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ハネケン追悼 [音楽]

今日の「題名のない音楽会」は、
6/2(土)に永眠された羽田健太郎さんの追悼番組になってしまった。
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei/

私は、松本清張が書いた「砂の器」のドラマが凄く好きだった。
たしか日曜日にやっていたドラマじゃなかったかな?
平日ドラマなんで絶対見れない暮らしをしているのだが、日曜日であれば頑張れば見れるのである。
この番組だけは、時間を気にして何とか見ようとしていた記憶がある。
それはドラマが面白かったためであるが、その背景にはドリカムの主題歌と、羽田健太郎さんが演奏するピアノ協奏曲「宿命」、それにエルガーのチェロ協奏曲があった。
ドラマの感動的なシーンや衝撃的なシーンには、必ず「宿命」が流れていた。
あの旋律にはなんとも切ないものがこめられていて、「砂の器」に秘められた思いと重なって心に入ってきたものだ。

PS: 「砂の器」のドラマに出てくる高級マンションの一室のセットにスピーカ「クレモナ」が使われてましたよね。
当時は、インターナショナルオーディオショーでもクレモナが使われており、このスピーカ仕上げが綺麗で買えるものなら買ってみたいと思ったものです。
テレビのセットは、部屋に置いたときはこんな感じなんだなと、まるで買うことを前提にイメージしていたものです。

この「宿命」は千住明さんが作曲されたことは知っていたが、これを弾かれているのが羽田健太郎さんということは、実は随分と長い間知らなかった。
ピアノ協奏曲「宿命」の入った千住明さんのCDを聴いたのであるが、演奏がドラマの曲とは違うなあと違和感があり、調べてみたところ、ドラマで流れていた曲を演奏をしていたのは羽田さんだったのである。

そんな羽田さんが、先日6/2(土)にお亡くなりになった。
先日まで元気だったと思っていたのに、とても残念でならない。
私がこの番組で知ったアーチストは数知れず。
これまでこの番組を通じて数々の良い音楽と出会えたし、この番組はずっと続いてほしいと思う。
今日の放送で流れたミシェル・ルグランとの演奏がレクイエムに思えて耳から離れない。
羽田さん、どうぞ安らかにお眠り下さい。


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