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今日聴いた盤 [Jazz Album]

Tommy Flanaganといえば、数々のアーチストのリズムセクションとして参加し、
そして名盤を作り上げた人だ。
数え切れないほどの名残を残した。
この人が入ったお陰で名盤に成り上がった盤も少なくはないだろう。

そしてこの人はというと、小生の知る限りではそんなに多くを残してはいないような気がする。
この人は、どちらかというとソロやトリオでかなり活躍されている印象である。
この人の参加した盤で、1番に挙げるとすれば、やはりSomethin‘ Elseだろう。
Somethin' Elseもいいが、今日はこの一枚を聴いた。
Curtis FullerのNew Trombone

IMG_6956.jpeg

1957年に録音された。
当時のJazz Trombone奏者として一番好きなのは、やはりCurtis Fullerかな。
渋さや奥ゆかしさなどが、他の奏者と全然違う。ほかは軽く聴こえて。
軽いノリの演奏もなくはないが、やはり渋いのがいいね。
次はBob Brookmeyerあたりかな。
あとはあまり聴かないかも。

それで、このNew Trombone
Namely Youとか痺れるよなあ。
グッとその世界に引き込まれる。
この音は、Fullerにしか出せないだろう。
こういう盤を偶に聴ければ、もう何も言うことはない。
古き良き時代の演奏を今ここで良い音で聴けることに感謝しつつ。
黙って演奏に耳を傾けた。

もう一枚引っ張り出した盤がこちら。
Dexter GordonのOne Flight Up

IMG_6955.jpeg

この盤は物凄く音が良い。
何故か、運良くMONOの片溝の盤が手元にあるのだ。
一つ前のBLP4175 Empyrean Islesは、今だに音符しか持ってないという何とも情けない。
4100番代はかなり手放したが、この盤は手放そうと思った事がない。
それほど音、内容共に気に入っていると言うことである。
DrewとPedersenという黄金のコンビに支えられ、
ByrdとGordonが良い音を出してくれている。
DrewとPedersenのSteeple Chaseじゃなくて、BLUE NOTEの音って言うのが良いんだよね!


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