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イタリアジャズコンボの金字塔、Basso Valdambriniを聴く。 [Jazz Album]

いやあ、熱いし、レコード店に物は残っていないし。
さっぱりですなあ。
と言いたいところですが、良いこともありました。

コロナの影響から、各レコード店は毎週恒例だったセールができなくなり、
買取した盤は、不定期に店頭に出ている模様。
このため、平日に時間のある方が結構買われているみたい。
平日仕事のある小生は、頑張って土日にレコード店を駆け回っているのだけれど、
良いのが全く残っておらず、先週あたりから心が折れかけている。
しかし、なぜか土曜の朝は平日よりも早く目が覚め、
元気なので、またお店に向かってしまうのである。

そういう今日も、朝ゆっくりしてから、都内レコード店へ。
案の定、掘り出し物はさっぱりで、高額盤しか残っていない状況だったが、
何人かの顔見知りの方にお会いでき、暫く世間話ができたのは良かった。
皆さん、収穫はさっぱりのようであった。

お別れして、いつもは行かないレコード店にも行ってみた。
このレコード店には先週から足を運ぶようになった。
ここで棚をあさっていると、見慣れたジャケットがあるではないか。
おおっ。これは!!!
Basso ValdambriniのGTA盤ではないか!!!
久々にテンションが上がった。

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Music盤とVERVE盤は、かなり見かけるが、
Plus Dino PianaのJOLLY盤を筆頭にFONIT盤、RCA盤の二枚とこのGTA盤は、絶滅危惧種。
イタリア盤というのは、元々入ってきている枚数が少ないのですかねえ。
なかなか見かけることがない。

GTA盤ですよ!!!
DEJAVUではなく、GTA盤!!!!

しかも1stプレス。
GTA盤には、ジャケの右上とラベルに記載の型番が
「JA 603」の盤と「JALP 603」「LP/JA 603」のものがあるようだ。
「JALP 603」と「LP/JA 603」はセカンドプレスとされている。
discogs.comで見ると、「JALP 603」と「LP/JA 603」は1967年のリリース、
「JA 603」の1stプレスは1966年のリリースとなっている。
入手できたのは、まさしく1stプレスであった。

RIMG0929.jpg

1stと2ndで比べたことがないので、どれほど音に差があるのか分からないが、
運よく1stをGetできたことは正直嬉しい。
このお店では、初めての入荷だそうだ。

ValdambriniはCDや再発で結構聴いた。
まだ聴いたことがない盤もあるが。
Piana好きと好みが分かれるところだが、小生はWalking In The NightとこのExciting 6が好き。
内容も結構似ている気がする。
この2枚はどうしてもオリジナルが欲しかった。
LPは再発されているのだけれど、どうもDejavu盤とか特に音がブーミーすぎて、
拙宅のスピーカーでは低音がオーバーしてしまい、うまく鳴らなかった。

RIMG0930.jpg

今回オリジナルで聴いてみて、確かに元々低音が凄く録音されている。
小生がこれまで、オリジナルと再発を聴き比べた限りでは、
再発では低域の締まりが何故か無くなっているように思う。
色々なレーベルで試しているけれど、概ねどのレーベルにおいても
言えるのではないかと思っている。
他にも色々と違いはあるようだけれど、小生の耳には、
この程度の違いしか分からない。
が、決定的な違いかなと。
なので、再発だと低音が飽和してしまい、演奏がうまくまとまって聴こえてこないと
勝手に解釈している。
多分、Tempoとか、低域がしっかり入っている盤をDejavuが再発しても失敗すると思われる。

そんなこんなで、入手できたGTA盤は低音の情報量が半端ない。
Tempoも凄いと思ったが、互角ではないかと。

欲を言えばGTA盤はジャケットのデザインがなあ、イケてないような気がする。
ジャケ的にはWalking In The Nightが欲しいかな。
あとRCA盤のもう一枚、空港のジャケもカッコいいよなあ。
あれも余裕があれば入手したいが。

シャケがイマイチなこともあり、この盤は知名度は低いような気がする。内容いいんだねどなあ。
そのためか結構綺麗なのが多いかもしれない。価格もそこそこ。
入手した盤もシャケともに綺麗だった。
一方で、この盤はクラブ系で人気なようでDJで結構使われているようだ、
すると盤は擦れてるのが多いような気もするのだけれど、
実際はどうなのだろうか?よく分からない。

というわけで、Basso Valdambriniで、Donna Luです。



1966年といえば、USではファンキー一色だったのかな。
BLUE NOTEの4200番台も今はあまり聴かなくなってしまったが、
ヨーロッパで1966年だと、まだこういう演奏をやってくれている。
小生としては、まだまだこのあたりに聴いてみたい盤が眠っているような気がしている。
お詳しい方も沢山いらしゃると思いますので、
宜しければ、眠っているハードバップの名盤を是非コメント欄にお願いします。

このところ、良い盤を入手するのに苦労しており、
これまで毎週のようにセールを開催されていたお店のありがたさを実感している。
これまで運よく好きな盤を入手してきたが、これもお店のおかげなのである。
早朝からお店に並ぶことができる環境にあったから入手できた盤が殆ど。
これまで入手した盤を、今のコロナ環境下で集めるには相当の覚悟があっても不可能だと思う。
これからは、自分の足で広く回らないと集めるのは難しいのかなと実感している。
しかし、今日みたいなまぐれを体験すると、また通ってしまうよなあ。
やっぱり病気だな。

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