ネットワーク [オーディオ]
小生も以前はネットワーク関連の仕事をしていた。
インターネットに張り巡らされたネットワークは、
辿っていくと、必ずどこかで繋がっていて、地球の裏側までも辿り着ける。
ジャズにもネットワークがあり、ある1人のベーシストが、
3人のピアニストと繋がっているとすると、次はその3人のピアニストとが、
それぞれ違うサックス奏者やドラマーなどと繋がっていたりする。
この繋がりを辿りながらジャズを聴き込んでいくと、
気づけば、とんでもない素晴らしい演奏者に出くわすことがあるものだ。
こういうところがジャズの面白さだったりもするのだが。
そして、オーディオの世界にも似たようなネットワークが存在する。
オーディオ歴は30年を優に超えているが、大海を知らずして自分なりにやっていた時間が長かった。
ところがこの20年はインターネットやブログを通じて、
ネットワークが広がってきた。
そして気づけば、ステレオサウンドに掲載された方々と実際に交流させて
頂くこともできるようになった。
そして、ステレオサウンドとは関係なく、
とんでもなく音の良いマニアの方がいることも分かってきた。
知れば知るほど、大海原が広がっていたのである。
これもtaoさんやgrfさんとの出会いがなかったならば、ここまでネットワークは広がらなかっただろう。
taoさんやgrfさん、そして交流させて頂いている皆さんに感謝している。
一番最初に交流を始めたのがtaoさんだった。
そしてgrfさんに出会ってからマニア中のマニアの方との交流が増えた。
そして、今日はオーディオのネットワークにより辿りつけた夜香邸である。
オーディオは好みが分かれるので、他人が良いと思っても、
自分はそう思わないこともある。
なので、自分の「良い音」に出会う機会は少ないのだが、
今日はこの「良い音」を聴く事ができた。
taoさんから連絡を頂いたのが先月。
めちゃくちゃ仕事が忙しかったが、4月以降は絶対に暇になるので、
予定を空けておいた。
今日はtaoさんの新しいBMWに載せて頂き、夜香邸を目指す事に。
taoさんとも5ヶ月ぶりくらいか。
近況を話しながら移動するとあっという間に夜香邸に到着。
後にアレキサンドライトさんも合流。
お二方ともこれまで交流は無かったが、後にとんでもないお二方という事が判明する。
そうとも知らず、呑気に夜香邸に上がらせて頂いた。
grfさんのブログにも登場なさるお二方だが、
だいたい、名前は覚えていてもシステムの詳細などは把握できていないのである。
いつも、ふ〜ん、そんな感じなのだ。
上がらせて頂くと、まずmagcoのA3が鎮座していた。
そしてその後方にmark levinsonのモノラルパワーアンプ20.5Lが!
更にその下に27.5が2台並んでいる。
そして20.5Lの状態の良いこと。
magiciの後ろにはolympusに375、レコードプレーヤーにはmitchellにリニアトラッキングアーム、
emtもある。
levinsonのLNPも鎮座している。
ESOTERICのプレーヤーとDAC。
隣の部屋にはマッキントッシュが。
まず、これらの機材に圧倒される。
これらの機材を眺めた後、少し雑談を挟んで、
手始めにmagicoのA3から聴かせて頂いた。
まだ納入後一ヶ月と僅かしか経っていないとの事。
しかし出てきた音はスピード感のある整った音であった。
一ヶ月でこんな音出せるの!?ってな感じで。
自分なんかまともに鳴らすのに6年以上掛かってるんですけど。
まず、一ヶ月でこの音を出せる夜香さんに、
これはかなり年季の入った方なのだなあとすぐに察する事ができた。
そしてリニアトラッキングアームと光カートリッジで、レコードを聴かせて頂いた。
こちらは、レコードを聴いていると言う感覚はなく、
帯域は広いがCDとも違う、自分は何の音を聴いているのだろうと不思議な感覚で聴いていた。
お城のエバンスの再内周から、Nardisを掛けて頂いたとき、
その歪みの少なさに圧倒されてしまった。
レコードでここまでディテールを出せるか!と感心した。
コーヒーブレイクを挟んで、次はjblのolympusのシステムを聴かせて頂いた。
音が出た瞬間に、magicoよりも更に一つ抜きに出た音が出てきた。
情感豊かな芳醇な音である。
ソースも吟味されていると思うが、声を聴くと心をグッと掴まれるようなサウンドである。
こちらは、わずか一ヶ月で調整られたmagicoのシステムよりも、
長年の調整の賜物である。
おいそれと出せる音ではないのは明白である。
凄い。375やスーパーツイーターなどをマルチで
見事に纏められている。
jblの良くあるサウンドという概念を根本的に覆される音であった。
しっかりと音像が横一列に並ぶ。
まあ、奥行き感については、我々のスピーカーに分があるが、
ただ平面的な音ではなかった。
CDを聴いても、音にしっかりと芯があり、厚みのある良い音だ。
折角なので手持ちのオリジナル盤を何枚か掛けて頂いた。
これまで聴いていたアナログの音が、更にギュと凝縮され濃い音になった。
やはり追い込まれた良いシステムでは、オリジナル盤で更に音に磨きが掛かるようである。
良いソースさえ持っていれば、システムが良くなれば良くなった分、
音で答えてくれる。
ソースが悪ければ、どんなにシステムが良くても演奏者の100%の音を出すことはできないだろう。
まあ、どんなソースでも、自分なりの良い音に染めて鳴らされる方もいらっしゃる。
小生は演奏者や作り手の音を最大限出してあげるという考えなのだが、
そうではない考え方もあるので、一概に良し悪しの判断はできないが。
しかし、まあ、オジナルはやはり凄いという結論になった。
いやあ、オリジナル盤をあんな良い音で聴けるなんて、なんて贅沢な時間なのだろう。
本当に至福の時間とはこの事なのだなあと思いながら聴いていた。
もっともっと聴いていたかったが、時間となりお開きとなった。
夜香さん、貴重なオフ会をありがとうございました。
アレキサンドライトさん、お疲れ様でした、今度は是非S9500を聴かせて下さい。
taoさん今回も連れて行って下さりありがとうございました。
こんなデープな方との出会いは、いつもtaoさんのお陰です。
うちのwatt3とpuppy2もolympusのシステムくらい音を
纏められると、物凄く良い音なんですけどね。
マルチじゃないので、職人技に更に磨きをかけるしかないんですが、
さらにもう一歩詰めて、完成形の音をなんとか出したいと思いました。
インターネットに張り巡らされたネットワークは、
辿っていくと、必ずどこかで繋がっていて、地球の裏側までも辿り着ける。
ジャズにもネットワークがあり、ある1人のベーシストが、
3人のピアニストと繋がっているとすると、次はその3人のピアニストとが、
それぞれ違うサックス奏者やドラマーなどと繋がっていたりする。
この繋がりを辿りながらジャズを聴き込んでいくと、
気づけば、とんでもない素晴らしい演奏者に出くわすことがあるものだ。
こういうところがジャズの面白さだったりもするのだが。
そして、オーディオの世界にも似たようなネットワークが存在する。
オーディオ歴は30年を優に超えているが、大海を知らずして自分なりにやっていた時間が長かった。
ところがこの20年はインターネットやブログを通じて、
ネットワークが広がってきた。
そして気づけば、ステレオサウンドに掲載された方々と実際に交流させて
頂くこともできるようになった。
そして、ステレオサウンドとは関係なく、
とんでもなく音の良いマニアの方がいることも分かってきた。
知れば知るほど、大海原が広がっていたのである。
これもtaoさんやgrfさんとの出会いがなかったならば、ここまでネットワークは広がらなかっただろう。
taoさんやgrfさん、そして交流させて頂いている皆さんに感謝している。
一番最初に交流を始めたのがtaoさんだった。
そしてgrfさんに出会ってからマニア中のマニアの方との交流が増えた。
そして、今日はオーディオのネットワークにより辿りつけた夜香邸である。
オーディオは好みが分かれるので、他人が良いと思っても、
自分はそう思わないこともある。
なので、自分の「良い音」に出会う機会は少ないのだが、
今日はこの「良い音」を聴く事ができた。
taoさんから連絡を頂いたのが先月。
めちゃくちゃ仕事が忙しかったが、4月以降は絶対に暇になるので、
予定を空けておいた。
今日はtaoさんの新しいBMWに載せて頂き、夜香邸を目指す事に。
taoさんとも5ヶ月ぶりくらいか。
近況を話しながら移動するとあっという間に夜香邸に到着。
後にアレキサンドライトさんも合流。
お二方ともこれまで交流は無かったが、後にとんでもないお二方という事が判明する。
そうとも知らず、呑気に夜香邸に上がらせて頂いた。
grfさんのブログにも登場なさるお二方だが、
だいたい、名前は覚えていてもシステムの詳細などは把握できていないのである。
いつも、ふ〜ん、そんな感じなのだ。
上がらせて頂くと、まずmagcoのA3が鎮座していた。
そしてその後方にmark levinsonのモノラルパワーアンプ20.5Lが!
更にその下に27.5が2台並んでいる。
そして20.5Lの状態の良いこと。
magiciの後ろにはolympusに375、レコードプレーヤーにはmitchellにリニアトラッキングアーム、
emtもある。
levinsonのLNPも鎮座している。
ESOTERICのプレーヤーとDAC。
隣の部屋にはマッキントッシュが。
まず、これらの機材に圧倒される。
これらの機材を眺めた後、少し雑談を挟んで、
手始めにmagicoのA3から聴かせて頂いた。
まだ納入後一ヶ月と僅かしか経っていないとの事。
しかし出てきた音はスピード感のある整った音であった。
一ヶ月でこんな音出せるの!?ってな感じで。
自分なんかまともに鳴らすのに6年以上掛かってるんですけど。
まず、一ヶ月でこの音を出せる夜香さんに、
これはかなり年季の入った方なのだなあとすぐに察する事ができた。
そしてリニアトラッキングアームと光カートリッジで、レコードを聴かせて頂いた。
こちらは、レコードを聴いていると言う感覚はなく、
帯域は広いがCDとも違う、自分は何の音を聴いているのだろうと不思議な感覚で聴いていた。
お城のエバンスの再内周から、Nardisを掛けて頂いたとき、
その歪みの少なさに圧倒されてしまった。
レコードでここまでディテールを出せるか!と感心した。
コーヒーブレイクを挟んで、次はjblのolympusのシステムを聴かせて頂いた。
音が出た瞬間に、magicoよりも更に一つ抜きに出た音が出てきた。
情感豊かな芳醇な音である。
ソースも吟味されていると思うが、声を聴くと心をグッと掴まれるようなサウンドである。
こちらは、わずか一ヶ月で調整られたmagicoのシステムよりも、
長年の調整の賜物である。
おいそれと出せる音ではないのは明白である。
凄い。375やスーパーツイーターなどをマルチで
見事に纏められている。
jblの良くあるサウンドという概念を根本的に覆される音であった。
しっかりと音像が横一列に並ぶ。
まあ、奥行き感については、我々のスピーカーに分があるが、
ただ平面的な音ではなかった。
CDを聴いても、音にしっかりと芯があり、厚みのある良い音だ。
折角なので手持ちのオリジナル盤を何枚か掛けて頂いた。
これまで聴いていたアナログの音が、更にギュと凝縮され濃い音になった。
やはり追い込まれた良いシステムでは、オリジナル盤で更に音に磨きが掛かるようである。
良いソースさえ持っていれば、システムが良くなれば良くなった分、
音で答えてくれる。
ソースが悪ければ、どんなにシステムが良くても演奏者の100%の音を出すことはできないだろう。
まあ、どんなソースでも、自分なりの良い音に染めて鳴らされる方もいらっしゃる。
小生は演奏者や作り手の音を最大限出してあげるという考えなのだが、
そうではない考え方もあるので、一概に良し悪しの判断はできないが。
しかし、まあ、オジナルはやはり凄いという結論になった。
いやあ、オリジナル盤をあんな良い音で聴けるなんて、なんて贅沢な時間なのだろう。
本当に至福の時間とはこの事なのだなあと思いながら聴いていた。
もっともっと聴いていたかったが、時間となりお開きとなった。
夜香さん、貴重なオフ会をありがとうございました。
アレキサンドライトさん、お疲れ様でした、今度は是非S9500を聴かせて下さい。
taoさん今回も連れて行って下さりありがとうございました。
こんなデープな方との出会いは、いつもtaoさんのお陰です。
うちのwatt3とpuppy2もolympusのシステムくらい音を
纏められると、物凄く良い音なんですけどね。
マルチじゃないので、職人技に更に磨きをかけるしかないんですが、
さらにもう一歩詰めて、完成形の音をなんとか出したいと思いました。
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