PAD Musaeus ケーブル [オーディオ]
長年使ってきたPAD Musaeus ケーブルともお別れとなりました。
PADはなんといってもケーブルで色づけができるところがいいです。
それまでWireWoldやオルトフォンなどのケーブルを使っていた私にとって、
PADとの出会いはとても新鮮なものでした。
ノイズが少なく、とても心地よい音でした。
ブーニンやブレンレル、キースジャレットのピアノの音を、いかに心地よくならせるか。
それによってどれほど余韻に浸れるか。コンサートホールに響き渡るキースのピアノの音を聞きながらシステムをチューニングしてものです。
それからスピーカケーブルもPADのMusaeusにしました。これでシステムがひと段落しました。
しかし、アメリカではMusaeusよりもHDIのほうが人気があるとのことで、私もHDIも所有しましたところ、私もこちらの音が更に気に入ってしまいました。このHDIはいまだに手放していません。
今のようにハイエンドにする前は、音場という概念を意識しておらず、ひたすら音質に請っていました。今ではケーブルは音場を作る道具であり、ケーブルによる音質はナチュナルなものにしています。質感はCDやアンプで出すようにしています。
このようにすることで定位感がはっきりしますし、レビンソンの音やゴールドムンドの音というものが味わえるようになりました。しかし、一部にPADの味付けをすることで、全体的に音質をチューニングできるため、PADのHDIは手放さないでしょう。
コメント 0