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Naruさん宅にお邪魔してきました。 [オーディオ]

久しぶりに、オーディオネタである。
4ヶ月前に、ユーミンのレコードでSTEREOの調整をしていて、
なかなか歪みが取れない記事を書いたが、
「それならその道の第一人者であるNaruさんのところに一緒に行ってみませんか・・・」
ということで、Naruさんのところにお邪魔することになった。

L1053247.jpg

Naruさん宅にお邪魔したのは、2011年。
もうかれこれ9年前のことである。
https://watt3pappy2.blog.ss-blog.jp/2011-06-01

前回お邪魔させて頂いてからプリ、DAC、Transport、昇圧トランスが大幅に
変更されておりました。
このDACとTransportだけでマンションが買えてしまいます。凄すぎる。

こんなシステムで聴ける機会なんて、一生のうち片手で数えるほどでしょう。
一般の方は、まず聴ける機会はないでしょうから、
このチャンスの逃すわけにはいません。

早速CDから掛けて頂きましたが、もう笑いしか出ません。
これまで聴いてきたCDの音は何だったのだろうというほど、
まった音の出方が違います。
ちょっとドン引きするような凄い音としか表現できませんね。
うまい言葉が見つかりません。
まあ、このような高次元のサウンドはCDでは聴いたことがありませんので、
表現のしようがないのです。
ラズパイやLUMINと少しはデジタル音源を聴いてきましたが、
やはりNaruさん宅のサウンドは、まったく次元の違うサウンドなのです。
これは真似しようとも思わない(できるわけもありませんが)ほどで、
つい笑ってしまったという具合。

L1053250.jpg

そして、デジタルは早々に、今回の目的であるアナログを聴かせて頂きました。
すると、あれほど物凄いデジタルサウンドの後にも関わらず、
デジタルを圧倒的に凌ぐアナログサウンドが!!!
ここでは、アナログもデジタルも物凄くいい音がしますが、
アナログは、デジタルよりも更に良い音がします。
調整されしつくしたデジタルサウンドにも関わらず、
これを凌駕するアナログサウンド。
ここのサウンドはやはり凄すぎる。
アナログをやってて良かった(といっても拙宅ではこんなサウンドはまったく出てきませんが。)と
心底思ったのでした。
この次元のサウンドも、これも聴いて頂かないことには、
文章うまく表現できませんが、演奏者の意図する、訴えかけてくる情熱が
そのままオーディオから伝わってくるのです。
これまで何十年もオーディオをやってますが、これほど情熱が伝わってくる
サウンドはここのお宅以外存じ上げません。
小生は、何といってもハードバップが大好きです。
各々の演奏者のアドリブや吹きっぷりがカッコいいのを好んで聴いてますが、
ここではすべての演奏がカッコ良く聴こえてくるのです。
それに、聴こえてくる各々の楽器の音が実にカッコいいのです。
どの楽器の音色も実に魅力的なのです。
掛けて頂く曲、掛けて頂く曲に、カッコいいを連発してしまいました。
自分のシステムから情熱を伝えられる日はくるのでしょうか。

ここではアナログの歪なんて言うものは皆無です。
そんな次元で調整しているうちは、情熱などという表現などできるわけではないのですね。

アナログの調整について、いろいろなお話しを頂き、
またアナログの調整に励もうと思いました。
やはり最低1年は調整が必要というお話を聴いて、安心しました。
まあ、0.025㎜の世界で調整しているわけですので、1,2か月で決まるわけないですよね。
大抵の人が挫折するわけです。
アームの高さ、オーバーハング、インサイドフォースだけでも、0.025㎜の世界で調整していれば
平気で1,2か月は掛かってしまう。これに針圧、フローティングなどの
調整を行っていれば直ぐに半年経過してしまうでしょう。
0.025㎜の世界で調整しているということを改めて認識でき、
長い年月が掛かることにある意味納得できたというか、焦りがなくなりました。
しかしNaruさんのLP12のターンテーブルの揺れ具合を一瞬見ただけで
良い音しそうだなあと思いました。
これほどまでに滑かな揺れ具合を見たことがなかったので。
やはり調整次第なんだなあと納得できました。

しかし、ビシッと決まったアナログサウンドには、何物にも代えられない
快感があります。
Naruさん宅で聴かせて頂いたサウンドは、深く心に刺さりました。
せっかくいい機材や盤を持っているので、これ以上ない極上のサウンドで
楽しむために、さらに調整に励もうと心に刻んだのでした。

しかし、アナログはやはり凄い!!!
デジタルとは比べ物にならない何か訴えかけてくるものがあります。

それから、Naruさん宅はマルチです。
マルチは難しいので、これまたアナログの調整と同じように挫折された方も
かなりいらっしゃると思いますが、小生の周りではマルチをやられている方の
サウンドは物凄く良いです。
マルチについてもいろいろとお話下さり、とても勉強になりました。
拙宅もマルチにしようと思います。

というわけで、一週間経過した今も、オーディオ熱が冷めず、
どこからどう話せばよいか、考えがまとまらず、散漫な文章となり
お恥ずかしい限りです。

この度は、Naruさん、Taoさん、お聴かせ下さりありがとうございました。
とても有意義かつ楽しいひと時となりました。
小生も調整に励みます!
焦らずボチボチ調整を進めていこうと思っております。

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UNICORN

小生も7-8年前?に一人でビートルズのオリジナルLPを聴きに行きましたが、その時初めて<こんな感激する音がするんだ!!>・・・と驚き納得した覚えがありました、ただその頃の音と較べると現在は次元の異なった音がしているだろと想像は出来るのですが、聴いた後の反動がが恐ろしくて足が向きません!?
by UNICORN (2020-07-11 17:06) 

ハンコック

UNICORNさん
こんにちは。
そうなんですよね。
音楽に感激することができるのですよね。
その度合いが半端ないですからね。
こればかりは、一度聴かれた方しか分からないのが
勿体ないことではありますが。
あの心躍るサウンドを聴かせて頂くと
アナログは果てしなくいい音がするのだなあと
再認識できるのですが、それを実践しようとすると、
これがまた果てしないですね。

by ハンコック (2020-07-11 18:04) 

tao

「拙宅もマルチにしようと思います。」・・・新たな展開が見えてきましたね。確かにマルチとJAZZとの相性は良いと思われます。パッションの籠った熱い音を目指して頑張ってください。

by tao (2020-07-12 03:00) 

ハンコック

taoさん
おはようございます。
先日はありがとうございました。
マルチは実に魅力的ですね。
新たな世界を見てみたくなりました。
マルチも時間が掛かると思われますので、
またボチボチやっていきます。
マルチを上手く鳴らすためにも、まずはアナログサウンドの
底上げをしないとなということで、アナログを調整中です。
あれから、オーバーハングの調整がうまく行きましたよ。

by ハンコック (2020-07-12 08:04) 

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