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一言、井の中の蛙でした。 [オーディオ]

一言、井の中の蛙でした。

お昼前、最寄の駅でHOTEI'S WebSiteの松浦さんと待ち合わせをして、オーディオの話をしながら食事をしました。
HOTEI'S WebSiteは、http://homepage2.nifty.com/hotei/
そこで、ELACの音を聴くとPOPSの音が良く聴こえるて落ち込む話をしました。
これまでJazzやクラシックについては、あまり不満もないけれど、POPSを聴くとなんだかつまらない音がするんです。あのELACの音って、自分好みなのかも知れないといった話をしていました。

それから家へ向かい、まずは聴いていただきました。
低音が腰高く刺激的な音というコメントをいただきました。まずはスーパツイータを外すことに。
すると刺激的な音とおっしゃっていた意味が分かりました。音が落ち着いたんです。
確かにバイオリンの音なんかは、スーパツイータが無いのと有るのでは質が随分違っていて、今はスーパツイータは無くてはならないものになっています。
後で付けるということで、まずはスーパツイータなしでセッティングを始めることに。
スーパツイータを外したまま、いくつか持っているCDから数曲聴いてみる。
そして、WATT3を外してPAPPY2を移動。
PAPPY2の重さは半端じゃない。一人ではとても持ち上げれるものではない。
2人がかりで持ち上げ、ズズッっと壁際へ!
Kimuraさん宅と似ているなあ。でもどうなるか心配だ!
WATT3を載せ、微調整は後にして、まずは聴いてみることに...

顔がニヤニヤしている!
真剣に聴いているが、思わず顔がほころぶ!
なんじゃこりゃ。もうこれでOKです!そんな感じだ!
オーディオ屋さんでも聴いたことがない、もちろん家でも。
そんな良い音がしてる。
これがセッティングの感想です。
きっとKimuraさんも同じ感覚を味合われたのでしょう。

音を聴きながら微調整をいただいた。SYSTEM7よりもWATT3/PAPPY2はセッティングが難しいなあ...との声が。
まだスーパツイータはつけてないよ。でも、こんな音出せるんだっていうのが正直なところです。
セッティングは早かったですが、ぴたりとフォーカスが合って音場がかなり広くなりました。
音場が広くなったお陰で、定位も前より良く分かるようになり、ベースもどこでなっているかしっかりと把握できるようになりました。低音も前より出てます。
何より楽しくなっている!
音量を上げてもうるさくない。
音場の見通しが良くなって、ボーカルの後ろでなっているピアノがリアルだなあ。
レビンソンとJeffの組み合わせでここまでなるんだっていう感想を松浦さんからいただき、嬉くなりました。

ひと段落着いた後で、スーパツイータを載せることに。
スーパツイータはWilsonよりも時間は掛かりましたが、これもピタっとフォーカスが合うと明るくて楽しい音に変化しました。バイオリンやボーカルに潤いや艶っぽさが出て、クラシックの音もいいけどPOPSも楽しくなっているじゃないですか。
さきほどおっしゃっていた刺激的な音ではなくなるって、こういうことなのか。言葉にするのは難しいですが、諏訪内さんのバイオリンを聴くと良く分かりました。

セッティングを変更していただいた結果、POPSも自分好みの音に変化しました。
最近はただただ辛いと思っていただけに、嬉しさ数倍です。
しかし、あのセッティングは真似できません。
やり方教わっても真似できないですよ。
スピーカやスーパツイータの位置をずらしたら2度と元に戻せません。
暫くはあのままにしておきます。
相当の覚悟がないと、スピーカの位置はずらせなくなってしまいました。

相当セッティングをいじってきたはずなのに、何だったのでしょうか。
インターコネクトや電源ケーブル、ヒューズやインシュレータどれをいじったときよりも劇的に変換してます。
やっと皆さんと同じスタートラインに並ぶことができたといったところでしょうか。
これからの課題は?
今は無いです。
が、また出てくるでしょう。
その課題は、みなさんのシステムを聴かせていただいてから出てくるのでしょうか...

松浦さんにはシステムの話だけではなく、音楽についていろいろなお話が聞けてとても有意義な一日でした。システムだけではなく、心のクリニックもいただき、とても気持ちが楽になりました。

最後に、今回のセッティングの機会を与えて下さいましたKimuraさんとTaoさん、
それからセッティングを行っていただきました松浦さん。どうもありがとうございました。
お陰さまで満足の行く音を聴くことができて、この上ない感動でいっぱいです。
それから、ここに書い良いか分かりませんので記載してませんが、いろいろなコツを教えていただきましたので、今後のセッティングの手引きにしたいと思っています。ノートに書きまくってますので。
興奮して取り留めのないBlogになりましたが、みなさん今後とも宜しくお願いします。

明日はTaoさんのGERMAN PHYSIKS, HRS120 ですね。
難しいとは思いますが、頑張って下さい。


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コメント 8

kimura

ハンコックさん、こんばんは♪
松浦さんのテクニックは凄いでしょ!
ところが、これからどんどん機器が安定してきて、これからもっともっと良くなりますよ!
なので、最低5日間は何もいじらないでください。
いろいろなセッティングのテクニックを教えたもらうので、ついついいじりたくなりますが、ここでいじったら松浦さんのセッティングの魅力が半減します。
石の上にも5日間でお願いします。
5日後には腰を抜かすような音になっていると思います!

ハンコックさんのこの記事を私のブログからリンクしてもいいですか?
よろしくご検討下さい。
by kimura (2006-06-05 22:24) 

ハンコック

kimuraさん こんばんは。
凄いです。
いじるなということは、松浦さんにも念を押されました。
私はいじりたくても、現状を壊したくないという思いが強いですね。
記事へのリンクをいただいて結構ですよ。
私もkimuraさんへのリンクを貼らせていただきたいと思っております。
今後とも宜しくお願いします。
by ハンコック (2006-06-05 22:44) 

HY

ハンコックさん、やりましたね。 私もGWに松浦クリニックを受けました。
自分では絶対にやらないようなスピーカーセッティング、これで奥行き、左右の拡がり、低音の量感、全て改善されるのだから驚くべきことですね。 アクセサリー類も殆どいらなくなるのではないでしょうか。 今後のレポートも楽しみにしてます。
by HY (2006-06-05 22:55) 

ハンコック

HYさん コメントありがとうございます。
また、その節はコメントいただきまして、ありがとうございました。
セッティングは、本当に凄いの一言ですね。
HYさんのシステムは、kimuraさんのBlogで拝見させていただきましたが、これでクリニックとは凄いことになってそうですね。
今後とも宜しくお願いします。
by ハンコック (2006-06-05 23:26) 

tao

写真を見ましたが、相当思い切ったセッティングですね。壁際に寄せて、内振り角度を相当付けてあるように見えます。あのセッティングはなかなか思いつかない。しかし、音の良さがその正しさを証明しているのですね。我が家のシステムもどのように変わるのか、明日ご報告します。
by tao (2006-06-06 02:29) 

ハンコック

taoさん 私のシステムでは満足の行く音に変わりました。
この機会を与えて下さいまして、本当にありがとうございました。
当面はシステムをいじらずに聴きます。
セッティングの練習はELACでやろうと思ってます。

taoさん宅のご報告を楽しみにしております。
今日はきっと、体力を使いますよ!
それでは、頑張って下さい。
by ハンコック (2006-06-06 06:37) 

ゆうけい

 こん**は。松浦さんがハンコックさんとtaoさんのクリニックをされることは内々に伺っておりましたので記事を楽しみにしておりました。松浦さんは前からエラックは独特の音だから、といっておられましたからパピーとは合わせないだろうと思っていましたが、ワットでうまくいったようで何よりです。
 でも、私もハイエンドオーディオショーでジュビリーSEの音にはいたく感銘を受けました。あれはあれで単体で追いこむかエラックのサブウーファーを追加するかで凄いシステムになると思いますね。
by ゆうけい (2006-06-08 16:59) 

ハンコック

ゆうけいさん こんばんは。
クリニックするまでは、POPSを聴くとどうしてもELACのほうが良く聴こえていました。なんというか色気があって、明るくなんとも心地よい音がしていました。
しかし、Jazzやクラシックの生っぽい音はWATT3の音が良かった。
原因が分からず、これがELACの音とWATT3の音の違いなのかななどと、浅はかな考えをもっておりました。
よく言われる好みのスピーカっていうやつです。
しかし、今回のクリニックを受けたことで、みなさんが好みのスピーカとおっしゃっている意味がやっと分かり始めました。すなわち私はフォーカスが合っていないWATT3の音を聴いていたために、明るくなくてつまらない音と判断していたわけです。WATT3はすばらしいスピーカですので、フォーカスが合っていない場合は、それを素直に表現してくれていた訳です。

いろいろな方のシステムで音を聴いておりませんでしたので、みなさんのシステムでどの程度の音が出ているのかといったことが想定できずにいたわけですが、今回ちょっと分かってきました。
みなさんが好みのスピーカとおっしゃっていることは、既にフォーカスが合っており、ある程度スピーカのポテンシャルを発揮できている状況で、聴こえてくる音。この音をいろいろなスピーカで聴いたときに、いいなあと感じることができるスピーカか否か。そういうことなんだなあと、考えさせられました。

これからセッティングを追い込んでいったときのELACとWATT3の音を比べたときに、どっちの音がいいなあと思うかで、自分好みのスピーカが決まるのではないでしょうか。好みのスピーカを判断できることって、オーディオのセッティングを極めた人にしかできない技なのかなあなどと考えさせられた今日この頃です。

私はフォーカスを合わせていただいた直後で、今の音がとても気に入ってます。気に入ることができたのは、今の機器の組み合わせがたまたま良かったからなのでしょうね。

今後とも、情報交換を宜しくお願いします。
by ハンコック (2006-06-09 00:59) 

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