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GRFさんのお宅にお邪魔してきた。 [オーディオ]

仕事やオフ会、レコードセールで忙しく、更新が遅くなってしまったが、
先日GRFさんのお宅にお邪魔してきた。
もう1ヶ月以上も前のことだ。
具体的な感想は、GRFさんのブログに掲示されたとおりである。
当ブログよりも圧倒的に見ていらっしゃる方も多く、内容も濃いので、
そちらをご覧頂ければと思うが、幾つか書いておきたい事があったので、こちらに記載しておこうかと。

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いつも良いサウンドを聴かせて頂いているが、更に良い音が出てきたとの事で、
これは是非聴かねばという事で、お邪魔する事に。
いつもの凄いオーケストラを聴かせて頂くのは勿論なのだが、
自分はジャズが好きなので、手持ちのジャズの盤がどういう風になるのか、
聴いてみたいので、持ち込ませて頂くことに。
当初は一人でお邪魔する予定だったが、BOさんもご一緒される事になった。
BOさんはジャズもお好きなので、楽しみにしていた。

音が良いのは決まっているが、手持ちのレコードがどのようになるのか知りたいし、違うレーベルのレコードを何枚か持ち込ませて頂いた。

まずはTBMのMISTYを。
当方も頑張ってTBM30を入手したので、これを鳴らして頂いた。
ステレオだけのことはあり、音場が広く展開する。
そこから厚みのある音が出てきた。
音がいいのは間違いないが、やはり日本人の演奏は、海外の演奏に比べるとグルーブ感が足りないような気がするが、このグルーブ感の物足りなさをしっかりと感じ取れた。
これが場の雰囲気をしっかり出せるシステムが否かが問われるのかもしれない。
カメラのレンズのように。
やはりいいレンズは、空気感をも写し出すのである。

次に、PIKE'S PEAKを。
一転してベース音からグルーブ感が半端ない。
こちはらMONO盤。
密度があり、当時の演奏が色褪せることなく、オーディオルームに展開される。
あの大きなオーディオルームとMONO盤の相性はバッチリである。
あの部屋にピアノとドラムを設置して、その場で演奏しても、あんな風にあるのかなと、すごくリアルにイメージできた。

そして、MERTY PAICHのTAMPA盤を。
この中でART PEPPERが見事な吹きっぷりを見せてくれた。
数あるオリジナルの中でもTAMPAの音は良いと思っていたが、
その威力が最大限に発揮された。
あの場に居合わせた3人は、この上ないほどの高揚感に包まれた。
当時PEPPERの生演奏を聴いていた人は、同じように感極まっていたのだろう。
あのPEPPERのサウンドは心底惚れた。

JBLでも、とんでもない良いサウンドを聴いてひっくり返ったことも何度もあるが、
GRFさんのシステムであのようなPEPPERのサウンドを聴けたのは本当に驚きだった。
どんな装置かではなく、どう鳴らされているかによって、出てくる音は決まるのだなあと、
オーディオってやはり面白いなと改めて思った。

それからJAZZ TIMEのReaching outやBLUE NOTEからWhistle Stop、
締めにのTempoのLast Wordに至るまで、あっという間の至福の時間であった。
痺れっぱなしで、その後一週間はART PEPPERの音が耳から離れなかった。

ああいう物凄い音がレコードから出てきてしまう事実を突きつけられると、
自分のシステムはどうなんだ!?と喝を入れたくなる。
あんな音出せるのだろうか!?いや、出してみたい!
そんな喝を入れられた感じだった。
それから、兎に角どれだけの音情報がレコードには詰まっているんだと感心させられ、自分のシステムも、この先どんな音が出てくるのか更なる楽しみがあるのだなの、ワクワクしてきた。

あと、Tempoの低音の鳴り方が、光カートリッジと従来のカートリッジでは、
大きく異なるようだ。
うちのカートリッジでLast Wordを聴くと、低音の音圧が妙にある。
音像大きめで、兎に角分厚い低音という印象があり、他のレーベルの低音とも違う。
イコライザーカーブが影響していることも考えられるが、それとは別次元で
低音の鳴りが違うような気がした。
GRFさんのシステムの方が、低音がより自然でよりリアルな気がした。
この点は、忘れないようにして、今後の拙宅の音作りに役立てようと思う。

GRFさん、BOさん、ありがとうございました。
また違う好きな盤を持ち込ませて頂きたいと思っておりますので、
その時は、宜しくお願いします。

しかし、この秋のオフ会ラッシュは、taoさんから始まり、チューバホーンさん、GRFさんと続いたが、どのお宅も良い音でなっており、毎度KO負けした気分だった。
これでKO負けも最後かと思っていたが、この後更にKO負けすることになる。
その記事は、またということで。

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