広大な音場再生 [オーディオ]
今日はデジアンでなくても広大な音場を再現できることを体感することができた。
逆にデジアンの限界を超えた音場再生を叩きつけられることとなった。
以前聴いたサウンドは、音場にうかぶ音像から向かってくるボーカルや
楽器の音は、これまで聴いたことがない未知のものであった。
あれから4ヶ月ほど経った今日、このお宅に再びお邪魔することができたのであるが、
そのサウンドは、以前とはかなり変化したものであった。
今日は以前のセッティングから志向を変えられており、質感が以前よりも増して
楽器のディテールまでが非常に細かく表現されるサウンドとなっていた。
音場はかなり広大でクラシックも鳴るようになっていた。
新世界を聴いたが、Hydraやその他機器やハイエンドケーブルが効いているのであろう、
相当なS/Nの良さである。具体的にどれほど良いかと説明できないのがもどかしいが。
この静寂のなか、デジアンで聴くよりも更に奥から聴こえてくるオーボエの音。
その音場は、これまで体験したことがないほど横に奥に広がっており、
オケの各楽器の定位もバシッと決まっている。この音場は反則だよなあと呟いてしまった。
正直この音場を我が家の環境で出すのは、かなり厳しいところだ。
う~ん、以前はこんな音場ではなかったのに。ここまで調整されるとは、この音場には納得せざるを得ないものがあった。デジアンでしか出せなかった音場が、それ以上の音場としてここに再生されていることが嬉しくなった。こんなセッティングがあるのですね。
それから質感であるが、相当繊細なところまで表現されていることが分かった。
ただ、これはみなさんも経験されているようだが、あまりにも細かい表現がされるため、
逆にエッジがたたずに若干大人しい音になってしまうようだ。
しかし、ピアノの左手やベースやチェロの質感は、以前にはなかった表現であった。
以前お聴かせいただいたリンデマンは不要になった理由が分かった気がした。
しかし、個人的には以前のサウンドが好みということが分かった。
前回のサウンドは本当に低域が飽和するぎりぎりのところで調整されていたということが本当に良く分かった。
この辺りのセッティングの技は、長年の経験がものを言うところであろう。
今は黙って技を盗むしかないようだ。
今日は、お忙しいところ朝から押し掛けまして、すみませんでした。
しかし実りの多い一日となりました。
一緒にお邪魔したHさんも大変感動された様子で、連れていって良かったです。
しかしながら、我が家に帰って落ち込むかな?とか思ったのですが、
我が家なりの良いところが見えてきました(嬉)。
それは明日にでも。
今日お聴かせ頂きましたCDで気に入ったものです。
これからお世話になるであろうCDです。
XLOしか使ってないからなあ...
PS:写真結構綺麗になったでしょ!デジカメ買いました~。
ハンコックさん、こんばんは。昨日はお訪ね頂きありがとうございました。
Hさんにも、よしなにお伝えくださいませ。以前の下流にNBSオメガ0を使用し、音場と実態感、低域の沈み込みを追求したセッティングと現在のステルス主体のセッティングでは、目指した方向が違うので、驚かれたかも知れません。近いうちに、両方のセッティングのいいとこ取りを目指して、また、調整したいと思います。ぜひ、また、お遊びにお出でくださいませ。まあ、高解像度でも聞き疲れしない音というのが、今回のセッティングの趣旨ですので、それは、そこそこ上手く行ったかと思ってはおります。私ごときの腕と耳では万能なセッティングは無理なので、また、少しずつやっていく他ありません。
by k1xv1x (2007-06-10 23:39)
k1xv1xさん こんばんは。
昨日は、午前中からありがとうございました。
楽しかったですね。
Wilsonユーザが3人集まったわけですが、同じ傾向のSPなので、どこをどう弄るとどうなるという話が伝わりやすいので、参考にし易いですね。
以前の音と今回の音が組み合わさったら、流石にお手上げです。
当方としては、手持ちの駒でどこまで追従できるのかな?と考えるとオーディオを弄る楽しみが出てきます。
引き続き、宜しくお願いいたします。
by ハンコック (2007-06-10 23:58)