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落ち着くピアノトリオ [Jazz Album]

昔のマイナーなピアノトリオは、聴いてて飽きない。
ずっと聴いてられる。

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まあ、メジャーなエバンスもそうなのであるが、マイナーなこの人たちを聴くと
心がゆったりとした感じで、長く聴いてしまうのである。
CD1枚を聴いてもなぜか聴き足らず、もう一度同じ盤を鳴らすのである。
最近は、特にマイナーなこの人たちは、自分の琴線に触れるようで、
「この人いいなあ~!」って心底思う。
ある程度知っている曲が入っていることもあると思う。
あと、涼しくなってきて、エアコン掛けずに、静かにゆっくりとオーディオを聴けるこの秋に、
これらのマイナー盤がぴったり嵌るのかもしれない。

自分はピアノ系の盤については、どうしてもレコードという風にこだわってはいない。
CDを含めレビンソンのピアノの音が好きだからかな。
レコードのピアノトリオもまた艶がある音で結構好きなんだけれど。
まあ、どっちも好きってことかな。
ただ国内版のCDとかだとベース音が馬鹿でかかったりすると、
なんとなくテンションが下がる。
あと390SLだと国内版の読み込みにえらく時間がかかるみたい。
自分は国内版とは相性悪い。

アーチストのこととか曲のこととか、全然知らない自分でも
聴いてて心地いいこの2枚。
ホント、この人たち良いっすわ。

WILL DAVISの盤は、Mad About The Boyが心底好きっすね。
get out of the townなのかな。たまんないっすね。

JOHNNY MARTELの盤では、These Foolish Things好きっすね。
やっぱ自分は、マイナーな盤もバラードが好きなのかな。

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そういえば、UNDERCURRENTの方溝が出たので、レコードセールに
並んだけれどジャケがいまいちだったので諦めた。
結構いい値段してたし。
これだけはもう数年に渡り何度もこの手に取っているが、なかなかいい状態の盤に出会わない。
そこまで良い盤かと言われると、よく分からないが、
一曲目のUNDERCURRENTのモブレーだけ死ぬほど聴きたいって感じで、
どうしても完オリに拘っている。
方溝の盤はこのところ1年に1枚は出ていると思うが、なかなか良い状態の盤に出会わない。
MARTY PAICHのBROADWAY BITも狙ってたけど間に合わなかった。
2番手の人がGETしたみたい。

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自分はamazonの欲しいものリストに、ほしい盤を登録していて、
もう数年前から数えきれないほど登録している。
amazonがウォントリストを始めたころから登録し続けているから、もう何年になるかなあ。
JAZZ喫茶やレコード店やAccuradioなどで聴いて、これは欲しいと思ったときに
忘れないように検索して、amazonに取扱いがあったときには、
これを欲しいものリストに登録する。
amazonにない盤は、自分自身にメールで送っている。あとでメールを検索すると
欲しいレコードが分かるようにしている。
数年たっていると、どこで聴いて欲しいと思ったのか、
今本当にほしいのかも分からなくなっているときもある。

また、数年前にプレミアムが付いていて買えなかった盤で、ここ最近値段が落ち着いたものや
逆に1枚2万円を超えるCDに格上げされたものなどがある。
amazonだと欲しいものリストに値段も出るので便利である。
また廃盤になったものも廃盤と出るので便利である。
UNIONの欲しいものリストも同様の機能があるので、こっちも使ってます。

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それで、いつものごとくCDショップで棚を眺めていた。
スマホで欲しいものリストを眺めながら、ここに記載した盤を棚から探す。
だいたいないことが殆どなので、見つけたときはテンションが上がるものだ。
先日は、久しぶりにHARRY EDISONの盤を見つけた。
やったぜえと、早速帰って聴いたのであるが、
なぜかピントとこなかった。国内版でもなく音も悪くはない。
TOMMY FLANAGANやJIMMY FORRESTやELVIN JONESとかも参加していて1960年の録音。
状況としてはいい感じなのに。
ペットの感じがいまいち好きではないような。
最近聴いていないので忘れたけれど、苦手なClark Terryのような感じがした。
なぜかClark Terry苦手なんですよね。
なので、この人が参加しているだけで避けてしまいます。
喧しい印象だからかな?
スウィング系とか苦手なんですよね。
どうして、この盤を欲しいものリストに登録してたんだろう?
今となっては思い出せない...

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コメント 4

tempo

こんばんは。
マイナーなピアノトリオは一時かなり嵌ってしまい、結構な数も聴きましたが、オリジナルで盤質の良いものが難しく今は殆ど手元に残ってません。

掲載の2枚も聴いたことはありますがどちらかというとWill Davisのほうがゆったりしていたと思うので好きでした(何となくJOHNNY MARTELは音数が多いイメージがあります)。

欧州系に比べるとUSモノのほうが奇をてらったものが少ないので聴き疲れせず末永く聴けるものが多いように思います。

ところで私は結構好きですがClark TerryとかHARRY EDISONってミュートを随所で利かせたりしている古臭いスタイルが前面に出ているので駄目な人はだめかもしれないですね。
by tempo (2014-10-05 21:14) 

ハンコック

tempoさん コメントありがとうございます。

流石聴いてらっしゃるのですね。
おっしゃる通り、Will Davisのほうがゆったりしていると思います。

> 欧州系に比べるとUSモノのほうが奇をてらったものが少ない
ありがとうございます。なるほどですね。
やっぱり黒っぽいのが好きな自分にはUSモノがあってそうです。
今後の参考にさせていただきますね。

by ハンコック (2014-10-06 18:34) 

老年蛇銘多親父

ごぶさたしていました。

マイナーなピアノトリオの作品、不思議なことにふっとしたことでまた聴きたくなるものがありますね。

最近は、そのマイナーだった人たちがレコーディングの機会を与えられて、年輪を感じさせる味のある演奏を聴かせてくれている新録のCDもでていたりして、これもまた良いものです。

私の場合、古いもので好きなのは、Dodo Marmarosa、Eddie Costaといったところかな


by 老年蛇銘多親父 (2014-11-20 16:59) 

ハンコック

老年蛇銘多親父さん コメントありがとうございます。

> 最近は、そのマイナーだった人たちがレコーディングの機会を与えられて、
> 年輪を感じさせる味のある演奏を聴かせてくれている新録の
> CDもでていたりして、これもまた良いものです。
そうなんですね。
最近の盤は全然チェックしていませんでした。

Dodo Marmarosa、Eddie Costaどちらもガツンとくる
ピアノが良いですね!

by ハンコック (2014-11-25 07:54) 

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