SSブログ

酷い有様 [廃盤セール]

昨日、恒例の廃盤セールが行われた。
御茶ノ水、新宿、関内、吉祥寺、大阪のお店でかなりの枚数のレコードが出ていたが、
売れているお店と売れてないお店の差が激しすぎる。
大阪や新宿は結構売れているようだが、御茶ノ水や関内は大漁に売れ残っているようだ。
それはそうであろう。
状態と価格のリストが出ているが、状態と価格が釣り合っていない。
見ていてあきれるほどである。

IMG_8321.jpeg

こうなったのも、昔からいらっしゃった店員さんが殆ど辞めてしまったことがあげられるかもしれない。
今は、客より詳しい店員さんはいるのか?と疑問に思うほどである。
昔は、こういう大きなレコードショップのお陰で市場の価格の均衡がある程度取れていたと思う。
高すぎもせず、安すぎもせず、状態に見合った価格だったと思う。
昨日もコレクターの方と電話で話していたが、
昔はレコードを買って満足感があったが、
今は買っても、こんな状態でこの価格かと、何か腑に落ちないというか、
イマイチ嬉しさが昔のようにはこみ上げてこないのである。
もっと言えば、昔はぶらっとお店に行くとたまにレア盤が壁に飾ってあって、
直ぐに買うことができた。
たまたまいったら飾ってあって入手できたよ、超ラッキーだったとか、そういう話をしていたと思う。
今は、残りのものに福はなく、いつまでたっても売れ残っている。
一般人がレコードを買って喜ぶことはなくなってしまった。

当方は、今回も買えそうなレコードは殆どなく、結局Argoの欲しい盤があった吉祥寺に行くことにした。
お店に並んだのは4人だった。
その後、関内に顔を出した。関内は5人並んだそうだ。
新宿は15人くらい。
ということはかなりの人は御茶ノ水に並んだのだろう。
やはりBLUE NOTEは大人気なのである。
あの売れ行き具合なら、まあまあ綺麗な盤を超高額で1,2枚買って終わりって感じだろう。
後は状態が悪くて高いのが多くて、誰も買わなかったという感じではなかろうか。
大阪は8人くらいだったらしい。その後凄い人数になったそうだが、お値打ちの盤が多くて、
皆満足気味だったらしい。
当方は、最終的に関内でKenny DorhamのJazz Prophetsの状態の悪いのが安かったので
ABC盤だし、これを入手して帰った。
昔持っていたが、あまり聴かなかったので一度手放してしまっていた。
歳をとったらまた聴きたくなってきたのである。
こんな状況で、収集を卒業せざるを得ない身の上なので、いつのながらに
ボチボチの盤をボチボチ入手して、ボチボチ楽しみたいと思う。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。