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スピーカのセッティング [オーディオ]

連休後半の2日を使いスピーカーのセッティングを追い込む事に。
というのも、現在叔父からLUMINとSingxer SU-6とoさんのDACを借りていて、これまでに無いほどデジタルの音が良くなっている。
このデジタルの音が1番いい状態の時に、スピーカーのセッティングを微調整すれば、音の変わり具合がよく分かるのでは無いだろうか?
逆にちゃんとセッティングするには今しか無いだろうなと思っていた。
とは言え、スピーカーのセッティングに自信はない。
これまで幾度となくセッティングを試みてはいるものの、この道の達人の域には程遠い。

つい先日、チューバホーンさんとoさんがいらっしゃった時も、puppyを鳴らすと物凄く音が悪くなるので鳴らさなかった。
「もうwattとpuppyを同時に鳴らすのは無理です!」と駄々をこねていた。
幾度となく調整をしてきたが、無理なものは無理なのである。

部屋に凧糸を貼って、クロスさせてスピーカーが完全に90度でクロスする様にして、クロス位置からユニットまでの距離をレーザーで正確に測ったり、またスピーカーと左右の壁、後ろの壁からの位置も正確に測定して調整をしてきた。
勿論部屋の左右の壁の材質や作りは違うので、そのまま聴いても良い音にはならない。
最後は耳に頼りになるのだが。

左右それぞれ、wattとpuppyのスピーカーの前後をミリ単位で調整して、抜けの良い場所を探した。
方チャネルではwattとpuppyで同時に鳴らしてもまあまあ鳴る。
これで、片方のwattとpuppyの位相は、だいたい合っていると思われる。
これを左右それぞれ調整してから、最終的に耳で微調整をした。
これで1番良いところを見つけて、この位置が最終的に1番良いポジションという事になる。
しかし、この状態でwatt+puppyで鳴らした時の音と、wattだけで鳴らした時の音の差が大きいのである。
wattだけで鳴らすと、音がイキイキしていてボーカルは前にスッと出てくる。
しかしwattに加えてpuppyを鳴らすと、音が死ぬ。
ボーカルは奥に引っ込んで篭った音になる。
位相がずれないようにと上記のやり方で調整したにも関わらず、音が死ぬというのはどういう事なのか?
結局、この難題を解決できず、puppyは鳴らさないと駄々をこねていたのだ。
調整を頑張り過ぎたため、もうこれ以上は調整をやりたくないモードになっていた。
それで、先日のオフ会を迎えたのであった。
オフ会自体は、wattだけで鳴らしたため、何とか穏便に終わらせられたのだが。

するとその後、チューバホーンさんから合いの手を差し伸べて頂けることに。
それは、スピーカーのセッティングについてである。
これ以上、どうやってセッティングをするのだろう?

それは、スピーカーのセッティングの順番であった。
まずpuppyだけでセッティングをするという事であった。
その後wattで合わせるという。
通常聴いているとき、puppyを鳴らすSD05のボリューム位置は9時より若干高い位置にある。
この状態でpuppyのウーファーは殆ど動いておらず、鳴っているのか鳴っていないのか分からないほどである。
この状態なのにボリュームを上げただけで、puppyのセッティングをできるほど音が聴こえるのだろうか?ウーファーだけで調整しなければならないからなあ。
しかし、実際にやってみなければ分からないし、他に調整の方法が見当たらなかったので、これを試すことにした。
しかし、チューバホーンさんは、なぜ所有されたこともないwattとpuppyを自分のスピーカーのように調整するヒントをくれるのだろうか?
良くそんなに調整方法が分かりますね?と尋ねてみた。
すると、チューバホーンさんのスーパーツイーターとランカスターの調整に似ていると仰っていた。
ランカスターどうし、スーパーツイーターどうしをセッティングし、最後にスーパーツイーターとランカスターを鳴らした状態で最終調整をされているそうである。
これと似ていると仰っていた。
また、スピーカーの置き方も内ぶりセッティングで直角に交差している点も似ているのでと仰っていた。
なるほどなあ。
スーパーツイーターもそれだけで聴いても殆ど音は聴こえないだろう。
全く同じではないが、結構似ているのでこれは是非やってみようという思いに至った。

それからwattとpuppyの前後の位置についても話をした。
これまでの小生の調整だとwattとpuppyの位相が合ってそうな位置は、puppyよりwattが7,8mm前であった。
しかし、チューバホーンさんは、そんなに差は大きくないのではないかと仰っていた。
言われてみればその通りだと思う。
メーカーがwattとpuppyを組み合わせて作ったスピーカーシステムである。
真上がデフォルトのはずで、7,8mmもズレるはずはないだろう。
しかし、小生が何度もwattとpuppyの前後を微妙に調整したが、0mm〜7mm位までの所で、音が良いところを見つけられなかった。
小生の耳が悪いと言われれば、まあそうなのかもしれないが。
しかし、チューバホーンさんとこのような話をしていて、ぴーんときた。
それは、wattの下に敷いてあるilungoのコルクのインシュレーターである。
たぶん10年以上前、アクセサリーに凝っていた頃、音が良いと言う事で入れていたものである。
今となっては何が良かったのか忘れてしまった。
それを疑いもせず今まで付けてきた。
丁度これが8mm位あるだろうか?
何となくwattとpuppyの位置の差の7,8mmと同じ位だ。
それで、根拠はないがもしかしたらこれを外したら、wattとpuppyの前後位置の差は殆どないかもしれないなと思ったのであった。
しかし、聴いてもいないが「これだ!」という確信のような手応えがあったのも事実である。

それから、二週間ほど経っただろうか。
いよいよセッティングを行った。

つづく

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