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アレキサンドライト邸にお邪魔してきました。 [音楽]

Studio K'sというサイトをご存知だろうか?
その昔、オーディオの凄腕の方々のオーディオ遍歴などが掲載されていたサイトである。
オーディオを長くやられている方なら、知らない方はいないであろう。
小生も当ブログを始める前から、Studio K'sのサイトを拝見ていた。
もう20年以上前の事である。
当時は全く縁もなく、その道の凄腕の方達がオーディオについてあれこれ試行錯誤されていたのを、横目で眺めていた。
しかし当ブログを始めてから数年が経った頃、このStudio K'sに登場されていた方のお宅にも何件かお邪魔させて頂く事ができるようになった。
その甲斐あって、あそこに登場される凄腕の方々のサウンドをこの耳で聞く事ができ、大変貴重な経験となっている。
勿論今の拙宅のサウンドの礎にもなっている。
先日、4月にお邪魔した夜香さんのお知り合いのアレキサンドライトさんのお宅に、taoさんとお邪魔させて頂いた。
4月にお聞かせ頂いた夜行さんのサウンドが凄く衝撃だったので、その夜行さんと交流させているアレキサンドライトさんのサウンドも凄そうだなと、ある程度覚悟はしていたのだが。
聴かせて頂いたサウンドは、やはり、これまた凄いものであった。
そして、色々とお話しさせて頂く中で、アレキサンドライトさんは当時Studio K'sに登場されていた凄腕のほとんどの方と交流されていらっしゃる事が分かった。
しかも今も交流されている。
当時のあの熱量を持ったまま、あれから20年以上もいろいろと情報交流や試行錯誤をされ続けていらっしゃるのだから、それは凄い音が出てくることは容易に想像できる。
今日のサウンドを聴いて納得納得したのであった。

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アレキサンドライトさんは、 CelloのスピーカーとJBLのスピーカーの両刀使いである。
それぞれ専用のオーディオルームをお持ちである。

まずはCelloのシステムから聴かせて頂くことに。

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こちら、Cello Stradivari Grandmasterである。
こんなとんでもないスピーカーのシステムの追い込まれたサウンドを我がオーディオ人生において聴けるとは想像もしていなかった。
プリから先、パワーアンプ、スピーカー、そしてケーブルに至るまで、スタート全てCelloで統一されている。
ケーブルまでもCelloと一貫されているところが、アレキサンドライトさんのオーディオに対する並々ならぬ情熱を物語っているだろう。
小生はレコードこそ何年も探し続けているが、オーディオを長年に渡り探し続けられているという物凄い執念には共感できる。
そして出てきたサウンドは、やはりその執念を感じさせる重厚なものであった。

こちらが、Celloのプリ軍である。
Encoreだけではないところがまた凄い。
マニア垂涎の機材がこれだけ揃ったのを眺めるとため息が出てくるね。
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PALETTEで、より細やかなところを調整されているとのこと。
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そしてこちがが、モノラルパワー
PERFORMANCEは電源とアンプに分けれているので4筐体で1セットである。
う~ん、ため息しか出てこない。凄すぎ。
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という機材で、小生がジャズ好きということもあり、まず手始めにワルツフォーデビーのSACDからから、その後ECMなどを掛けて頂くことに。

第一印象は、美音である。
物凄く美音だと思った。メチャクチャ音色が良い。
Celloは遠い昔にRNCOREだけで聴いたことはあったが、その音の記憶は何処へ。
もう記憶には残っていなかった。
というわけで、殆ど初耳であるが、生粋のCelloの音色は物凄く鼻音で、物凄く好きな音であった。
小生はレビンソンの音色が好きだが、このCelloの音色もやはり物凄く好きな音である。

しかし、このような天井まで聳え立つスピーカーの音像定位はどうか皆興味があると思うのだが。
小生は、高域はスピーカーの上から降り注ぐように音がくるのかと想像していた。
これが不思議なことに、我々が聴いている普通のスピーカー同様に、耳の高さあたりに音像が並んで聴こえる。これには驚いた。
Celloのシステムは目ざまが悪いようで、冒頭の一、二曲は、スピーカーの音が壁に張り付いたような感じがしていたが、時間が進むにつれ、音がどんどん中央に集まってきた。
3曲目辺りからは、音像定位も安定してきて、違和感がなくなってきた。
これは、あの200kgあるスピーカーのセッティングもなされているとだと直ぐに分かった。
それ以降は、素晴らしいサウンドのオンパレードである。

手持ちしたマイルスのRound Anout Midnight。
遂にデジタルもここまできたかと唸らされるサウンドである。
綿密でありながら、音が薄くない。

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アレキサンドライトさんは、フランス メトロノームのトランスポートとDACをお使いである。
このクラスのDACを使いこなせる方は、国内に数えるほどしかいないと思うが、今回このような贅沢なシステムでMilesがどのようになるのか聴かせて頂けて、とても有意義であった。
アレキサンドライトさんも仰っていたが、このメトロノームは、高解像度なだけではなく、音楽的になるようである。
音色良く、しっかりと本来演奏自体が持っているグルーブ感やノリといったものも表現してくれる。
やはりこのクラスの送り出しがないと、アナログと対等に争えないなと思った。
デジタルはやはり新しいものが良い音するね。

最後に、アレキサンドライトさんのリファレンスである内田光子とスタインバーグのモーツァルト ヴァイオリンソナタ集を掛けて頂いた。
これには心底唸らされた。
この盤は小生も勿論持っているし、また色々な所で聴かせて頂いてもいる。
しかし、今回聴かせて頂いたものは、従来の盤のイメージを根底から覆すものであった。
大きく違うなと思ったのが、ピアノの厚みである。
これまで聴いたことがあったのは、内田光子のピアノとスタインバーグのヴァイオリンが、1:1くらいの割合で演奏しているかのような雰囲気であった。
しかし、今回は違う。
完全に内田光子のピアノが主役で、ヴァイオリンが脇役に徹している。
これまではどちらの演奏も素晴らしく、どちらも楽しめるくらいにしか考えていなかった。
しかし、ここではどちらの演奏も素晴らしいのはもちろんなのだが、主役と脇役の掛け合いというのがよく分かるのである。
根底にはピアノの音の厚みが大きく影響していると思った。
とにかくピアノの厚みが半端ないのである。
Celloの30cm2発のウーファーと、それを軽く制動できるCelloのアンプ群は、半端ではない。
このダブルウーファーをこんなに易々と制動できるものかと、Celloのアンプの凄さを知ってしまった。
低域の遅れというものを全く感じさせない。
Celloのアンプ群は、あのツイーターとスコーカー群、そしてダブルウーファーを完全に自分のものにしている。スピーカーのことも完全に把握しきっている。
昔から、同じメーカーのプリ・パワーを使うというセオリーがある。
下手な組み合わせよりも、同じメーカーのプリ・パワーの方がよっぽど良い音するよということ。
それはそのはず。オーディオのプロ中のプロが音合わせをしたものであるのだから、我々アマチュアとはわけが違うのである。
Celloが到達したサウンドの頂点といっても良いのではないだろうか。
そのサウンドで内田光子の演奏が流れている。
かつて、この内田光子の盤をここまでならせたシステムはあっただろうか?
この上ない感動が沸き上がってきたのである。あのサウンドは凄い。
小生も長いオーディオ人生ではあるが、また一つ心に刻まれた音であった。


というわけで、超絶サウンドを堪能したところで、一息。
こちらが現役ではないが、アレキサンドライトさんがこれまでお使いになられた機材の一部である。
いや、もう博物館級だ。普通は真似できない。
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昔のMundは良いね。
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ロクサンのプレーヤーはオリジナルとのこと。
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その後、2階のオーディオルームへ移動することになった。
2階はJBLの部屋である。
4台のJBL Project K2 S9500が出迎えてくれる。

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写真は2つしか映ってないが、後ろにもう2台ある。
小生もその昔Passのパワーアンプを使っていたが、アレキサンドライトさんは、そのハイエンドクラスのアンプで鳴らされている。
そして32Lもお使いになられていた。
その他のハイエンド機器は聴くのもこの目で見るのも初めてで、度肝を抜かれてしまった。
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こちらの機材も博物館級である。
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こちらがアナログプレーヤー。
SMEとリニアトラッキングアームのダブルアームだ。
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こちらではアナログを掛けられるということで、手持ちの盤を何枚か掛けて頂いた。
実は、Project K2 S9500は一度聴いてみたいと思っていた。
自分でも買ってみたいと思った時期もあるスピーカーである。
そんなスピーカで聴けるのだからと、聴きたい盤をもってきたのである。

ワクワクしながら、1枚目を掛けて頂いた。
Dave PikeのPike’s Peakである。1曲目のWhy Notから。
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Herbie Lewisの渋っぶいベースソロから始まる。
そこからDave PikeのヴィブラフォンとBill Evansのピアノが入ってくる。
この出だしの緊張感が一番の醍醐味である。
カッコいい!!!これはカッコいい音だと思った。
まず部屋、装置もカッコいいが、更に出てくる音もカッコいいのである。
このオーディオルームはアレキサンドライトさんのセンスの絡まりである。
確かにオーディオは音だけではなく、カッコよさも必要だと思っているが、なかなか真似はできないものだ。ここではそれをやられているのである。
実に羨ましいと思った。

そして、Ann BurtonのBallads & Burtonである。
It Never Entered My Mind。
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心底グッとくる歌声である。こういう曲をひとりでじっくり堪能するという快感をオーディオマニアなら味わったことがあるだろう。
いやあ、こういう曲をもっと堪能したいと思った。

それからMilesのペットも聴きたかったのでCookin’から。
My Funny Valentineを
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こちらもどれほどグッとくるかであるが、こちらも心底痺れる演奏であった。

最後にRed GarlandのRed's Good Grooveから、
Red's Good Grooveを掛けて頂いた。
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テンポ良いスリリングな演奏がハードバップの醍醐味である。
5人の演奏がこの大きなオーディオルームに展開される。
いやあ、この演奏もやはりカッコいい!!!
taoさんもカッコいいに頷いていらっしゃった。
なぜあんなにカッコいい演奏になるのか?
それは、あのスピーカと機材軍と長く向き合ったアレキサンドライトさんにか分からないであろう。
拙宅もJAZZはカッコいい演奏にしてみたい、そう思わされたサウンドであった。
アレキサンドライトさん、今回はお誘い下さりありがとうございました。
あのサウンドを聴かされた者としては、お誘いするのに恐縮してしまっております。
が、引き続き交流のほどよろしくお願いします。

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サキコロのセカンドプレスプレスが・・・ [音楽]

ヤフオクに出品されているサキコロのセカンドプレスが25万を超えた。
エッ?とビックリしてして、空いた口が塞がらない。
昔、サキコロのセカンドプレスを買い、聴いて音の悪さにガッカリした苦い思い出が頭を過ぎる。
確かに盤もジャケもピカピカなようで、昨今ではこのような綺麗なものは、高騰してしまうようで仕方がないのかもしれない。時代の流れには逆らえないか。
普通ならセカンドプレスという事で、敬遠されそうなのだが。
しかし、いったいどうしてこんなに高音が付いているのか考えてみた。

・まず、盤もジャケもセカンドである。
・ラベルはN.J.でセカンド。
・ジャケも裏面をみるとセカンドである。
・しかし、盤もジャケもピカピカの状態。
・両溝DG有り
・FLATエッジではなくGG
・刻印は、
A面:PRLP-7079-A 手彫りRVG 手彫りAB 補助マトリクスA
B面:PRLP-7079-B 手彫りRVG 手彫りAB 補助マトリクスA

以上のようになっている。

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そそられる点を考えてみた。
第一にピカ盤、ピカジャケという点だろう。
第二にDG溝ありという点だ。三大レーベルに代表されるようにやはり溝があると安心する。
第三に刻印だろう
その1 手彫りRVG
VANGELDERのサインだが、これには手彫りのものとスタンプのものがあり、手彫りのものが古いとされている。古い=オリジナルに近いというわけである。
その2 手彫りAB
このABは、Abbey Manufacturing 社のプレスを表すものだ。この時代の盤の殆どに記させている。偶にないのがあるかもしれないが、半分ラベルに隠れているものもある。手持ちのPRESTIGEの盤にも何枚かそういうのがある。
その3 補助マトリクスA
補助マトリクスが、A面、B面共に「A」という点が大きい。
今回、これが効いているのではないだろうか。
補助マトリクスには、A、B、C、D、E、Fなどがあり、Aか古いとされている。
それがA面、B面共に「A」なのだから、これは盤はオリジナルに違いないのではないだろうか?

という訳で、今回の肝になるのがこの補助マトリクスだろう。

話は変わるが、サキコロには盤のエッジの部分が丸みを帯びたグループガードGGと言われる物と、真っ直ぐになったFLATと言われるものがある。
マニアの間では、FLATがオリジナルと信じている者と、いやいや当時は色々なプレス工場があり、GGとFLATの両方が同じ時代に存在していたという者がいる。
遠い昔のことなので今となっては知る由もないのだ。
それで、この意見の対立は今も続いている。

まず初めに、FLATがオリジナルと信じている者ならば、今回のこのセカンドプレスは、そそられないだろう。オリジナルじゃないじゃんという事で即終了である。

しかし、もしかして当時GGとFLATの両方がオリジナルとして存在していたかも?と考える者ならば、この盤はもしかしてラベルはセカンドプレスだけど、盤自体はオリジナルにも見えてくる。
しかも手彫りRVGの手彫りABで、補助マトリクスがAである。
う〜ん、これはもしかして盤自体はオリジナルなのかな?

ただ一つ気をつけなければならない重要な点がある。
それは、補助マトリクスは、A、B、C、D、E、Fなどがあり、Aが一番古いというのは確かな事なのだが、これは、メタルマスターの段階でつけられたものではなく、スタンパーの段階で付けられた可能性が高いことだ。
故に、スタンパーの中では初期であっても、マスターが古ければ音は悪い可能性があるということなのだ。

まあ、皆さん分かったうえで入札されているとは思うんですすけどね。
ビックリたまげたので。
しかし、セカンドならせいぜい2万だよなあ、10倍か〜。
ヤフオクには手を出せませんなあ〜。
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いよいよ連休 [音楽]

このところ、仕事は実暇になったが、
趣味や家のことなどが忙しすぎて、どれから取り掛かれば良いか困っている。
飽和しずきて、悩んでいるうちに時間だけが過ぎてしまいそうである。
そうは言っても、レコードセールの日程は決まっていているので、
これを外すわけにはいかない。
ワクワクドキドキである。

早速、連休初日の明日は、都内の数店舗でセールが開催される。
ずっとサキコロの綺麗なのが欲しいと思っていたので、JazzTokyoに行こうと思っていたが、
リストを見てみるとFLATではなくGGだった。
ジャケは綺麗そうだったのだがFLATじゃないので、今回はパス。
あとJazzTokyoで欲しいのが、little giantだったが、これも傷ありなのでパス。
あとはmilesのwalkin'かな。
昔はluckey thompsonの良さが分からず手放してしまったが。
また欲しくなっできた。今はフランスのbarclay盤で聴いている。
まあA面が聴けるし、音が良いので不満はないが。
やはり本家本元も改めて聴いてみたい。
あとは、Red Garlandは何枚か欲しいかな。
あとはSignal盤もちょいと気になる。
accent onもジャケが綺麗なら買い換えても良いかな。
あとはbudのnorgranも気になったが、砂キスありなのでパス。
あとはzootのDAWN盤が欲しいが、傷ありなのでパス。
これも風邪引きが多くて、安くて良いのがなかなか見つからない。
内容は好きなんだが。

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というわけで、何枚か気になるのがあるが、
新宿でもセールがあるので、こっちもチェック。
やっぱ、ブログの写真の上3枚はきになる。
watkins、rodney、cats。
どれも綺麗そうである。
catsは溝なしがヤフオクに5.5万くらいで出てるが、まあ誰も買わないよなあ。
うちは、RVGの右紺で聴いてるが。
今回出るのは太溝、$3.98付き。
う〜ん、欲しいが、競争率はかなり高いだろう。
watkinsもなあ、綺麗なのは少ないしなあ、欲しいけど。
rodneyのsignal狙いはかなり多いのでは。
あとは、tender feelin'sとnew york scene。
tender feelin'sは一時期値段が安定してが、また上がってるかもしれない。
new york sceneは上がる一方。
早く入手するにこしたことはないが。
これも相当競争率が高いからなあ。
somethin' elseは溝ありRなしで綺麗そうだ。
前日のヤフオクの落札価格と天秤にかけてから考えよう。
あとKENNY BURRELLのウォーホルの白いジャケのやつ。
あれもなあ、内容良いし、なかなか出ないからなあ。
ただキズ多めらしい。
あとはrodney以外のsignal盤2枚は気になる。
新宿だとそんなところか。

これから一週間ほどセールが続くからなあ、
初日に突っ込みすぎると後々後悔することにもなるしなあ。
今後もセールの内容も見つつ、もう少し熟慮のうえ、どちらに行くか決めるとしよう。
しかし、こんなことしてると、寝る暇がない。


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オフ会 [音楽]

先週の日曜日は、チューバホーンさんのお宅でのオフ会であった。
前日の土曜日は、レコード探しで歩き疲れて、夜直ぐに寝てしまった。
それで、朝四時ごろに目が覚めてしまった。
歳のせいか夜は早めに眠くなり、そのまま眠ってしまったりすると、3時か4時には目が覚める。
また寝ることもあるが、ブログを書いたり、プログラムを考えたりすることも結構ある。
日曜も朝早く目覚め、オフ会で使用するCDをリッピングしたりしてそのまま起きていた。
そして朝食を済ませてから、レコードを洗浄した。
それから早めに家を出て、新宿のレコード屋に立ち寄り、電車でオフ会の最寄駅へ向かうことに。
平日もそうだが、朝3時、4時頃起きた日は、13時〜14時頃は眠くてしょうがない。
好きなプログラムを書いているときは眠くならないが、
つまんない作業を振られたときなどは、途端に眠くなる。
昔はコーヒーで目が覚めていたが、今はコーヒーくらいではちっとも目が覚めない。
歩き回ったり顔を洗いに行ったりして、誤魔化し誤魔化し仕事をしているが。
眠すぎてぼおっとしている時に、誰かが横に来て声を掛けられた時などは、
ビックリしすぎて、飛び上がったりする。
自分で言うのもなんだが、油断しすぎだろ。

まあ、そんな訳で、昼は眠くなる時間だ。
昨日も一時半頃から各駅停車の電車に揺られ、
最寄駅を目指すことに。
Yahooの乗り換え案内で、到着時刻指定で14:00を指定しすると結果が表示された。
快速にのり、途中で普通に乗り換えるルートだ。
しかし乗り換えは面倒くさい。
何本か早い各駅の電車に乗っても十分間に合うと思い、各駅停車で最寄駅まで向かうことに。

あまり乗らない電車なので、最寄駅以外は、
快速から各駅えの乗り換え駅くらいは何となく覚えていたが、その他の駅名は
全く覚えていない。
田無は良く出てくるので覚えていたが、この程度だ。
14:00前には駅に着くので、駅に着いてゆっくりしようと思っていた。
それで電車にゆられ暫くすると、うとうとし始めた。
その後の記憶は、時計を見るとまだ14時前だ。
Yahooの検索結果も14:00前には最寄駅に着くように表示されている。
うとうとしながら、これを繰り返していると。
小平というアナウンスが聞こえた。
うむ?小平?
小平は認識があり、この小平で、飛び起きた。
取り敢えず小平で降りた。
14:00ギリギリ前だったと思う。
うたた寝しながら小平まできちゃったよ。
直ぐ様反対のホームに向かうためエスカレーターに乗ると、同じタイミングで、
反対のホームに黄色い電車がきているのが見えた。
多分いつも乗ってる各駅停車だろう。
「ちくしょう」ぎりぎり舞い合わないじゃないか。
反対のホームまで行き、乗り換え案内で検索する。
あと10分近く電車が来ない。
「ちくしょう」
仕方なく、一旦チューバホーンさんにメールして、
電車を待った。
快速と各駅停車を乗り継いで、最寄り駅まで。
相当遠くまで来てしまっていたようだ。
なかなか着かない、
焦る気持ちをら通り越して、開き直りに似た感じに。
なんとか電車を乗り継いで、やっとチューバホーンさんのお宅に到着。

結局30分以上も遅刻だ。
腰を低くしてお邪魔する羽目に
あ〜あ、やっちまったなあ。

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到着すると横浜のvafanさんもいらっしゃっていた。
vafanさんとお会いするのも久しぶりだ。

折角選曲して頂いていたのに、掻い摘んで聴かせて頂くことに。
申し訳ないです。

まずはクラシックのlive音源から。
ヒラリーハーンとベルリンフィル。

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出てきた音のその柔らかなこと。
また演奏が始まる前の音出しの風景や観客の感じがなんとも良く出ている。
そしてヴァイオリンの音が出てくると、
コンサートホールふわあっと広がってゆく。
この柔らかさですよ。
コンサートホールに通われている方なら、あのなんとも柔らかな
ヴァイオリンの音をオーディオで出すのが、どれほど難しいか良くご存知のことだろう。
小生もそも昔、SD05を導入した頃は集中的にコンサートホールに足を運んだ。
あの柔らかな音を出しつつ、ジャズも聴きたいというなんともワガママな拘りを持っているが、
両立はかなり難しい。
小生のようにジャスもクラシックも良い音で鳴らしたい肩は多いと思うが、
これを突き詰めていくと、相当オーディオを追い込むか、
ジャズとクラシックの2システムを組むかどちらかになるだろう。
2システムを組むとなると部屋の問題や金銭的な問題もあるので、
これはかなりハードルが高い。
そんな訳で、拙宅ではどちらもまあまあな音で鳴っている。

これだけ柔らかい音だと、JPOPやジャスは大丈夫なのかなと心配になる。
それほどふわっとした音だった。
コンサートホールで演奏が始まった時の冒頭のヴァイオリンが漂う感じを
思い描いて頂ければ、宜しいのではないだろうか。
そいいう音がオーディオからしてきたのである。

それからシューベルトなどを何枚か聴かせて頂き、
づづいてビートルズのアビーロードを掛けて頂いた。
すると芯のあるしっかりした音が出てきた。
先程ヒラリーハーンで聴いた柔らかさからすると、かなり軽い感じで音が出てくると思いきや、
厚みと質量感がある。
ベースオンについては、アナログのような音の出方をしているように思えた。
この音はかなり凄いな。
ビートルズもオリジナル盤を結構聴いている。
アビーロードも完オリではないが、オリジナルの音は何度も聴いているので、
勿論レコードで。
しかし、今聴いているのはCDである。
普通、CDからアナログのオリジナルのような音がするかね?
お前のいつも聴いてるアナログの音が悪いから、
悪いオリジナルの音に耳が慣れちゃってるんじゃないのと、
鼻で笑われてしまうかもしれない。
まあ、そう言われての仕方ないが、しかし小生がこのように感じた事は確かである。
vafanさんの感想も聴いてみたいところである。
しかし、チューバホーンさんのお宅の音を聴いたことのある方なら、
おおよそお察し頂けるのではないだろうか。
しかし、あの低音が出るようになったのもoさんのDACあっての事だろう。
あのDACなくして、あの低音は出ないだろう。
またヒラリーハーンのあの柔らかさも。
しかし凄いDACを作られたものである。
これを使わさせて頂いていることに改めて感謝せねばなるまい。
ただ、拙宅は目下のところMC20 Super2に夢中なので、宝の持ち腐れになっている。
しかしオーディオをする時間が平日1,2時間と土日だけでは、
時間が少なすぎる。
暫く仕事を休みにして、デジタルもアナログもどっちも遊びたいところだ。
それは流石に無理か。
そんな訳で、一度アビーロードをお聴きになられることをお勧めする。

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その後、JPOPなどを何枚か聴かせて頂いた。
その中でSACDで聴かせて頂いた今井美樹がメチャクチャ良かった。
クラシックやボーカルに関しては、チューバホーンさんはやはり年季が違う。
このオーディオ部屋で泣かされた事もあるが、それくらいボーカルに
グッとくる瞬間がある。
今井美樹もずっと聴いていたいと思った一枚であった。
一時はSACDが部長だつたがあ、今回は完全復活。
CDとSACDどちらも、物凄く良い音だが、小生はSACDの音は特に好きだなあ。
真似できないのは残念だが、あの音は以前不調になる前からメチャクチャ好きな音である。

そのあと持込みしたCDRやCDの聴き比べを3人で行った。
うちにあった2枚のユーミンの悲しいほどお天気。
どちらも同じ型番である。マトも同じ。
リッピングしたらどちらもファイルサイズは同じであった。
しかしファイルサイズが同じでも、中のバイナリデータが同じとは限らない。
そこでバイナリエディタを使い、全てのバイトデータ、ビットデータが同じかどうかを
予め調べたところ、全く同じであった。
デジタルデータとしては全く同じものを聴き比べしようと言う小生の企画である。
CDをそれぞれ聴き比べる事もしたが、CDはそれぞれの盤の状態でも音は変わる。
磁気を帯びていると鮮度が落ちたりというこたは、過去に経験している。
なので、今回は同じ曲を2枚のCDからそれぞれをリッピングし、
一枚のCDRに焼いて持ち込んだ。
自分で予め聴いた感じでは、音は違うという結果が出ているが、
チューバホーンさんとvafanさんは、どのように判断されるのだろう。
結果は。
全く同じデジタルデータであっても、出てくる音は違うという結果になった。
CDRでの聴き比べだけではなく、それぞれのCDを聴いて、
比べる事もやってみた。
すると結果とは同じで、かつ音の違いの傾向も、CDRとCDでのそれぞれで、
同じ傾向になったのである。

と言うことは、購入するときには、一度自分の耳で聴いてみて、
良いと思ったのものを買わないと、実はもっと良いのがあるかもしれないと言うことである。
何枚も買ってみないと分からないという事である。
そんなひまも金もねえよと、一喝されそうであるが。
まあ、今回はお遊びということで、試してみたのである。
何事もやってみないと分からないオーディオの世界なのだが、今回の結果は、
結果として知った上で、今後のCD購入の参考にしようと思った次第である。
なので、どうしても気に入った盤が有れば、それは何枚か買ってみて、
一番音が良いのを残すのもありかもよということで。

その後、oさんと合流して、二次会。
ここでもこさとても濃い話をして盛り上がった。

そんな訳で、このCDR作成作業を当日の朝目が覚めた時に思いついたのであるが、
4時からリッピングやライティングを行った。
電車乗り過ごしの原因は多分これだな。
あと乗り過ごしの敗因は、Yahooの乗り換え案内で、到着時刻で検索したことだ。
検索結果の画面は、何度更新しても同じである。
14:00前には着くという検索結果に安心しきっていた。
電車の中でもこの画面と時計を見て、まだ14:00前だ、
もうそろそろ到着かな。最寄駅がでてくるのを電車の中で、ぼやっと待っていた。
しかし、その間に一瞬で熟睡し、その間に最寄駅を通り越して、どんどん先に行ってしまっていたのだ。
ずっと、うとうとしていたと思っていたが、実は爆睡していたとは。
また、乗り換え案内を現在時刻設定にしていたら、
到着時刻が変わるので、改めて現在一から最寄駅までの時間を調べただろう。
全く油断しすぎであった。
皆さん、乗り換え案内の到着時刻での検索は危険ですよ(笑)。
ではでは。
チューバホーンさん、横浜のvafanさん、oさん、ありがとうございました。
楽しかったです!
今回は実験結果を3人で考察できて、とてもためになりました。
どうもありがとうございました。

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仕事が終わった。 [音楽]

先週、遂に仕事が終わった。
木曜から一気に仕事が暇になり、昼間眠くて仕方がない。
それでも、自分なりに作りたいプログラムが山ほどあるので、
予定を立てつつボチボチ作っている。
暫くはこの生活が続きそうである。

昨日は朝4:00頃から起きて、シェルのリード線を変えたり、ブログを書いたりして、
朝食を取った後、レコードを探しに。
結局夕方迄レコードを探し回り、5枚ほど入手して帰ったが、足がガクガク。
この3ヶ月ほどは仕事ばかりしていたので、脚の筋力が落ちているかもしれない。
もう動かないと段々筋力が無くなる歳になってきた。
気にはしているので、毎朝出勤の際に早足で30分以上歩くようにしているが、
それでもまだ足りないようだ。

帰ってから、早速レコードを洗浄しながら、
新しいカートリッジでレコードを聴いたりしていた。

先日入手したahmad jamalのhappy moodsのargo盤。
青ラベルだが音的にはこれで十分。
その前に入手してしていたAll of youも青ラベルで、音は良かったがこちらも良いね。
MC20 Super2で聴いてみたが、音場広く、
かつ音に締まりがあって、低温もズドンとくるようだ。

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他にも色々と聴いてみた。
やっぱ、新しいものを買った直後はテンションが上がるよね。
なんでもよく聴こえてしまうものだ。
この点は子供の頃から変わらない。

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いやあ、幸せな時間である。
ジャズを良い音で聴けるときが1番幸せだ。
日本にもいつ爆弾が降ってくるか分からなくなってきた。
その時になれば、レコードどころではないだろう。
そこにレコードとオーディオがあっても、
意識がレコードに向かず、爆弾に向いてしまう。
そうなれば、高価なオーディオ機器やオリジナル盤もゴミと化すだろう。
今の時間を幸せに過ごせるのは、今平和だからである。
今平和でいられることに感謝しつつ、今は思う存分jazzを楽しもう。
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あと少しで納品完了 [音楽]

並行して走っていた複数のプロジェクトも殆ど納品が終わり、あと1プロジェクトのみとなった。
残念ながらこの1プロジェクトだけは、
今年度内に収める事が出来ず、納期をずらさせて頂く事に。
まあ、小生担当のプロジェクトではないのだが、
早く終わられた身としては、手伝わざるを得ない。
あと2週間ほど頑張れば、暇になるだろう。

今日は明日相方と出かけるため、今日は早めに帰らせて頂いた。
そして、今は久しぶりにジャズを。

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ROLLINSとDORHAMのPLAYS ROR BIRDのUKオリジナル。
昔USオリジナルを持っていたが何故か手放してしまった。
が、これがまた聴きたくなり、音は同じだろうと、
今回はこの可愛く怪しげなジャケの盤を入手。

やはり、素晴らしいROLLINSの吹きっぷりだよ。
今、拙宅のオーディオは間違いなく過去最高に音が良い。
相方からも音が良くなったと言われるほどである。
またMC20の状態の良いのを入手し、今はこれで聴いている。
ルーペで針先をチェックしたが、抜群に状態が良い。
そして、オラクルの足回りの微調整を行なってきた甲斐があり、
今はまた一歩先の音が出てきたようである。
かなり良だったが、もう一歩抜きに出た音が出てるとは。

こうしてROLLINSやDORHAMの吹きっぷりを堪能できると、
疲れも吹っ飛ぶね。


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red garlandを聴く [音楽]

museと言えば水色のラベルだが、こちらは白ラベル。
所謂オリジナルプロモ盤。

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忙しい中、これもレコード屋で見つけた盤。
Sam JonesにAl fosterとくれば聴かないわけにはいかないだろう。

It's All Right With Meから始まり、
曲良し音良し演奏良しのこちらも三拍子揃った盤。
1970年代のアルバムという事で、目もくれられないだろうが、これがなかなか良いんだよね。
特に大好きなI wish knewとか、痺れるねえ。
museって、大した音ではないという先入観があったが、この盤はCHEROKEとか恐ろしい音が入ってるね。
プロモだからか?

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こんな盤を聴くと、仕事が忙しい中でも、心安らぐひと時を過ごせる。
ウクライナの人達は、いつ死ぬかも分からない状況の中で、心落ち着かない日々を過ごされている事だろう。
我々もコロナでいつ死ぬか分からない状況にあったが、あれとは比べ物にならない心境だろうと思う。

日本も中国やロシアが来たら、あっという間に同じ状況下に置かれる事だろう。
我々は運良く心穏やかに暮られせている事に、改めて感謝せねばなるまい。
こうして、良い演奏を良い音で聴けていられる我々は本当に恵まれてるんだね。



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昨日に続き [音楽]

今日ものんびりできた。
今日はピアノ繋がりでこちらを。
Jack MillmanのBlowing Up A Storm。

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Jack Milmanはトランペッターなんだけど、
ピアノがDon Friedmanでメチャクチャ良いよね!

初めは、Jack Millmanって誰?って感じだったんだけど。
それにERA RECORDって何処のレーベルって感じだった。
それで、演奏を初めて聴いたらJack Sheldonの間違いじゃ無いの!?と思ってしまった(汗)。
それほど、Jack Sheldonに演奏がスタイルが似ているなあって思ったんだよね。
ジャズ聴き始めはJack Sheldonも知らなくて、
初めて聴いたらハマってしまい、連日聴きまくっていたなあ。
Jack Sheldonを知ってるのはツーだなんて思ったりしていた。

が、その先にJack Millmanなる人物が。
この人も知らなかったよ。
利用者とも西の人だし、スタイルもにているので、
Sheldon好きならこの人も好きなのではないだろうか。
この人を知ってる人こそ、ツーなのかも知れない。

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この盤はタイトル通り、演奏が熱くノリノリの演奏ばかり。
この盤もeasy to loveやstella by starlightなど好きな曲満載で、
曲良し演奏良し音良しの三拍子揃った盤。

盤から出てくる音にも厚みがあり、濃い音がする。
Redaxなので、綺麗なのが少ないと思われるが、
手持ちの盤は多少のチリパチでまずまず。
ジャケはかなり綺麗だったので良しとしよう。

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ピアノ三昧 [音楽]

久しぶりの更新。
いやあ、やっと二月の締め切りの山を越えた。
束の間の休み。
あと1カ月は地獄の日々だが、なんとか乗り越えたいところ。
これまで蓄積してきたプログラムの甲斐があり、年末までは余裕をぶっこいていたが、
周りの人の手伝いをしていたら、自分の仕事が溜まってきて、
気付けば忙しくなっていた。
それでも周りの人が多少楽になってくれればと思い、
手伝い続けてはいるが。
まあ、感謝の言葉を頂けるので、疲れも吹っ飛ぶのだけど。

土曜も仕事だったので、先日のバルネが出た時もセールには行けなかった。
20万位なら手を出そうかとも思っていたが、
風の噂では40万弱だったようだ。
レコード一枚でこれかあ。
ケニードーハムのオリジナル盤で最難関がこのバルネだろう。
他のオリジナル盤は殆ど入手した。
しかしなあ、日本もいつウクライナのようになるも分からない。
これが現実かと思うと、バルネも聴けるうちに聴いておきたい。

近況はこんな感じで仕事が忙しいのだが、
隙を見つけてレコード屋には通ってしまうのである(汗)。
それで今日は買い溜めしておいた盤を聴く。

最近はクラシックもだが、ピアノの盤を良く聴くようになった。
歳のせいか!?

まずはこちら。
BILL EVANS。

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先週末のセールで売れ残っていた盤。
小キズとスレの中間くらいのが有ったので、売れ残っていたようだ。
音に出るかもと思っていたが、ほんの僅かに出るほどで、
殆ど気にならない。
そして、なんと言っても黄色ラベルである。

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オリジナルプロモ盤。
オリジナルと聴き比べた訳では無いが、大抵はオリジナルよりも更に音が良いので、
これもまたオリジナルよりも音は良いのではないかと思う。
こうして聴いている感じでは、もうこれ以上の音質は必要ない。
ライブ盤だが、これほど場の雰囲気・空気感や、ピアノのタッチやベース、ドラムスの
リアリティを感じられたら、文句はない。
ひたすら当時のその空間に身を委ねて、演奏を楽しむだけである。
Someday My Prince Will Come、Stella By Starlight、Round Midnight、
How Deep Is The Oceanなど良い曲が怒涛のように押し寄せる。
やはりこの盤は良いね。
白熱した演奏が聴き終えると、心地よい爽快感が。
疲れも吹っ飛ぶね。

そして、こちらはJUNIOR MANCE。

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MANCEと言えばVERVE盤が一番人気だし、小生も1番好きなのであるが、
他の盤で良いのはないかと探して見つけたのがこのJAZZLAND盤。
MANCEのブルージーな演奏を聴ける。

そして、もう1人プルージーな演奏を聴けるのがこの人。
JOHN WRIGHT。
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手持ちの盤はオリジナルではないが、STATUSレーベルなので、
当時の初期盤と思われるが、音は厚みがあり物凄く良い!
オリジナルはPRESTIGEのNJのDG有りのようだが、
どのような音がするのだろうか。
綺麗なのがあったら入手したい。

最後はトリオではないが、ピアノつながりでGEORGE WALLINGTON。

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値が張るのでなかなか手を出せなかったが、まあまあの値段で入手できた。
何度聴いてもFrank FosterとDave Burnsには痺れるねえ〜

と言うわけで、三月いっぱいは仕事漬けなので、更新は来月かな。




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ユーミンのマト一覧を作ってみた [音楽]

ちょっと更新したのでUPしてみた。
まだまだマトリックスの若いのを探し続けている。

以下は、当初2021年4月26日に書いた記事。

仕事のピークを過ぎて毎日定時退社できている今日この頃。
時間ができたので、こんなのを作ってみた。
というのもレコード屋さんに行ったときに初期盤を見つけた時に、
手持ちのマトやプレスマークより初期のものかどうか確認するために以前から必要だと思っていたから。

タイトル型番リリース日プレス・マークA面マトB面マト
ひこうき雲ETP-720511973年11月20日7-Y2S2 483S4 58
ひこうき雲(2枚目) 銀帯ETP-90835-1w2S 10 2S2 13
ひこうき雲(3枚目) 銀帯ETP-90834-6Xw2S 1 2S2 3
ひこうき雲(4枚目) 銀帯ETP-90833-XW2S 22S 5
ひこうき雲(5枚目) 銀帯ETP-90833-W5W2S 62S 13
ひこうき雲(6枚目) 銀帯ETP-90833-XW2S 22S 5
ひこうき雲(7枚目) 銀帯ETP-90833-XW2S 22S 4
ミスリム 茶色帯 2ndプレスETP-720011974年10月5日7-9X3S42S4 89
ミスリム(2枚目) 黄色帯 1stプレスETP-720014-Xw3S 112S 12
コバルトアワーETP-720711975年6月20日5-6w1S 241S 24
5-6w1S 81S 13
YUMING BRANDETP-721841976年6月20日8-21S5 12S3 65
6-51S2 53S 30
14番目の月ETP-722211976年11月20日7-11S3 352S3 36
6-X1S3S
紅雀ETP-723031978年3月5日8-21S 301S 15
流線形'80ETP-800471978年11月5日8-X1S 51S 3
OLIVEETP-900831979年7月20日2-73S2 583S 61
ETP-800859-71S2 181S 6
悲しいほどお天気ETP-80118 1979年12月1日9-Y1S 201S 33
時のないホテルETP-900021980年6月21日43-921S 431S3 6
0-71S 291S 23
SURF&SNOWETP-900341980年12月1日o-z1S31S3
0-Y1S2 171S2 13
昨晩お会いしましょうETP-901201981年11月1日1-X1S2 191S2 20
1-X1S2 111S2 21
1-X1S2 51S2 23
昨晩お会いしましょう(見本)非売品 白ラベルETP-901201981年11月1日1-X1S3 121S 16
PEARL PIERCEETP-901751982年6月21日2-81S2 151S 26
ETP-901752-61S 81S 12
VOYAGERETP-902651983年12月1日3-Y2S 32S 16
3-Y3S 241S2 17
3-Y2S 251S 44
3-Y2S 32S 16
NO SIDEETP-903101984年12月1日4-Y2M2 305M3 20
4-YM3 302M2 31
4-Y2M3 302M2 4
4-YM3 1M2 15
DA・DI・DAETP-903651985年11月30日5-YTMA-16MA21
ダイアモンドダストが消えぬまにRT28-50601987年12月5日7-Y2MM 8MA 0
Delight Slight Light KISSRT28-53501988年11月26日8-X2MA 22MA 2


先日、OLIVEの初期と思われる盤を見つけて買って帰った。
もうかれこれ10年ほど前に、JBLの凄いシステムでアルバム「OLIVE」から「青いエアメイル」を
聴かせて頂き、えらく感動したことを今でもはっきりと覚えている。
その後、拙宅でも感動するのかと調整のたびにこの「青いエアメイル」を掛けてきたが、
いままで感動することがなかった。
何度も聴いているうちに感動しなくなったのかなとも思ったりしていた。
が、最近マトリックス番号や初盤も気にするようになったので、
OLIVEのマトも確認したところ後期の盤だと思わることが分かってきた。
そこで、ひょっとすると初盤で聴いてみたら感動するかもと思って。
小生はJAZZのレコードについては、どうしてもオリジナルで聴きたくなっていたが、
国内盤に限っては、どれも音良いと思っていて、あまり気にしたことがなかった。
しかし、マトリックス番号などを気にするようになるにつれ、国内版でも
音が結構違うような気がしてきたのだ。
その音の違いをWilsonのスピーカーはちゃんとこれらの音の違いを描き出してくれる。
そして、初盤と思われるOLIVEを買って帰って聴いたところ、
何と感動することができました!
初盤と分かっているから、音が良いに違いないと思い込んで聴いているからなのかもしれませんが...
まあ、ホントのところはオフ会などで確認して頂くとして、まあ小生としては
やはり初盤を探すに限るという結論に至り、手持ちの盤を片っ端からマトリックス番号の若いのを探しまくっているのであります。

そういえば、事後報告なので、そんなのマトリックス番号が分かっているから、
そう思ったんでしょと言われれば、それまでなんですが。
マトリックス番号を気にし出す前に、音が良いなとか聴いていていいなあと思っていた盤は、
以下の盤でした。

・コバルトアワー
・紅雀
・悲しいほどお天気
・流線形'80

これらのマトリックス番号って、どれも「1S」なんですよね。
この4枚は、実は1Sとは知らずに買って聴いていました(笑)。
信じるか信じないかは、あなた次第です(笑)。

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