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奈落の底には、続きがあった [音楽]

物事は、悪くなるとどんどんそっちの方向に引きずられてゆく。
デジタルは安定していたので、アナログだけ何とか聴かせられるようにと思ってはいたのだが...
オフ会が迫る中、日々アナログと格闘したが、焦りだけが増えていき、
結局音を良くすることができなかった。

しかし、今回はデジタルがメインだったので、アナログは諦めてオフ会を強行。
オフ会当日は、taoさんと横浜のvafanさんがいらっしゃる事になっており、
先にvafanさんと始めておいて、後からtaoさんが合流される予定になっていた。

vafanさんと待ち合わせて、お昼を一緒に食べた。
以前から行こうと思っていたラーメン屋でお腹を満たし、オフ会スタート。

まずは、聴くに堪えないアナログから聴いて頂いた。
先日、チューバホーンさんとoさんがいらっしゃった時と、同じ機材なのだが。
あの時は天国、今回は地獄。散々たる結果で、詳細は割愛する。

早々にデジタルへ。
聴いて頂きたかったCDのうち、選りすぐりのものは、
taoさんがいらっしゃってから、音が佳境に入った頃にかける予定にしていた。
まだまだこんなものではないぞと、内心ワクワクしながらも、
先のアナログで撃沈されたことを引きずっていて、なんとも微妙な気持ちのままであった。

そんなマイナスの気持ちをレビンソンが感じとったのだろうか。
2,3枚掛けたところで、
突然、「パンパーン!。パチ!。パパパーン!」。
爆竹のような物凄い音がした。
初めての経験で、動揺したが。
偶にDACの切り替時やデジタルでの曲の切り替え時やLUMINの処理が詰まった時に、
パチパチ言うことはあった。
少しそれに似ているが、音量が大分違うようだ。
vafanさんもデジタルの時、たまにパチパチ言うことがあるのを経験されていて、
少しこれに似てますねと言うことであった。

不安ながらも更に何曲か掛けていると、
また、「パンパーン!パチ!パーン!」と大きな音が。
おおっ。やはりこれはヤバいな。
コンデンサーが逝ったか!?
レビンソン、壊れちゃったかな!?
このままだとスピーカーか壊れるかもな!?
もう壊れたか?

いずれにしても、これ以上鳴らすのはとてと危険である。
vafanさんと話をして、急遽中止する事に。
直ぐに、こちらに向かわれているtaoさんに状況を連絡して、
仕切り直しとさせて頂いた。

心苦しいが、このままオフ会をしても意味がない。
と、これまで幾度となくオフ会をやってきたが1時間にも満たないオフ会は、初めててである。
まして、機材が壊れるとは。
あーあ、レビンソンが暖まってきて、これでtaoさんがいらっしゃった頃に、
1番いい盤を掛けよう。
役者が揃ったところで、ドカン!
奈落のから、更なる深みへと,,,

まだ壊れたと決まった訳ではないが、何となくレビンソンの23.5Lのコンデンサーが
逝ったんじゃないかな?

ML1も23.5Lも都内のオーディオショップで買ったものなので、
ショップに連絡して、メンテナンス業者に見てもらわなければならない。

あーあ、つい1ヶ月ほど前は、メチャクチャ良かったのに。
あまりの音の良さに、それをDSDファイルにしてチューバホーンさんに送ったのだが、
あれが遺影のようになってしまった。
大体メチャクチャ音がいいと言う時は一瞬で、これが続くことがないのは、
皆さんご承知の通りである。

アナログの調整がドンドン悪くなってゆき、最後にはアンプが逝ってしまうとは。
長年やっていると、まあこういうこともあるのだな。
ましてや、古い機材を長年使っているのだから当然だろう。
故障を恐れて古い機材は使えない。
前回23.5Lを修理したのは7,8年前か。
あの時は、かなり音が良くなって戻ってきた。
今回はML1もしっかりメンテしてもらおう。
まわりの方々のお話を聴く限り、もう少し厚みのある音が出てきそうである。
オーディオから、爆竹みたいな音を経験した人は、なかなかいないと思うので。
原因が分かったら、また記事にしようと思う。
ハードに詳しい方なら、この辺りの経験はおありかもしれないが。

まあ、そう言う訳で、途中でお帰り頂いたtaoさんとvafanさんには、
申し訳ないことをしたが。

それでも、vafanさんにはデジタルの音を確認して頂けたので良かった。
上流の構成は、LUMIN+SU-6+oさんDACと、
これまでで最高の組み合わせである。
ネットワークトランスポートとDDコンバーターの組み合わせによる
I2S接続と、oさんのディスクリートDACでどれだけ良い音がでてくるのかご確認を頂けたようである。

暫くは、SD05一台にして鳴らしながら、アナログの調整を追い込んでおこう。
考えてみるとMC20の調整は去年一年掛かっている。
MC20については調整がこなれてきていたが、カートリッジを変えた途端このあり様である。
また一年くらいはかかるのかもしれない。
アナログの調整でやりたい事は山ほどある。
焦らず、好きなレコードを聴きながら、じっくり調整を進めよう。

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サキコロの綺麗なのが出てるが。 [音楽]

サキコロの綺麗なのがヤフオクに出ているようだが。
つい数ヶ月前に、サキコロのセカンドプレスにとんでもない高値がついた。
綺麗だと何がなんでも入手したいのだろう。
今回は、FLATではなくGGのようだが、
結構綺麗めなようなので、どうなるのか楽しみである。

しかし、商品説明欄に気になる記載があった。
それは、FLATもGGも再生音は全く同じと記載されている点だ。
この出品者曰く、FLAT=1stプレスという議論は当てはまらないとのこと。
それはそうかもしれない、同時期に複数のプレス工場に振り分けられた可能性があり、
その結果FLATの盤やGGの盤が出回ったのだろうから。
しかし、プレス工場が違うのだから出てくる音が違うのは、当然だと思うのだが。
この出品者は、再生音は同じと断言している。
聴き比べたことあるのだろうか?
一般的には、FLATの方が人気がある。
本当の音の違いを聴いたことがある者なら、好みのほうを選ぶだろう。
自分の周りには聴き比べた方や両方所有されている方も結構いるが、
普通、両者を聴き比べたことがある人なんてなかなかいない。
そんな人が、この文章を読んだら、そうかGGもFLATも同じ音なんだ。
じゃあ、ジャケも綺麗だし、気合い入れて入札するかとなるかもしれない。

しかし、聞き比べると、結構音違うからなあ。
FLATもGGもどっちも音はいいのは確か。
どっちが良い音かという点も一概には言えないと思う。
結局は、好みのほうを選べばいいと思うんだけど。
自分が聴いた感じでは、GGのほうが音に纏まりがある。
FLATのほうが少し荒っぽいというか、野生身みたいなものが感じられる。
どっちが好きな音かと言うことになるので、敢えてどっちが好きかは述べないが。
この違いは結構大きいと思うんだけどね。
敢えて、FLATもGGも再生音は全く同じと明言されると、
いやいや、それはちょっと違うんじゃないの?
と言いたくもなるのである。
入札される方が、後で後悔しないようにね。
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パニック [音楽]

デジタルは、動くときは難無く動くが、動かないときはうんともすんとも言わない。
何をどうしても、全く動かない。
日曜日動いていたはずなのに、何をどう弄ったのか?
今日鳴らそうとしたが、うんともすんとも言わない。
接続変えたっけ?
今日デジタルで鳴らそうとしたら、プリのボリュームを上げても、全く音がしなかった。
ノイズさえも出ないのだ。
今、デジタルは、以下のように繋がっている。
SSD→ (USB)→ LUMIN→(USB)→Singxer SU-6 → (HDMI I2S)→ oさんDAC
 → RCAケーブル → ML-1
SSDからSingxer SU-6までは基本接続を変えようがないので、DACへの入力とDACからの出力を切り替えてみた。
しかしうんともすんとも言わない。
先日メモったDACの切り替えスイッチの設定と、実際に刺さっているケーブルを何度見直したが、
うんともすんとも言わないのである。
LUMINとSU-6は、叔父の所有物なので、その癖などが全く分からない。
またDACも来たばかりなのでこれについても癖などが全く分からないのである。
マニュアル通りに色々と切り替えてみたが、全く音が出なかった。
何処が悪いのか見当もつかず、いじったのは多分DACの接続くらいだと思っていたので、
ありとあらゆる接続の組み合わせを試したつもりだったが、どれも全く音がしなかった。
アナログなら多少ノイズ出ながら動いたり、小さなボリュームなら出たりするが、
無音なので見当も付かない。
1時間ほど格闘していたのだが、諦めた。
これは無理。もうoさんに頼るしかない。
お忙しいとは思うが、oさんに聞くことにした。
すると、DACからの音が無音の場合は、LUMINからSingxerまでの送り出しに問題があるようだ。
DACまで音がきていないようである。
DAC側の問題であれば、多少なりともノイズが出るとのこと。
そっか.全く気にしていなかったが、LUMINかSingxer側に問題があるのか。
それで、LUMINとSingxetの電源を落として、パソコンからUSBでSingxerにsingxerのasioドライバ経由で入れててみる。
更にsingxerから同軸デジタルでDACに入れてみた。
そしてsingxerの電源を入れてみると、鳴りました。
oさん、お騒がせしました。
Singer側の問題でした。
その後、SingxerからDACまでを同軸デジタルからHDMIに変えてみたら、こちらも音が出た。
Singxerの動作についても知らなかったが、
光や同軸デジタル、SPDIF、HDMIなどのSingxerの出力はどれも信号が出ている。
なのでケーブルさえ挿せば、鳴るはずなのである。
HDMIでも鳴ったので、あとは大丈夫だ。
あとはまた明日ゆっくりと楽しもうと思う。

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NEW DACお披露目 続き [音楽]

掛けたのは、
Okihiko Sugano – Recording Works Best Sound Selection から
I remember cliffordである。
高橋達也の実に渋いテナーの音がとびこんでくる。
厚みのある音だ。
これは手持ちのoさんDACよりも濃い音がしているのではないだろうか。
この濃いDACの音により高橋達也のテナーの音がより深みを増して聴こえてくる。
録音は1970年代だろうから、彼が現役バリバリの時に録音されたものだ。
これを菅野さんが上手く録ってくれていたので、我々は今これをこんなに良い音で聴けるのである。
アナログ時代なのでテープで録っていたと思うが、これを容易に連想させられるとても濃い音である。

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続いて、鮫島有美子の愛のよろこびから、ますを。
I remember cliffordの図太い音とは打って変わって、軽やかなフワッとした音が漂ってくる。
空間は広く、鮫島さんのソプラノがその広い空間にポツリと。
クラシックらしい柔らかなそしてとても丁寧な歌声が出てきた。
ここまで二曲しか掛けていないが、手持ちのDACよりも音が良いのではないかと思った。
現在手持ちのDACは叔父のところにあるので、詳細な聞き比べは後日改めて行おうと思っているが、
今聴いた感じでは、更に一歩音が濃くなったような印象を持った。
まあ、手持ちのDACも従来のDACとは雲泥の差なので、oさんDACという意味では、どちらもかなり良い音なのではあるが。
それでも。やはり良い音を聴いてしまうと、手持ちのDACと同違うのかこの耳で聴いてみたくはなった。

続いて、ユーミンの流線形から、かんらん車を描けた。
冒頭から難しいドラムの音が入っているが、遅れる事なく上手くなってくれたと思う。
そしてユーミンの声は、陰影が実に良く表現されている。
楽器の音の分離もとても良いと思った。
このユーミンの声の質感はかなりのレベルにあるだろう。
チューバホーンさんから、レコードの音も聴いてみたいとリクエストがあった。

実はオフ会前の一週間は、スピーカーのセッティングとアナログの調整を毎日やっていた。
DACの素性を見極めるために、先ずはスピーカーのセッティングだなと思い、これを第一に考えて自分なりにできる限り詰めていった。チューバホーンさんや、さらにはGRFさんがセッティングされれば、更に精度は上がるのだろうけれど、どこまでやれるのか試す意味でも自分だけでやってみたのだあった。
そして新たにMC20を入手していたので、これで鳴らそうと思いDL102をMC20に付け変えて、アナログの調整を行なっていた。
デジタルは手持ちのESS9018のDACを使って調整をしていた。
そこでユーミンも掛けていたのだが、これをMC20のアナログの音と比較したりもしていた。
しかし、どうもMC20のボーカルがESS9018の音と殆ど変わらないのである。
おかしいな。こんなにMC20悪かったっけ?
声の張った感じのところに若干かさつきがある。
もっとしっとりして、艶があり、もう一歩声が伸びて欲しいのだが。
ハズレのMC20だったかな?などと思っていた。
そして調整を重ねても、なかなかESS9018のデジタルの音より、MC20のアナログの音が良くならなかった。
このままオフ会をやるとアナログがイマイチという結果は目に見えている。
しかしどうしてもMC20ではデジタルの音を超えられなかった。
そこで考えてみた。
実は最近MC20を入手するまでは、アナログはDL102で聴いていた。
そのときは声の質感に不満はなかったのだ。
だがMONOになってしまうので、STEREOとして音場などを楽しめない。
しかし声の質を聴いてほしい。
そこで悩んだ結果、今回のオフ会は割り切ってDL102でMONOで聴いてもらおう。
こう考え直し、それからDL102に絞ってアナログの調整をしたのであった。
そしてESS9018と比べると、僅かにアナログの方が声が一歩抜きに出たような気がした。
声を張ったところに、かさつきがなくなった。
これで行こう。

そして、チューバホーンさんと、oさんには、DL102でMONOなのは内緒にして、
ユーミンの同じ曲をレコードで掛けてみた。
すると、い〜じゃんというお声が。
この瞬間ホッとした。
ですよね。なかなか良いでしょ!?
実はDL102でMONOですと種明かしをしたのであった。
ちょっと今回は反則技を使ってしまったが、ユーミンの声には納得頂けたようである。

ちょっと話を戻すが、今回のNEW DACは、この一週間比較していたMC20とRSS9018のユーミンの声よりも良い音がしている。
ユーミンの声を張ったところで、もう一歩突き抜けてほしいと思っていたが、このNEW DACはいとも簡単にこれを超えているようだ。
ユーミンの声を聞いた瞬間、このNEW DACすげえと思ったのである。
やはりディスクリートDACは、普通に調整した程度のアナログでは太刀打ちできないのである。
このディスクリートDACの音を超えるアナログの音を出さないと、ここにいる面々には納得頂けないと思っていたので、取り敢えずDL102にしといて良かった。
まあ、じゃあ拙宅のアナログのSTEREOはどうすんの?という課題は残るが、
それは今年一年掛けて詰めていこうと思う。

それで、今回MC20の音が悪いと思っていたことを後で考えてみたのだけれど、
実はMC20は音が悪かったのではなく、ESS9018の音が良かったのではなかろうか?
それは、今回スピーカーの調整をかなり真剣にやったのだけれど、その結果ESS9018のポテンシャルを最大限に発揮できたのではないかと思う。
スピーカーの調整が上手くいった事でデジタルの持っている1番良い音が出ていたのかなと。
オーディオは、突き詰めていくとデジタルもアナログも良い音でなるという。
アナログの方が良いということはないそうである。
そして当人の好きな音になるように詰めているのだから、デジタルもアナログも
自然と同じような音になってくるだろう。
こう考えた時に、この一週間で、MC20の音が悪いと思っていたのは、実はMC20が悪いのではなく、
デジタルの音がかなり良かったということなのかなと思った。
手前味噌ではあるが。
ある意味MC20の限界を見れたのかも知れない。
そして、ディスクリートDACは、MC20の音を凌駕し、
またカートリッジを吟味することにより、これまたディスクリートDACの音と並べるか、
さらには凌駕できるのかも知れない。

まあ、アナログファンからは、小生のアナログが甘ちゃんだからとお叱りを受けそうな気もするが、
本当のところどうなのかは、今回の拙宅のサウンドをお聴きになられた
oさんとチューホーンさんしか分からない。

最後に、今回のデジタル環境は、DDコンバーターのSingxer SU-6の貢献が大きい。
さまざまなところで実験をした結果、パソコンやトランスポートから直接DACに送るよりも、DDコンバーターを噛ませ、そこからI2S伝送させる方が良いようである。
また、今回は更にパソコンではなくネットワークトランスポートのLUMINを使った。
この音への貢献も大きいだろう。
更には、これらの機材のセッティングを詰めれば更なる音質の向上は間違いなく期待できる。

一番良い音で聴いてみたいという思いで、これらの機材を投入した今回のオフ会であるが、
NEW DACの音の良さとポテンシャルを感じた、個人的にはとても内容の濃いオフ会であった。
無理を聴いてDACを作って下さったoさんには、本当に感謝しかない。
これで叔父もディスクリートDACの仲間入りである。
oさんのDACがなければアナログとガチンコ勝負ができるほどのデジタルを楽しむことはできませんから。本当にありがとうございます。

oさん、チューバホーンさん、今回も貴重なオフ会をありがとうございました。
拙宅の改良点も見えてますので、更に調整して、魅力あるサウンドを出してみたいですね。


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松田聖子のマトリックス番号一覧 [音楽]

これまで東芝EMIとRCAについてはマトリックス番号の読み方をマスターし、良い音のレコードを入手するのに役立ててきた。
しかし、国内盤を殆ど買わないため東芝とRCA以外のレーベルについては、マトリックス番号に疎い。
松田聖子のアルバムを入手しようとしたが、CBSソニーの盤のどれを買っていいか分からない。
それでCBSソニーのマトリックス番号の読み方をネットで調べてみると、丁寧に教えて頂けているサイトがあった。
手始めに、これに従いいくつか盤を検盤しながらマトリックス番号を読んで、より番号の若い盤を入手してみた。
2日間で入手した盤なので、まだまだ番号が後ろのほうだ。
いろいろ聴き比べたが、音の良い番号の規則性がつかめない。
取り合えず、SquallのA面の音が良いのは分かったが、あとははっきりとは分からない。
マザーとラッカー、スタンパーのどれを優先すべきなのだろうか?

とりあえず、手持ちのリストがないとどこまでの番号の盤を所有しているのか分からず、手持ちより後のマトの盤を入手しかねないので、まずはメモっておこうかと。

タイトル型番リリース日A面マトB面マト
ラッカーマザースタンパーラッカーマザースタンパー
Squall27AH 10321980年08月01日A1A3B1B6
SILHOUETTE ~シルエット~28AH-12671981年05月21日A1A36B1B30
A1A52B1A52
風立ちぬ28AH-13371981年10月21日A2A16B1A24
A1A11B1A24
Pineapple28AH-14321982年05月21日A1B29B2B26
A2A45B1A17
Seiko・index(ベストアルバム)28AH-14381982年07月01日A2A26B1A5
A2A24B1B3
Windy Shadow28AH 18001984年12月08日A1A10B1B13


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WARWICKとBellsound刻印 [音楽]

先日Pepper AdamsのOut of this WorlsのWARWICK盤を入手した。

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WARWICKは音が良いという記憶があり、これも入手する事にしたのであった。
というのもWARWICKのCURTIS FULLERの盤の音の良さに惚れてしまったことがあり、この時WARWICKは音が良いと頭に刷り込まれてしまったようだ。
それで、このPepper Adamsも音が良いのかなと思ったのだった。
すると、先日レコードコレクターの方から、この盤はBellSoundの刻印有りか?と聞かれたのだが、そんなところまでは気にしてなかった。
この盤にはBellSoundの刻印有りと無しがあるようだ。オリジナル盤には大抵BellSound刻印があるようだ。
それで、刻印があるほうが音は良いそうだ。
というわけで、手持ちのCurtis Fullerの盤も確認してみたところ、こちらもBellSound刻印ありだった。

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なるほどねBellSoundの刻印まで確認しておくと音が良いというヒントになるようだ。
WARWICKが音が良いと思っていたのは、実はBellsound刻印の方が要因だったのかもしれない。
また、先日入手したSELDION POWELLのROOST盤 DG溝ありのデッドワックスを見ると、これまたBrllSound刻印があった。
この盤もROOSTらしく、パリッとしてキレがあり良い音だね。

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このSELDON POWELLも長年に渡り溝有りを探し続け、やっと見つけたのである。
溝なしと比べたわけではないが、やはり溝ありだと安心する。
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拙宅でのDONALD BYRD史上最高 [音楽]

今日は早朝からレコードセールに並んで、何枚かレコードを入手して帰った。
Chambers Musicを掴めたらと淡い期待を持ちつつ並んだが、速攻玉砕。
引きも弱いが、やはり高嶺の花だった。
家に帰った後は、引き続きせっせとレコードを洗浄。
今日もこれだけ洗浄した。

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綺麗にしたレコードを掛けてみる。
DONALD BYRDのI'm fool to want youを聴いてみる。
これも汚れがほとんど無くなったようだ。
冒頭部分はチリチリもない。
これだよこれ!
やはりこのようなバラードはチリチリ無い状態で聴きたい。
Byrdのペットがこれでもかと言うほど鳴ってくれた。
バラードと言えば、DexterのDon't Explain。
これも静かに聴きたい。
これはまだ洗浄が甘かったようだ。
このような盤は次回の洗浄行きだ。
現在は、次回の洗浄しようと思ったレコードをストックしておくスペースを作った。
棚に戻すと、どのレコードを洗浄しようとしていたのか直ぐに忘れるのである。
洗浄も奥が深いようだ。
液を何にするかで違いがあるようだ。
この辺りは引き続き試行錯誤が必要だろう。
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内田光子とスタインバーグの盤を入手 [音楽]

先日お邪魔したアレキサンドライト邸の内田光子とスタインバーグの盤が素晴らしかったので、探して入手してみた。
入手したのはPhilipsのSACDハイブリッド盤。
手持ちの盤はユニバーサル クラシックのCDだったので、
これと今回入手したSACD盤のCD層を比較してみる事にした。
所有しているOさん制作のディスクリートDACは、現在叔父さんの所に出張中なので、
以前使っていたESS9018のDACで比べてみる事に。

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すると一聴した瞬間、全く別物だと感じた。
先ずS/Nが全山違う。
そして次に奥行き感が全く違う気がした。
楽器の輪郭に付帯音が乗っているというか、輪郭がぼやけて見えるような感じ。
故に見通し悪く奥行き感も感じないのではなかろうか。
今回入手した盤のほうが、ヴァイオリンに、より艶や潤いが感じられる気がした。
これまで聴いてきたユニバーサルの盤の方が音が太いというか大味な感じで、演奏が雑に聴こえるような気がした。
こんな具合なので、もうユニバーサル盤を聴くのはやめて、今回入手したSACD盤のほうを聴くようにしようと思った。
拙宅でこれだけの違いを感じられたのだから、それをあのCelloシステムで鳴らしていらっしゃるアレキサンドライト邸での内田光子が素晴らしかったのは納得できた。
これが拙宅のOさんのディスクリートDACだとどう鳴ってくれるのか、興味津々である。



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久々のVee Jay盤 [音楽]

昨日もレコードを大量に超音波洗浄とバキュームをした。
洗浄とバキュームをした盤たち。

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過去に一通り超音波洗浄した盤ばかりなので、今回は超音波洗浄は5分にとどめバキュームをする事に。
もう、おもちゃを買って貰った子供のように、ひたすらVPIというおもちゃで遊ぶ。
土曜日というのに相方をほっといて、ひたすらこれに没頭した。
レコードの洗浄や掃除を面倒だと仰る方もいらっしゃるが、小生は何故か全く苦にならない。
我が子をあやすかのように、ひたすら洗浄とバキュームでレコードを綺麗にしてゆく。
するとレコードもこれに素直に音で答えてくれるのである。
乾燥まで終わった盤を聴きながら、また別の盤をクリーニングした。
超音波洗浄とバキュームで、どの盤も見事に息吹を吹き返してくれたのであった。

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今日、昨日クリーニングした盤を改めて聴いている。
Vee Jayは好きなレーベルの一つだ。音が好きなのである。
このGo...も昨日洗浄してご機嫌なサウンドを奏でてくれている。
全体的にノイズが減ったせいか、CannonballのサックスやWynto Kellyのピアノのヌケやキレが良くなったような気がする。
Chambersのベース音もより聴き取り易くなったようにも感じる。
昨日相方を放っておいたので、これから外出せねばならないが、ホンネはまだまだレコードをクリーニングしていたい気分である。

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ニューアイテム [音楽]

拙宅のレコードのクリーニングは、激落くんとデンターシステマを使った水洗いから始まり、激落くんを中性洗剤に変えた。
それから水道水のフィルターを導入し、拭き上げはクロスを使っていた。
GRFさんに超音波洗浄機を頂いてからはレコードのノイズが大幅に減り、ほぼ満足のいくコンディションになっており、今では超音波洗浄器を手放せない。
GRFさん、本当にありがとうございます。

洗浄自体は、超音波洗浄で申し分ないのだが、最後の仕上げにまだ一部問題がある。
仕上はクロスを使っているが、水分が僅かに残った状態でクロスを使い、水分と溝に残った僅かなゴミを一緒に取り除く必要がある。上手くいけばチリチリが無くなるが、失敗するど水分だけがとれチリチリが残る時があるのだ。
水分が少なすぎてもダメで、この場合も溝の中の僅かなゴミは取れないようだ。
逆にクロスが水分でベチャベチャになってもチリチリが残る時があることも分かってきた。
試しに、フィルター通過後の水道水で超音波洗浄し、そのまま乾燥してさせても、レコードを聴くとチリチリ言うのだ。これは、かなり細かなものまで取り除く拙宅のフィルターでも、フィルター後の水の中にはまた細かな粒子が残っており、それが溝に溜まっていると思われる。
蒸留水を使ってみるという選択肢もあるが試してはいなかった。
というのも超音波洗浄に蒸留水を使用しても数枚洗っていると、徐々に洗浄器内の水が汚れてくるからだ。なので最初の間に洗浄するレコードは良いが、後に洗浄するレコードは、汚れた水を使うことになってしまう。
こうなると蒸留水を相当な量準備する必要が出てくるので、あまり現実的ではないと判断した。

それで仕方なく、クロスでの拭き上げを職人の域まで極めるしか無いと思っていた。
上手く行く時はレコードがかなり綺麗になっていて、聴いても殆どチリチリしない。
しかし、失敗した時はチリチリが多かったりもする。
気温や湿度で仕上がり具合が変わってくることは分かったが、なかなかコンスタントに綺麗に仕上げられないでいた。
試しに、噴き上げをケルヒャーの窓ガラス拭きで試してみたが、まだクロスの方がマシだった。
このような具合だったので、仕上げに失敗した時は、再度レコードを濡らしてから改めてクロスで仕上げていたのである。

それでもノイズなしを100%とすると、従来80%くらいだったのを仕上げがうまく行けば95%くらいまで綺麗にする事ができた。
上手く行がない時は85%〜90%くらいだろうか。
しかし、ここの僅か5%〜10%くらいの違いが、スピーカーから出てくる音では大きな違いとなる。
ノイズがなければ、S/N良く演奏により集中でき、これがこの上ない感動に繋がるのだが、チリチリ言うとこちらが気になり演奏に集中できない。
開き直って聴いてる分には問題ないが、レコードのノイズを減らす方向に意識が向いている分、チリチリに敏感になっているため、余計にこれが気になるのだ。
気にならないようにするには、更に仕上げの腕を磨くしかない。
こんな思いでこれまで洗浄を続けてきた。
仕上げに失敗しても何度かやり直して、まあまあ綺麗にできるようにはなってきたと思う。

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そんな中、最近レコード屋の店長と洗浄について話す機会があった。
うちは超音波洗浄だがレコード屋ではVPIを使っていると言うのだ。
運良く、手持ちのレコードをVPIで洗浄してもらう事ができた。
洗浄はVPIのレコードクリーナーにレコードの乗せ、クリーニング液で洗い、その後VPIのバキューム機能で汚れをクリーニング液ごと吸い取るというものである。
そして、バキューム後のレコードの音を聴かせてもらったところ、これがビックリ仰天。
チリチリが全くないのである。
レコードの洗浄は、超音波洗浄派とバキューム派に分かれており、それぞれ言い分があるようだ。
両方中には両方使われている方もいらっしゃるようだ。

バキューム派の中では、VPIはかなり有名だ。
名前を知らない人のほうが少ないだろう。
小生も名前こそ知ってはいたが、ろくな洗浄も出来ずにバキュームだけやっても意味ないんじゃないかと思っていた。
しかし、今回レコード屋さんで実際にVPIのバキュームを経験し、しかもレコード屋さんが使われているという事で説得力があった。
そこで直ぐにVPIのレコードクリーナーを探してみたところ、程度の良い中古品がオーディオショップに出ていたので迷わず入手。

早速、小生が苦戦していた最後の仕上げの部分にこのVPIのバキュームを使ってみることにした。
まず初めに、拙宅でこれまで何度か洗浄し、僅かにチリチリがあるレコードを数枚準備した。
これらを一度超音波洗浄した。
超音波洗浄後のレコードをVPIのバキュームにかけてみると、あっさりとチリチリが無くなったではないか。
これまでの自分の苦労はなんだったんだろう。
こんなにあっさりと綺麗になるとは。
これまで、僅かにチリチリしていた部分がほぼ無音に。
職人の域までクロスによる拭き上げの技を磨く必要もなくなってしまった。
従来のクロスによる手作業では頑張っても95%くらいだったものが、97%くらい下手すると99%くらいにはなったのではないだろうか。
これでもチリチリする部分は元々ある傷やスレだと思われるので諦めるしかない。

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という具合で、今後はクロスによる職人技を磨くことは諦めて、VPIに頼ろうと思う。
これまで頑張って洗浄したレコード達も改めて洗浄し直しているところである。
まだ手順の見直しが必要かもしれないが、今のところは、以下の手順にしている。
(1)中性洗剤とデンターシステマのフィルターした水道水による洗浄。
(2)超音波洗浄器と超音波洗浄液による洗浄。
(3)フィルターした水道水での濯ぎ。
(4)VPIによるバキューム

そう言えば、レコードの洗浄を始めた当初、激落くんだとチリチリが残り、これを中性洗剤に変えたらチリチリが無くなったと思っていたが、恐らく激落くんの時の仕上げが悪かったのではないかと思われる。
今、激落くんを使うと恐らくチリチリ言わないのではないかと思う。
まだ激落くんが残っているので、近いうちにこの辺りも試してみようと思う。

というわけで、従来より更にS/Nの良いアナログサウンドを実現できた。
もう超音波洗浄器もVPIも手放せなない。
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