譲り頂けることになったのだ。
しかも、送料までご負担頂き申し訳ない思いでいっぱいだ。
水洗いすればするほどに、レコードの音が良くなる事を知ってしまい、
これはいつかは超音波洗浄機を使ってみたいとの思いが日に日に高まっていた。
こんな中、超音波洗浄機をお譲り頂け、嬉しくて嬉しくて、
このところ、暇さえあればレコードを洗浄機している。
GRFさん、貴重なものを本当にありがとうございます。
末長く大切に使わせて頂きます。
超音波洗浄機は、レコードクリーナーでの洗浄と殆ど変わらないとの情報も頂いたりしているが、
接宅のこれまでの経緯と自分の耳で判断した限りにおいては、
やはり超音波洗浄機は持っていた方が良いと判断している。
それで、話は変わるが、先日Phineas NewbornとHampton Hawesのレコードの
気になるチリチリが取れたという記事を書いたが、
本当に取れているのか、ルーペで見てみることにした。
カートリッジの針先の確認にもつかえるので、ルーペを入手したしようと思っていた。
本当は50倍から100倍くらいのルーペが良いそうだが、
スマホで撮影できるという謳い文句にまんまと嵌まってしまい、
100倍から250杯のを購入してしまった。
すると、カートリッジの針先にポイントを合わせるのに相当苦労する羽目に。
高価な割には、倍率デカすぎて使えない。失敗した。
やはりもう少し倍率の低いのも選べるルーペが良いです。
小生が浅はかでした。
それで、折角なので、スマホで撮影できたものをUPしてみた。
まずは先日の2枚のレコードの溝をルーペで拡大したもの 。
写真は倍率100倍。
こちらが、Phineas Newborn。
こちらが、Hampton Hawes。
どうだろう、どちらも綺麗ではないだろうか。
ついでに、CannonballのIn Chicagoの
Stars Fell On Alabamaの部分。
このバラードは、ノイズなく綺麗なもので聴きたいと思って入手したのだが、
どうもチリチリいうので気になっていたので、
今回見てみることに。
その写真がこちら。
先の2枚と比べてみると若干プツプツが見える。
これが増幅されスピーカーから聴こえているのだろう。
小生は昔からよほど周回ノイズが出ないような盤なら入手してしてきた。
綺麗な盤ばかりを入手する時間も資金もないからだ。
なので割り切って聴くものが殆どだ。
今回UPしたNewbornとHawesは特別。
それで、In Chicagoのように綺麗なので聴きたいという盤が偶に存在するのだが、
ボーカルものやピアノトリオはできれば綺麗なので聴きたいと思ったりする。
その中の一枚がこれ。
Anita O'Day Sings the Winners
これも検盤して、まあまあ綺麗だと思っていたのだが、
実際に聴いてみるとどうもチリチリが多い。
今回ルーペで見てみると。
こんな感じ。
これは、レコードクリーナー、アルカリ電解水、
中性洗剤による水洗いを経て、超音波洗浄した後の状態。
ここまでやっても、やはりチリチリする。
写真をみると、なにやら大きな粒のようなものが所々に写っている。
これは傷なのかな?
ここまでがMONO盤の写真。
続いて、STEREO盤から。
これも洗浄後もチリチリ言う盤。
THE LIGHT FANTASTIC THE ANDRE PREVIN TRIO
溝の状態はこんな感じ。
エッジの部分がややささくれた感じに見える。
これが音に影響しているのかもしれない。
最後にユーミンの悲しいほどお天気。
勿論STEREO盤。
これは綺麗な盤で、昔から殆どチリチリも言わない。
写真はこんな感じ。
こうして見ると、やはりチリチリ言わない盤は溝が綺麗に見える。
と言うわけで、チリチリ言う盤は、ルーペでみてみると、
何らの原因が写っているようなので、多少は役に立つのかもしれない。
取れない汚れは取れないので、こればかりは
どう足掻いてもどうにもならないが、もう少し勉強して、
これは汚れなのか、傷なのか判断できるようになれば、役立ちそうである。
この写真は傷だよとか、これは汚れだねというのが、
お分かりになる方がいらっしゃいましたら、
コメント頂けると嬉しいです。
今後もボチボチUPしますんで。
ハンコックさん お役に立てて良かったです。やはり超音波洗浄は効きますね。同じ超音波機械を使っている私の友人は、売れ残った洗浄液のB液を薄めて使うと、結果がより良いと言ってました。
by GRF (2021-11-15 02:14)
GRFさん
ごはようございます。
この度は、大変貴重なものを本当にありがとうございます。
また、1番欲しい時期にお譲り頂き、
お陰様で、これまで段階を踏んで
様々な洗浄のやり方を試してきましたが、
更なる効果を確認することができました。
B液とはレイカのことでしょうか。
レイカなら接宅にもまだ残ってますので、
試してみようと思います。
by ハンコック (2021-11-16 08:14)