SSブログ

位相合わせ 再び [オーディオ]

watt3とpyppy2の位相合わせだが、
まあまあ上手くいっていたと思っていたのだが、
2ヶ月ほど前に改めて、watt3だけにしてみると、
やはりwatt3ものみで鳴らした方が、抜け良く、
音がスッと前に出てきて良い音なのだ。
puppyを繋げると、やはり多少音が奥に引っ込む。
watt3だけにしてボリュームを上げた方が、
中低域に厚みが出て良い音なのだ。
puppy2を入れるとどうもつなぎが悪い。
部屋が狭いからだろうか。
そんなわけで、もうpuppyは使わないことに決めたのであった。

しかし、先日お邪魔した夜香さんのお宅で、
厚みのあるolympusのシステムの音を聞いて、
やはりpuppyを鳴らしつつ良い音を出したいと、
沸々としたメラメラした熱い思いが、頭をよぎるようになった。
必ず位相が合う場所があるはずだ。

C869BE28-3412-42B0-A260-10A8A0EEDFA8.jpeg

あれから、改めてwatt3とpuppy2の繋ぎを上手くいくように、
何度もトライ・エラーを続けている。
方チャネルずつ、納得いくまで何度もwatt3を、ミリ単位で
前後に動かしながら、音が引っ込まないように、
ハイハットのディティールが潰れないように、
何度もなどの調整した。
やっと良い塩梅のところが見つかったので、
定規で何ミリくらいpyppy2と差があるか印をつけ、
もう方チャネルの調整の目安にする。
もう一方のチャネルも同様に何度も何度も調整した。
olympusの低域の出具合に負けてはいられない。
あの日の低域の感じをイメージしながら、何度も何度も調整した。
スピーカーが違うので勿論同じような音派でないが、
wilsonとしての低域の塩梅は随分と良くなってきたような気がする。
そして、watt3とpuppy2を繋げても、音が死なないように
随分と調整できたような気がする。

あれからまだ2日だが、今日改めてjazzを聴いて、
塩梅を確認してみた。

今日のソースはGrant GreenのIdle Miments。
bobby hutchersonのヴィブラフォンや
joe hendersonのテナー、grant greenのギターの鳴りなど、
改めて聴いてみたら、なかなか音が耳までスッと真っ直ぐ飛んでくるようだ。
抜けも良い。
中低域の厚みもかなりだてきたようだ。
ベースも弾んでいるし、スネアやタムも良い塩梅に鳴っているような気がする。
duke pearsonのピアノの鍵盤の重みも十分感じられる。
そうだそうだ、この調子だ。
何のためにオリジナルを入手してんだよ、と自分に言い聞かせてみる。
このまま、色々なソースを掛けて微調整してゆけば、
なかなか良い音でオフ会を出来そうな気がしてきたよ。
やはりオフ会は得るものがあるね。
拙宅で音が良くなるなんらかのヒントがあるものだ。
nice!(4)  コメント(4) 
共通テーマ:音楽

nice! 4

コメント 4

seibo

このグラントグリーンのアイドルモーメントすごく懐かしいです。これを聞いてから一時期グラントグリーンにハマったことがありますが、ある時から急に効かなくなりました。なぜでしょう?彼のギターはちょっと泥臭くてジャズギターとしては独特ですよね。今はもっと軽い感じのケニーバレルの方が好きになりました。
by seibo (2022-04-15 20:46) 

ハンコック

seiboさん
おはようございます。
seiboさんは、明るくて軽い音がお好きですよね。
泥臭いのが苦手という訳ではなく、何よりもブルースがお好きですので、ケニーバレルがお好きなのはこの点にあるのではないでしょうか。

このidle momentsは、小生はやはり曲が好きなのでしょう。
そして白熱したところが良いです。
オフ会直後で、熱くなってましたので、拙宅でも直ぐに調整に調整を重ねて、さらに厚みと抜け良さを出すようにしました。
こうなると、このidle momentsのような熱い演奏で拙宅の音を試してみたくなるんですよね。
調整すればするほど、この盤での演奏の熱気が出てくるような気がします。
オリジナ盤には、いったいどれほどの情報が記録してされているのでしょうね。
調整しても、調整してしても、情報を出し切れることはないようです。
多分死ぬまで、レコードの洗浄とオーディオの調整を続けるんでしょうね(笑)。
運良くオリジナル盤が手元にあればの話ですが。
小生は、seiboさんとは性格が違い、この調整を続けることが、
楽しくて仕方がないのです。
昔は面倒臭くて仕方がありませんでしたが、
金欠でオーディオを取っ替え引っ替えできなくなったのが、逆に良かったようです。
それでもオリジナルだけは手放しませんでしたが。
そして、機材を取っ替え引っ替えするよりも、
長く付き合って癖を知り、それを調整する楽しみを知りました。
機材を取っ替え引っ替えしながらも、良い音を出されている方はいらっしゃいますが、その方々は人生の殆どの時間をオーディオを弄る時間に割いていらっしゃるのでしょう。
この方々には敵いませんが。
小生はレコードを探すのにも多くの時間を割いてますので、まあ仕方がありません。
seiboさんは、美味しいものや美術などにも時間を最低いらっしゃいますよね。
他も楽しむのか、これだけ楽しむのかの違いなのかもしれませんね。
話が脱線してしまいましたが、小生はkenny burrellよりgrant greenですね。なぜかburrellの演奏は直ぐに飽きちゃうんです。
これも何故か?なのですけれども。

by ハンコック (2022-04-16 07:29) 

seibo

確かにケニーバレルの演奏は飽きてしまうかもしれませんね。
僕が好きなのも、彼のリーダーアルバムではなく、彼が参加している他ビュージシャンとのアルバムの方が好きです。例えばジャズメン・デトロイトとかですね。他にはアランフェスも好きです!
グラントグリーンが最初に好きになった理由は気取ったジャズギターではなく、むしろブルースを感じたからです。ブルースといえば本家はすごい迫力ですよ!僕は触れるほど近くでバデイーガイを聞いたことがあるのですが、目つきだけで犯されそう?な気がしましたよ!昔はブルースギターが好きでしたが最近はほとんど聞きません。そういえば日比谷の野外音楽堂のブルースフェステイバルも行ってことがありました。

by seibo (2022-04-19 18:58) 

seibo

そうそうつけくわておきますが、好みというのは年齢によって変わるものですね。面白いのは歳をとってくると青春時代に聴いたものをもう一度聞き直して見たくなることがあることです。僕の場合それはカントリー・フォーク系が多いのです。逆に学生時代にあまりにも聞きすぎて飽きてしまって全く聞きたくないというのもあります。特にPPMとかがそうです。不思議なものですね。

by seibo (2022-04-19 22:06) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。