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stan getz west coast jazz [1955年]

stan getzの盤の中でも小生が大好きなwest coast jazzです。

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stan getと言えば、PlaysやGilbertoが一番に浮かぶと思います。
小生もJAZZを聴き始めた20年以上前に、ちょっと聴いた事がありました。
大名盤と言われていますが、その意味も分からないまま、カッコつけて聴いていたように思います。
JAZZを聴きたい人って、少なからずとも、
JPOPなどを聴いていたころから、少し背伸びをしてみたいとか、ちょっとお洒落に音楽を聴いてみたいとか、そんな想いがあるのではないでしょうか。
小生にもそんな想いが少なからずともありました。
それで、JAZZのことも殆ど知らないながらも、何となく良いよねと思いながら聴いていたのです。
その頃はボサノバとかWEST COASTとか文章では分かったつもりでも、理解はしていなかったのですね。
まあ、それはそれで良かったのですけれど。
思い出してみれば、曲調などは殆ど覚えていませんね(笑)。

その後、バードバップ(EAST COAST)にどっぷりと嵌まり込んでしまった訳ですが、その次はWEST COASTに嵌ってきたのです。

JAZZを聴きこんでくると、GETZやZOOTといったところに嵌ってくるとか、パーカーで落ち着くとか、良く言われますが、少しはその気持ちが分かってきたように思います。まあ、偉そうなことは言えませんが(笑)・・・

それに似た感覚で、EAST COASTからWEST COASTへと移ってきた感覚もそれに近いのかなあと思ったりしています。

その経過の中で、自然とstan getzを聴くようになりました。

しかし、昔聴いたことのあるPlaysやGilbertoではなく(また聴きたいと思っている)、

Interpretations 2
Quartets
インポーテッド・フロム・ヨーロッパ
Jazz at Storyville [12 inch Analog]

stan gets quintet roost盤
などを聴いています。
こちらについては、また別の機会に触れさせて頂きます。

話をwest coast jazzに戻しますと。
ストーン・マーチンによるイラストジャケットがお茶目ですよね。
内容はなかなかですよ。やはり初期の頃のGetzは特にイイなあと思います。
East Of The Sunやチュニジアの夜や小生の好きなsummertimeが
入っていて聴きごたえがあります。
中でもオススメは、チュニジアの夜ですね。

しかしゲッツのように人気のアーチストだとCDやレコードが
山のようにあって、どれから聴けばよいのか分かりませんね。
アマゾンなど本当に多くヒットするので、
結局は★★★★★星マークが多いのを選んだりということになってしまいます。

幸いにして、小生は殆どレコードでオリジナルしか聴かなくなりましたので、
都内のレコードショップで実際に聴いてみて、
フィーリングでこれだというものを買うようにしています。

このフィーリングを言葉で伝える事は容易ではありませんよね。
なのでネットの記事だけではなく、出来れば視聴して気に入って購入したいものです。

このSTAN GETZのWEST COAST JAZZは、
強いて言うなら、playsを過去に聴いて良かったと思う人には、
おススメできるのではないかと思っています。

ネットにありましたので聴いてみて下さい。



conte candoliのペットや、軽快なlou levyの演奏にも
身体が自動的に動き出しますね。
SHELLY MANNEにLEROY VINNEGARという超一流の
WEST COAST JAZZ MENに支えられた、
なかなか良い盤だと思うのですが、如何でしょうか。

最近はアマゾンでもアナログ盤を入手できるんですね。
やはりアナログ人気は本当みたいです。
JAZZはやっぱりアナログ盤で聴きたいものですね。
手軽に購入できるようになって良かったですね。
小生のように真冬の早朝から凍える思いをしてレコードを
入手したり、尋常ではない高額で入手したり、何年も探し続けたりという
ことをしなくても手に入るのですから。
もし、オリジナルを聴くようになったら、やはり
小生のような状況が待ってますが(笑)・・・

アナログ盤のリンクを貼っておきますね。

アナログ盤はこちら → West Coast Jazz [12 inch Analog]


West Coast Jazz [12 inch Analog]

West Coast Jazz [12 inch Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wax Time
  • 発売日: 2010/09/07
  • メディア: LP Record



アナログ盤は聴かない方は、輸入盤が良いかなと思います。
やはり良い音で聴きたいですよね
小生も持っているCDは殆ど輸入盤になってしまいました。
安いし音が良いし。

輸入盤のCDはこちら → WEST COAST JAZZ


WEST COAST JAZZ

WEST COAST JAZZ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: VERVE
  • 発売日: 1999/05/08
  • メディア: CD


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コメント 4

dolphy

今日は
輸入盤のCDって 売る側になると
ほとんど無価値100円とかになりますよね そんなことがあって
大昔お金がなくって売り買いを頻繁にしていたころの話で恐縮ですが その時から買うのもは絶対日本盤になりました いまもそう? 
スタン・ゲッツ リーコニッツ ズートシムズ ジャズを聴き始めた血気盛んな小僧には物足りなかったのかやっぱりバリバリのコルトレーンとかを好んで聴いてましたねマッコイのエンライトメントあたりも好きだった ジャズ喫茶が中心ならなおのことウエストコーストジャズを聴く機会も少ないないまま過ごしていましたね

レコードでジャズまた聴きたい気持ちは大いにありますが
家の棚には売り切れなかった(当時の新譜フュージョンなど)がならんでいますけど テクニクスのプレイヤーかなんか手に入れるところから始めるとなんか大がかりな(お金的に)きがして年寄りには無理っぽい寂しい気になります
ハンコックさんのオーディオ記事レコード記事はいつも羨ましい限りです これからも宜しく羨ませがせてください(こんな日本語あるか)ww
by dolphy (2019-01-27 09:47) 

ハンコック

dolphyさん
こんにちは。
お体大丈夫ですか?
最近は入院しても直ぐに病院から追い出されるので、
大変ですよね。
寒さや雪で大変だとは思いますが、
どうぞお大事になさって下さい。

CDを売るという観点で考えた事が、あまり有りませんでした。
これまで音が良くなるようにという観点でし考えてこなかったのです。
たしかに仰るように、売るときに数百円となると、
売るに売れなくなりますね。
小生もCDは殆ど聴かなくなりましたが、
押入れの中に山積みになっています。
これ売っても殆どお金にならないという事ですね。

更に今はハイレゾでダウンロードするだけになりました。
そうすると売ることすらできないということですね。

う〜む、困ったものです。

オリジナルでも売るとなると売価の半分か
それ以下になる事が殆どです。
二回売り買いを繰り返せば、お金の価値とすれば
1/4になってしまいますね。
やはり商売が上手くいくように世の中できてますね。

この間ミニマリストの本を読みました。
あの世にはどうせ何も持っていけないのですから、
出来るだけシンプルにして、
今では財布とスマホさえあれば、
楽しめる時代ですから、音楽はネットで見るように
するのが、賢いのかなと思ったりもしました。
小生もいざとなれば、そんな生活でも
幸せになれそうな気がしています。

その時はその時で楽しんで、
今は今あるレコードで楽しめれば良いのかなと
思っている次第です。

引き続き、ボチボチネタを書いていきますので、
お付き合いの程、よろしくお願いします。
by ハンコック (2019-01-27 12:48) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

私など以前は、GetzやZootなどは嫌いなアーティストだったのですけどね。

どういう訳か、10年ほど前、Getzの甘いトーンで紡がれ行く美しく流暢なプレイがに惹かれ、よく聴くようになり、その後、別にWESTを意識したわけではなく、自然の流れでZootやDesmondも聴くようになってしまいました。
(そろそろkonitzあたりも真剣に聴いてみなければなりませんね。)

なかでもGetzのサックスは、他にそのスタイルの類例を挙げるのは難しいように思え、今では、young、Hawkins、Rollins,Coltraneと並ぶ、ジャズ・テナーサックスの歴史に残る偉大なるプレヤーではないかと考えるようになってしまいました。

常々、この人、ボサノバ以前と以後では、そのスタイルに微妙な違いがあるように感じているので、その辺を聴き比べ、近くそのことを語ってみようかと、ハンコックさんのこの記事を読んで思いました。

それにしても”WEST COAST JAZZ”、この盤、なかなかイイですね。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2019-01-28 17:03) 

ハンコック

老年蛇銘多親父さん
こんばんは。
私も同じく白人テナーなんて聴いてられないと思っていました。
konitzも昨年あたりから聴くようになりました。
inside HiFiあたりを聴いております。
一曲目のKary's Tranceなど、
あのなんとも言えないもの悲しげな演奏に
惹かれております。
親父さんのGetzネタを楽しみにしております。
WEST COAST JAZZ
かなり気に入ってましたので、親父さんに褒められると嬉しいです。
ありがとうございます。
by ハンコック (2019-01-28 23:59) 

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