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PRESTIGEの隠れた盤を聴いてみた。 [Jazz Album]

もう手放してしまおう。
そう思って引っ張り出してきた、この盤。
カートリッジの調整がいまいちだったときに聴いてみたのだがイマイチの印象だった。
今日掛けてみたらなかなかいい音でなってくれた。
すると感想が一転、やっぱり手放すのは勿体ない。

PRESTIGE、NEWJAZZ、STATUSのレコードはQuartet,Quintetものは大分聴いていると思うが、
STATUSというレーベルに隠れた名盤ではないのか、こう思った次第。
自分が知らないだけかもしれないが...

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誰がリーダーかと言われても分からない。
何人参加しているのか、ジャケに記載されている人以外にも沢山出ている。
と言っても、ほとんどの曲がQuintなどでビッグバンドみたいにうるさくない。
またそれぞれの曲が、一曲で完結していてなかなかいい演奏に仕上がってる。

ピアノだけでもTommy Flanagan,MAL WALDRON,HANK JONES。
テナーはFRANK FOSTER,HANK MOBLEY,PAUL QUINCHETTE。
曲ごとに一人ずつ参加していて、それぞれの曲でそれぞれのメンバーの珠玉の演奏が聴ける。

しかし、こうして一枚の盤で、それぞれのアーチストの聞き比べができてしまう点で、
上手い下手というのが出てきてしまう。
Flanaganの出ているのはやはり良いね。MALも良い。
B面2曲目のTEA FOR TWOのHANK JONEの演奏だけが若干頼りない感じがするけれど、
代わりにSONNY REDの演奏がかなり良いね!だいたいこうなるよね。
C.P.WでのPAUL QUINCHETTEも良い演奏してるね。

こういう盤をゆったりと聴きながら、アーチストの聞き比べをするのもまた
Jazzの醍醐味なのかもしれない。

というわけで、ハードバップ好きな方。
見つけたら聴いてみて下さい。

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ジャケ一覧を作りたいレコードたち。 [Jazz Album]

BLUE NOTEのレコードを整理していたら、最近聴いてないなと引っ張りだしてきた盤。
3 Soundsとやっている盤。
のっけからGENE HARRIS節です。
このレコード最近お店で見かけないなあ。自分が気にしてないだけか...

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話は変わるが、以前Kenny Dorhamの出ている盤を整理したことがあるのだが、
これにより、各名盤の録音された年代とか演奏の移り変わりとかが明確になって良かった。
リストで一覧にしただけだと覚えないが、ジャケットを並べると視覚的に
すぐ覚えるんだよね。自分だけかもしれないけれど。
またアクセス数も他の記事に比べて多いようだし、
このあたり気になってらっしゃる方も多いのかなあなどと思ったりする。
だた整理するのにえらく時間がかかる。以前やったときも一週間以上掛かって、
もう二度とやるか。と思ったんだけど。
http://watt3pappy2.blog.so-net.ne.jp/2013-01-23

そして、あれから2年経ってしまった。
そんな中、一覧にしたい人達がいるのはいる。
ピアノの人で、やはりレコードにプレミアがついちゃっている、
SONNY CLARKとかTOMMY FLANAGANとかの
QUARTETやQUINTET物をだいたい整理すると面白そうだなあとか思ったりする。
その他に、KENNY DREWとかDEXとかMOBLEYとかやってみたい。

今日、J.R.MonteroseのMessageとRed Rodneyの1957聴いてたらFLANAGANの出てる
アルバムジャケ一覧を作りたくなった。
ただ、FLANAGANとかえらい枚数が多いので、一覧を眺めただけでブルーになるんだよね。
レコードのジャケを引っ張ってきて名前付けて保存して、
すべて同じピクセルのjpgにして画像編集ソフトで結合して、ジャケの一覧を作って。
考えただけでストレス...
誰かやってくれないかなあなどと思ったりして。

というわけで気が向いたらジャケ一覧を作るかもって話です。

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遂に入手 [Jazz Album]

BLUE NOTE創立75周年の記念となるこちらの資料、
このような資料はなかなかないので、
一冊持っておいても良いのではないかということで、買ってしまった!

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ブルーノート創設の話から、レコードジャケット写真の別テイクやネガなどの情報が
載ってて読み応えのある資料となっている。
また、すべての盤が載っているわけではないが、
各盤の説明がまとまって記載されているのが良いと思う。
あと、誰かが言ってたが、ちょくちょく名前の出てくる日本人の著者ではないところが
良いみたい。

Sidewinderの写真の別テイクやライオンのメモ書きなどが記載されている(下)。

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まあ、全部読むかは分からないが、
必要なときに引っ張りだして見れるようにしておきたい。

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聴いてみたい盤 [Jazz Album]

久しぶりに、ジャズ批評のハードバップを開いてみた。
もうだいぶ聴いただろうと思っていたのだが、まだまだ盤は沢山ある。

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メモしておこう。
Blue Jubilee / Joe Alexander
Rleasure Bent / Roland Alexander
Beat / Roy Brooks
Dave Burns
Introducing Jimmy Cleveland and His All Stars
Sugan / Phil Woods With Red Garland
Young Lions
Jazz Eyes
It's Magic
Art Farner Quintet Featuring Gigi Gryce
Images / Curtis Fuller
The Explosive Piano of Harman Foster
Hope Meets Foster / Frank Foster
Introducing Joe Gordon
Glidin' Along / Benny Green
Two Side of Slide Hampton
In The Vernacular / John Handy
The King And I / Wilbur Harden
Listen To Barry Harris
The Quota / Jimmy Heath
Washington Jazz Ensemble / Buck Hill
The Return of Howard MaGhee
Something We've Got / Morris Nanton
Fathead / David Newman
Heavyweights / Sal Nistico
And The Jazz Statesman / Charlie Persip
Spiritsville / Julian Priester
Blue Holiday / Paul Serrano
The Jazz We Heard Last Summar / Herbie Man Sahib Shihab
Silver's Blue / Horace Silver
All Members / Don Sleet
Down Home Reunion
Roots / The Prestige All Stars
Guitar Groove / Rene Thomas
The Revelations / Roosevelt Wardell
New Jazz Frontiers From Washington / The JFK Quintet

こんな感じ、この先何年も掛けてゆっくり聴いてゆきたい。

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入手したCD [Jazz Album]

入手したCD。どの盤も極上に良いね。

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今日は新宿で欧州の廃盤と館内でCDの廃盤セールがあった。
新宿には相当人がいてびっくりした。最近また欧州の人気がでてきているらしい。
以前超高額でレコードを買い、良い音の再発がでて値崩れし、
痛い目を見た人は多いようであるが、それでもまた人気が出てきているというのは
どういうことなのであろうか。久しぶりに店内はごった返して白熱していた。
良い盤を何枚か掴んだが値段が値段だけに、手が出ず撤退。
御茶ノ水では、それそこ白熱した日本人Jazzの廃盤セールがあったのだが、
まったく分からない自分は、そそくさと関内へ。

Blogを見た限り探してた盤はなかったのだが、
とりあえず行ってみたら、NICA'S TEMPOが目に入った。
探してはいたが、レコードのほうが欲しくてCDは買ってなかったが、
ちょうど見つけたので買ってしまった。

うちの相方は、今となってはJazz喫茶でサキコロとかLee Wayとかを
リクエストするまでになってきている。
その相方が1年ほどまえから探してたBOSSOの盤が見つかった。
初めて聴いたときすでに廃盤になってたので、今日までなかなか出てこなかった。
お店に行くたびに必ずBOSSOの盤を探していたが、全然なくて、
でも、1年で見つけれたので、まあいいほうなのかな。

あと廃盤でSAXOPHONE CONNECTIONは内容がもの凄く好きなのでGetした。

MY POINT OF VIEWはレコードだと、このCDが200枚弱買える...

来週はBLUE NOTEとかいろいろセールがある。
BLUE NOTEの盤は、全部集めた訳ではないが、欲しいのが大分無くなってきた。
もう少しゆっくり集めればよかったと今になって、少し後悔。
しかし、当時は九州に行くことになってて、今しかレコードを買えるときはないと
急いで集めたのである。
結局九州行の話は白紙となり、おかげでいろいろお店に行けるのだが...
欧州盤で欲しいのもあるし、今回出ているリストでまだ2枚ほど欲しいBLUE NOTEの盤があるので、どっちに行くか悩み中。

年末にも欲しい盤があるし、金欠で、葛藤はまだまだ続く...

PS:桜木町では、木の葉もだいぶ落ちてイルミネーションが点灯しました。

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2管 [Jazz Album]

この間、ちぐさでSong for my fatherが掛かってた。
Blue MitchellとJunior Cookの盤いいなと、
拙宅でもバリバリの演奏を久しぶりに聴いてみた。

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Things To Doは手放してしまった。
まだRoy Brooksの盤を聴いたことがないので、聴いてみたい。

写真はめまぐるしく変わる銀座。

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最近聴いているピアノの盤 [Jazz Album]

どちらも気に入ってる盤。

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LENNIE FELIXの盤はUK-ORIGINALで、
MICHEL SARDABYの盤はセカンド。
どちらも音は良くて、今もっている盤で満足。
あれこれ考えずに、こういう盤をゆったりと聴くのが心地よい。


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Vingate Vinyl Want List Vol.5が出た。 [Jazz Album]

Vingate Vinyl Want List Vol.5が出たので、さっそく貰ってきた。
Vol.4やVol.3それに2013年の年末に出たのと比較してみた。
2013年の年末の盤に比べると安くなっている盤もあったが、
全体的にはVol.3とさほど変わらないような気がする。

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レコードコレクターの方とも話をする機会があるが、
景気は良くなり高価でも売れる一方、
なかなか良いレコードが出てくる機会が減ってきている感は否めないようである。
ますます夢見るレコードといったところだろうか。

音源がしっかり管理されているレーベルであれば、DSD 5.6MHzなどのデジタル媒体を通じて
提供されれば、それなりの投資で良い演奏を堪能できるのであろうが、
ちっちゃなレーベルから出ていたものは、今となっては
状態の良いマスターは残っていないのであろうか。
最新のリマスターを聴くと、聴き辛いところがあったりする。
頑張って編集してやっとリリースしたという感じがしたりもする。
こうなるとやはり昔のレコードで聴きたくなるもの。
なかなか難しいところである。

PS:この表紙の McLeanの盤は、とある場所でオリジナル盤を聴いたことがあるが、
内容・音ともに良い憧れの盤である。

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MOBLEYをバリバリ鳴らす。 [Jazz Album]

ソニー・ジャズ・コレクション1000
早くも第4弾が出た。
とりあえずお店で眺めてみた。
う~ん、未熟者には知らないタイトルが多すぎるなと、眺めてみていたら、
久しぶりにこれを聴きたくなった。
HARD BUPも聴きたいんだけど、レコードがどこにいったか見つからない。

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というわけで、久しぶりにこの盤を大音量で聴いてみたんだけど、
やっぱ、このMOBLEYの吹きっぷり、良いっすわ!!!
1955年、56年あたりのBYRDは特に好きなんだけど、
このあたりの録音だけあって、この中で吹いているBYRDもやっぱ良い!

あと、PRESTIGEの音が良い再発のレコードが出た。
最後の4タイトル
Mobley’s 2 nd Message
Soultrane
LUSH LIFE
Rollins Plays For Bird

昔、Overseasを買い損ねたら、それ以降全然出てこない。
買っとけばよかったと後悔。
出来が良かったからでしょうかね。
個人的には、2 nd Message がどんな音がするか気になる。

それから、「ジャズの100枚。」ってシリーズと、エンヤのシリーズも出ているんだけど、
個人的には興味が湧かない。

そろそろBLPの買取リストが出ると思うんだけど、まだ出てないみたい。
自転車操業者としては待ち遠しい。


最近は、日本大通りや山下公園のイチョウの実も落ちて、
横浜は秋まっしぐらって感じです。

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落ち着くピアノトリオ [Jazz Album]

昔のマイナーなピアノトリオは、聴いてて飽きない。
ずっと聴いてられる。

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まあ、メジャーなエバンスもそうなのであるが、マイナーなこの人たちを聴くと
心がゆったりとした感じで、長く聴いてしまうのである。
CD1枚を聴いてもなぜか聴き足らず、もう一度同じ盤を鳴らすのである。
最近は、特にマイナーなこの人たちは、自分の琴線に触れるようで、
「この人いいなあ~!」って心底思う。
ある程度知っている曲が入っていることもあると思う。
あと、涼しくなってきて、エアコン掛けずに、静かにゆっくりとオーディオを聴けるこの秋に、
これらのマイナー盤がぴったり嵌るのかもしれない。

自分はピアノ系の盤については、どうしてもレコードという風にこだわってはいない。
CDを含めレビンソンのピアノの音が好きだからかな。
レコードのピアノトリオもまた艶がある音で結構好きなんだけれど。
まあ、どっちも好きってことかな。
ただ国内版のCDとかだとベース音が馬鹿でかかったりすると、
なんとなくテンションが下がる。
あと390SLだと国内版の読み込みにえらく時間がかかるみたい。
自分は国内版とは相性悪い。

アーチストのこととか曲のこととか、全然知らない自分でも
聴いてて心地いいこの2枚。
ホント、この人たち良いっすわ。

WILL DAVISの盤は、Mad About The Boyが心底好きっすね。
get out of the townなのかな。たまんないっすね。

JOHNNY MARTELの盤では、These Foolish Things好きっすね。
やっぱ自分は、マイナーな盤もバラードが好きなのかな。

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そういえば、UNDERCURRENTの方溝が出たので、レコードセールに
並んだけれどジャケがいまいちだったので諦めた。
結構いい値段してたし。
これだけはもう数年に渡り何度もこの手に取っているが、なかなかいい状態の盤に出会わない。
そこまで良い盤かと言われると、よく分からないが、
一曲目のUNDERCURRENTのモブレーだけ死ぬほど聴きたいって感じで、
どうしても完オリに拘っている。
方溝の盤はこのところ1年に1枚は出ていると思うが、なかなか良い状態の盤に出会わない。
MARTY PAICHのBROADWAY BITも狙ってたけど間に合わなかった。
2番手の人がGETしたみたい。

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自分はamazonの欲しいものリストに、ほしい盤を登録していて、
もう数年前から数えきれないほど登録している。
amazonがウォントリストを始めたころから登録し続けているから、もう何年になるかなあ。
JAZZ喫茶やレコード店やAccuradioなどで聴いて、これは欲しいと思ったときに
忘れないように検索して、amazonに取扱いがあったときには、
これを欲しいものリストに登録する。
amazonにない盤は、自分自身にメールで送っている。あとでメールを検索すると
欲しいレコードが分かるようにしている。
数年たっていると、どこで聴いて欲しいと思ったのか、
今本当にほしいのかも分からなくなっているときもある。

また、数年前にプレミアムが付いていて買えなかった盤で、ここ最近値段が落ち着いたものや
逆に1枚2万円を超えるCDに格上げされたものなどがある。
amazonだと欲しいものリストに値段も出るので便利である。
また廃盤になったものも廃盤と出るので便利である。
UNIONの欲しいものリストも同様の機能があるので、こっちも使ってます。

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それで、いつものごとくCDショップで棚を眺めていた。
スマホで欲しいものリストを眺めながら、ここに記載した盤を棚から探す。
だいたいないことが殆どなので、見つけたときはテンションが上がるものだ。
先日は、久しぶりにHARRY EDISONの盤を見つけた。
やったぜえと、早速帰って聴いたのであるが、
なぜかピントとこなかった。国内版でもなく音も悪くはない。
TOMMY FLANAGANやJIMMY FORRESTやELVIN JONESとかも参加していて1960年の録音。
状況としてはいい感じなのに。
ペットの感じがいまいち好きではないような。
最近聴いていないので忘れたけれど、苦手なClark Terryのような感じがした。
なぜかClark Terry苦手なんですよね。
なので、この人が参加しているだけで避けてしまいます。
喧しい印象だからかな?
スウィング系とか苦手なんですよね。
どうして、この盤を欲しいものリストに登録してたんだろう?
今となっては思い出せない...

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