HANK MOBLEY / ROLL CALL [HANK MOBLEY]
HANK MOBLEYのROLL CALLである。
残念ながら、完オリではない。耳はある。
しかし、音は凄い!いい音だ! これで十分な音を出してくれるのである。
しかし、流石に、まだまだ完オリの人気は衰えを知らない。中古レコードショップのコレクターズアイテムの壁に、あの出で立ちでドンと腰を据えている。
GOIN' UPに続き、まだまだ快進撃を続けるMOBLEY!
BLUE NOTEでは、ROLL CALLの前にも後にも、こんな名盤達が沢山残されている。
R
ハーフノートなんかは、メンバ、内容とも最高だよな。今でも抜群の人気を誇る。
MOBLEYは、GOIN' UPの僅か7日後に、このROLL CALLを残す。MOBLEYのリーダアルバムでは超メジャーである。この盤は、MOBLEYのリーダアルバムでは片手に入る超人気作。
前作のドラムは、フィリージョーであるが、こちらはブレイキー。
そして、ペットは前作に続きHUBBARD。HUBBARD目的で、所有された方も多いはずだ。
物凄いドラムから始まるROLL CALL!なんだ!この演奏は誰だ?! 音も良い!
JAZZ喫茶に座っているお客さんであれば、初めて聴いた途端にレコードのジャケットに直ぐに目がいくはずである。
しかも、ジャケも良いのだ!
このジャケからも、ただならぬ雰囲気を感じ取れる。これでは、人気が出るのも仕方がない。
そして、MOBLEYが勢い良くソロパートに突入!それにHUBBARDが続く!
MOBLEYがリーダである事を意識しての事か?それとも先週の録音に対するMOBLEYへの尊敬の念の現れか?若干HUBBARDのペットが控え目である。しかし、この控えめなペットが、このアルバムの真骨頂!なんと燻し銀のきいたペットの音であろうか!
2曲目のMY GROOVE YOUR MOVEで遣られるに違いない!これが22歳という若きトランペッターの音なのか!
メンバ構成は、一週間前とは替わっているがHUBBARDとMOBLEYの息はピッタリだ。
この二人は、一週間後にこのアルバムを録残したのである。アルバムは、最初が超肝心だ!JAZZ喫茶においても、アルバムの変り目に、帰る人が殆ど。なので、最初の曲が悪いとお客さんが帰ってしまう。また、同じパターンの演奏では飽きてしまう。
アルバムを聴かせるという点においては、GOIN' UPのHUBBARDの突き刺すような始まりとは違い、僅か一週間後のROLL CALLでは、ブレイキーの叩きつけるような演奏で始まり、テナー、トランペットと続く構成の曲から始めている。
こういう点においても、ライオンは、このアルバムで聴く手を惹きつけさせる施策を演奏者やVANGELDERと、入念に練っていたのではなかろうか・・・
PS : 最近入手したスウィングジャーナル。
1987年に出版されたもの。
当方は、BLUE NOTEブック、PRESTIGEブック、RIVERSIDEブックを所有していが、これらが一つになり、更に他のレーベルも記載してある。
裏表紙だ。いやあ当時は、こんなSPを良く目にしたもんだな。懐かしい。
PS2 : 以前からなのであるが、コメントが入らない時があるみたいです。一応、設定を変えてみたんですがどうかな。
残念ながら、完オリではない。耳はある。
しかし、音は凄い!いい音だ! これで十分な音を出してくれるのである。
しかし、流石に、まだまだ完オリの人気は衰えを知らない。中古レコードショップのコレクターズアイテムの壁に、あの出で立ちでドンと腰を据えている。
GOIN' UPに続き、まだまだ快進撃を続けるMOBLEY!
BLUE NOTEでは、ROLL CALLの前にも後にも、こんな名盤達が沢山残されている。
R
ハーフノートなんかは、メンバ、内容とも最高だよな。今でも抜群の人気を誇る。
MOBLEYは、GOIN' UPの僅か7日後に、このROLL CALLを残す。MOBLEYのリーダアルバムでは超メジャーである。この盤は、MOBLEYのリーダアルバムでは片手に入る超人気作。
前作のドラムは、フィリージョーであるが、こちらはブレイキー。
そして、ペットは前作に続きHUBBARD。HUBBARD目的で、所有された方も多いはずだ。
物凄いドラムから始まるROLL CALL!なんだ!この演奏は誰だ?! 音も良い!
JAZZ喫茶に座っているお客さんであれば、初めて聴いた途端にレコードのジャケットに直ぐに目がいくはずである。
しかも、ジャケも良いのだ!
このジャケからも、ただならぬ雰囲気を感じ取れる。これでは、人気が出るのも仕方がない。
そして、MOBLEYが勢い良くソロパートに突入!それにHUBBARDが続く!
MOBLEYがリーダである事を意識しての事か?それとも先週の録音に対するMOBLEYへの尊敬の念の現れか?若干HUBBARDのペットが控え目である。しかし、この控えめなペットが、このアルバムの真骨頂!なんと燻し銀のきいたペットの音であろうか!
2曲目のMY GROOVE YOUR MOVEで遣られるに違いない!これが22歳という若きトランペッターの音なのか!
メンバ構成は、一週間前とは替わっているがHUBBARDとMOBLEYの息はピッタリだ。
この二人は、一週間後にこのアルバムを録残したのである。アルバムは、最初が超肝心だ!JAZZ喫茶においても、アルバムの変り目に、帰る人が殆ど。なので、最初の曲が悪いとお客さんが帰ってしまう。また、同じパターンの演奏では飽きてしまう。
アルバムを聴かせるという点においては、GOIN' UPのHUBBARDの突き刺すような始まりとは違い、僅か一週間後のROLL CALLでは、ブレイキーの叩きつけるような演奏で始まり、テナー、トランペットと続く構成の曲から始めている。
こういう点においても、ライオンは、このアルバムで聴く手を惹きつけさせる施策を演奏者やVANGELDERと、入念に練っていたのではなかろうか・・・
PS : 最近入手したスウィングジャーナル。
1987年に出版されたもの。
当方は、BLUE NOTEブック、PRESTIGEブック、RIVERSIDEブックを所有していが、これらが一つになり、更に他のレーベルも記載してある。
裏表紙だ。いやあ当時は、こんなSPを良く目にしたもんだな。懐かしい。
PS2 : 以前からなのであるが、コメントが入らない時があるみたいです。一応、設定を変えてみたんですがどうかな。
2012-04-21 19:49
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ハンコックさん、こんばんは。
Blue Note制覇も間近ですね。いつもながら感心しております。
最近、買うCDやLPはジャズやクラシック主体となりました。
ジャズのほとんどがこちらでもよく紹介されるハードバップ
です。この時代は個々のプレイヤーも個性的ですが、その組み合わ
せも、楽しめますね。私の好きなウィントンケリーとハバードもいる
Roll Callは是非買わねば!
by 横浜のvafan (2012-03-22 21:04)
横浜のvafanさんへ
コメントありがとうございます。
そうですね。演奏の腕は当たり前で、時代とともに演奏スタイルは変わるものの、各アーチストの本来持っているキャラクターは、少しもぶれないですよね。この辺りが、今の時代にはなかなか見られないですね。アーチストのほうが、曲やメンツに呑まれているといいますか。そんな感じがします。
しかし、ハードバップ黄金時代も、アーチスト本来のポリシーやキャラクターといったものが、ぶれないにしても、薬に頼ったり、酒に溺れた人は数知れず。
みんな、弱いなかにも必死で何か縋るものが、必要だったのかもしれせんね。
そんな弱い中でも、必死に己を貫きながら、世を去ってく。あの刹那的な生き方が、自分は好きですね。
HUBBARDとKELLYの組み合わせでと言われて、直ぐにこれという盤が、出てきませんね。この辺りが、当方のまだまだ未熟なところです(^^;;
この組み合わせで、探してみるのは面白そうですね。
vafanさんは、既に何枚かご存知かと思いますが。
私も、週末棚を漁ってみようかと思います。
by ハンコック (2012-03-23 09:08)