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2年ぶりのサウンド交流会 [オーディオ]

前回、taoさんをお呼びして、もう2年近く経つであろうか。
そして、Sugarさんとの再会は5年ぶりであろうか。
過ぎ去ってみれば、月日の経つのは早いものである。

DSC_8052-3.jpg

このところ、オーディオ熱は下がり、一方でjazz熱、カメラ熱は上がる一方である。
こんな状態のうちのサウンドなんて、人に聴かせて良いものかなどとも思ってしまう。
しかし、好きなJazzの盤を聴いて楽しんでもらえるのなら、これもまた良いかと思ったりもする。
なかなかお目にかかれない盤もあるし、聴いて楽しんでもらえれば、それでいいかな。Sugarさんに演奏について色々教えて貰えるのは楽しみだなあ。
taoさんがレコードをお持ちになっても、今のカートリッジなら鳴らせるし、どう鳴るのか楽しみだなあ。
この間taoさん宅に持って行った盤が、うちだとこう鳴るという比較なんかも楽しそうだなあ。
こんなことを、考えながらこのところ過ごしていた。

当日は、お気楽にサウンド交流会をしようと思ったものの、
朝起きて直ぐに23.5Lの電源を入れた。
なんだかんだ言っても、長年オーディオを続けている仲間である。
無意識に気合いが入ってしまうようである。
23.5Lは電源入れたばかりだと、眠い音がする。
電源を入れてから、だいたい1時間ほど経つと抜けが良くなってくる。
そして良い音だなあと思うようになるまでには、4時間ほどかかる。
ML-1とフォノイコは24時間、365日、電源入れっぱなしである。
390SLとMR-2000のメイン電源は24時間、365日入れっぱなし。

そんなわけで、あっと間に午後の待ち合わせ時間となった。
taoさんとは先日お会いしていたが、Sugarさんとは5年ぶりくらいである。
Sugarさんのお顔は、久しぶりに拝見したが、とてもお元気そうであった。
taoさんは、GRFのシステムに一新されていたが、Sugarさんは以前とまったく
システムを変えず、調整だけでシステムを追い込んでいらっしゃるとのことであった。
以前お聴かせ頂いたときも音が左右にぐっと広がり、頭の後ろまで広がっていた。
追い込めばここまで音場を広げれるのかと感心した記憶がある。
それから更にmm単位での追い込みをなされているとは流石である。
それから、いろいろオーディオ方面の方々と交流をされているとのことであった。

そんな話を聴いていると拙宅の音を聴かせるのが、どんどん怖くなってくる。
ようは自分は、チキン野郎なのだ。

そうこうしているうちに、あっという間に拙宅に。

早速CDから聴いて頂いた。
CDなんて、このところ殆ど聴いていない。2割くらいか。
音が良いと思っているRUDY VAN GELDER REMASTERSから
COLTRANEのとSONNY CRISSを聴いて頂いた。
どちらもレコードに比べると低音が膨らむが、それ以外は良い音がする盤だと思う。
音場とか定位とかいろいろあると思うが、このあたりは大目に見ていただくということで。

あとはレコードとCDの聴きくらべということで、JOHNNY MARTELとSONNY CRISSを
掛けたが、レコードの圧勝であった。
まあ、拙宅のCDの追い込みが悪いということで、結果は初めから決まっていたようなものである。

SugarさんはJOHNNY MARTELの盤は、国内盤しか聴かれたことがなかったようで、
そのイメージはいまいちとのことであったが、オリジナルのレコードの音を聴かれた感じでは、
大分印象が変わられたようであった。

taoさんがお持ちになったクラシックのレコードを掛けてみた。
う~ん、硬い!。硬い!。やっぱり拙宅でのクラシックは硬い!。
ヴァイオリンって、こんなにギスギスする感じ?っていうような気がした。
逆に生々しいといえば、そういう気もしてくる。
このあたりはどうなんでしょうね?クラシックを知らないので何とも判断できないです。
ただ、taoさん宅で聴くと、もっと明るく天井に登っていくような高揚感みたいなものがあるし、
ふわっとする感じもある気がする。

あとは、持っているJazzのレコードを次から次へと掛けた。
掛けた盤は、写真の通り。
中でも珠玉のPaul Gonsalvesの盤には、ご納得頂けたようで良かった。
やはりオリジナルのレコードだと低音が閉まり、
拙宅ではちょうど良い按配に聴こえたのではないかと思うが、果たして如何だったであろうか。

あといろいろと話した感じでは、マイルスのあのミュートの音をCDで出すのは、
なかなか難しそうである。
あれをレコードで聴いてしまうと、後には戻れないのである。

taoさん、Sugarさん、久しぶりにお越しくださり、ありがとうございました。
taoさん、今回はセッティングして頂き、本当にありがとうございました。
久しぶりにとても楽しい時間を過ごせました。
オーディオ的にはまだまだかもしれませんが、Jazzを楽しんでいる感じは
お伝えできたのではないでしょうか。
今後もボチボチやっていきますので、引き続きよろしくお願いします。

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コメント 4

tao

先日はありがとうございました。
1950年代後半から1960年代前半のJAZZって、やはり聴く者を飲み込むようなエネルギーがありますね・・・どっぷりと嵌ってしまたハンコックさんの気持ちが良く分かりました。
また、次回の素敵なJAZZを聴かせてください。
by tao (2014-11-17 18:37) 

ハンコック

taoさん こんばんは。
一昨日はお疲れ様でした。
自分の好きなジャンルが大分狭いため、
似たような盤ばかりになってしまいましたが...

それで、クラシックの盤は、やはりtaoさん宅で聴かせて頂くのが良いですね。
あのオーケストラを自分で操っているような感覚は、
taoさん宅じゃないと味わえないです。
またお邪魔させて下さいませ。

by ハンコック (2014-11-17 21:18) 

tempo

こんばんは、Paul GonsalvesのBoom~はかなり欲しいのですが、いつもタイミングが合わず入手できていません、高額なので多少なりとも余裕があるときに出ない限り手が出ないですね、、、ところで音質は素晴らしいですか?

ユニオンのセールは先ほどリストを見てみたら何処のお店もかなり売れているようですね、関内店にFreddie Reddの10inchの問い合わせをしましたがジャケットの傷みがひどく見送りました、、、やはい残っているのにはそれなりの理由がありますね。
by tempo (2014-11-23 19:55) 

ハンコック

tempoさん こんばんは。
boom-jackie-boom-chickは、音は良いですね。
1963年の録音とは思えない、現代に録音したような
新鮮な透き通るような音がします。
やはりヨーロッパの音です。
特に聴きごたえがあるのは、ベースですね。
あの締まったベースの音はなかなか良く録れていると思います。

先日オーディオ仲間で聴きましたが、絶賛されてました。
以前有名なJazzの雑誌の編集をされていた方が
音質も良く、マイナーなメンツでしかも上手い、
Gonsalvesがハードバップをやってて、内容も良いということで、
これは手放さないほうが良いとおっしゃってました。

ちょうど相方と喧嘩していて、理性が利かなくなってたときに、
偶然超綺麗なジャケに盤のものを見つけてしまい、
ローンで買ってしまいました。
相当高かったです(泣)...
が、当方としては、やはり買って良かったなあと
心から思える盤です。

ユニオンのセールは本当に良く売れますね。
特に状態の良いのは、高くてもしばらくすると
必ず売れてるようですね。

by ハンコック (2014-11-23 22:13) 

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