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Pabloは、やはりドイツ盤か。 [音楽]

小生はボーカル物は、以前は現代録音のものをCDで聴いていたが、
古い盤はどうしてもノイズが気になり、殆ど聴くことがない。
まして、CDなら何枚も入手し聴くことが可能だが、レコードとなるとそう簡単なことではない。
なので殆どボーカル物は所有していないのだが。
一応Sarah Vaughanだけは数枚持っていて、その中の一枚
Sarah VaughanのCrazy and Mixed Up
どこかのblogを拝見していて、Crazy and Mixed Upのドイツ盤がなかなか見つからないというものであった。当時この記事を見つけた時、ふ~ん、そういうものなんだと気に留めた程度であった。
そこまで盤に拘っていたなかったので。

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その後、Sarah VaughanがPabloからリリースしているもう一枚のHow Long Has This Been Going On?
Pabloの盤が音が良いのをご存じの方は多いと思うが、この盤は、たまたまドイツ盤を安く入手できたので聴いてみたら、内容・音ともに良かったので超気に入って、それからはオフ会でも出番が多い一枚となっている。なんてったって、メンツがOscar PetersonにRay Brownだからね。

そんなわけで、時が経つにつれCrazy and Mixed Upのほうもドイツ盤が気になるようになった。
それでドイツ盤を探し始めたのだけれど、待てども待てども出てこないではないか。
いったいどこにあるのだろうか?
躍起になって探せどでてくるはずもない。やっぱりあの方がBlogに書いていらっしゃった通りだな。
諦めながらもたまにヤフオクのぞいたりはしていたが、一向に出てくる気配がない。
それでも、心のどこかで諦めきれない思いがあり、粛々と探していた。

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今月に入り、iphoneでぼんやりネットを見ていたら、なんと盤の綺麗のが出ているではないか。
一気に血の気が上がる。
誰かに買われる前に購入せねば。支払いまで済ませてしまえば、ひとまず安心なので、
取り急ぎ購入手続きを進めた。
ネットの世界は、ゆっくり手続きをしていると、支払いボタンを押した時点で、「その商品は既に購入済みです」と表示され、がっかりすることも多い。
また値段に躊躇している間に、誰かに購入されてしまったことも何度もある。
なので躊躇することなく、購入ボタンを押して支払いの手続きへと淡々と進めていった。

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あれから2週間ほど待ち、レコードが届いた。
恐る恐る開封すると、綺麗なレコードで胸をなでおろした。

早速、手持ちのUS盤と比べてみたが、やはり聴くならドイツ盤だなと思った。
録音はアメリカのスタジオで、1982年にUS盤とドイツ盤がリリースされているが、
ドイツ盤のほうが音が良い気がするという、なんとも不思議である。

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