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Paul Chambersのベース音がイメージ通りに [オーディオ]

先日、チューバホーンさんにヒントを頂き、
watt3だけにしてとてもヌケ良く素直な音になった。
改めてwatt3というスピーカーの性能の高さを認識してできたのであった。

この後、アンプをSD05に変えてスコーカーのエージングと
スピーカーの位置合わせを行なってきた。
スピーカーの位置合わせはまだまだ弱輩物であるが、
なんとか聴ける位置にはなってきたと思う。
スコーカーからは少しづつ低音が出てくるようになった。
watt3だけでも十分な低音がでるようになっできた。
これでも満足できる音ではあるのだが。

目指しているところは、ベースやタム、スネアといった楽器の音の厚みを出そうという事である。
すなわち、それはwatt3puppy2の中低域の薄さを改善させるという事である。
かなり下まで出てくると場の雰囲気がよく出てくる。
やはりここはということで、バイアンプにして、
中高域と低域のアンプを分け、再びpuppyを追加する事に。
スコーカーの下側の帯域を出しつつ、puppyを鳴らす事で、
ネットワークでカットされていたであろう、スコーカーの下のカットされた部分を
カットせずに鳴らすことができる。

中高域用のwatt3にmark levinsonのML23.5Lを、
低域用のpuppy2にサウンドデザインのSD05を接続、パワーとして使う。
ブリのmark levinsonのML1にはパワーアウトが2系統あるため、
これまで使っていなかったもう1系統にSD05を繋いだ。
中高域用にはやはり厚みやコクが欲しいので23.5Lを、
低域にはスピード感とリアリティの出るSD05を持ってきた。

低域用のスピーカーPuppy2
これまでは、Watt3pyppy2を3wayスピーカーとして使うために、
ネットワークへの入力端子にスピーカーケーブルを接続していた。
これをネットワークを使わないようにするためのジャンパーを外し、
スピーカーケーブルをダイレクトにpuppyに接続する端子に切り替える。
これで設定完了である。

そして音を出してみると。

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おお〜。
なかなかじゃないか。
狙った通りの音が出てきたようだ。

それではというわけで、本当に良くなったのか、
Lee MorgamgのVol.3で確認してみる。
曲は、I Remember Clifford。
言わずと知れたゴルソンが書いた名曲。
これまでは、曲の出だしから、
Paul Chambersのベースが薄くなっていた。
低域の振動が強すぎて、弦を弾いている感じが消されていた。
極端に言えば、振動だけが誇張され、演奏に集中できなかった。
エッジが効き過ぎていた。

それが、振動が抑えられ、ベースの弦を弾く音や胴鳴りに厚みが出てきたような気がする。
全体的には丸くなった印象。

概ねOKだが、僅かに違和感もある。
昨日、一聴した瞬間、Watt3とPuppy2の音がバラバラな気がしたが、
暫く聴いていたら慣れてきた。
そして、今日も一聴するとWatt3とPuppy2がバラバラな気がした。
そして、また暫くすると慣れてきた。
どうも、すぐに耳が慣れてしまうようだが、
やはり、微妙なばらつきがあるような気がする。
今回、スピーカーケーブルは突貫でベルデンのちょっと長めのケーブルを入れている。
ベルデンはノードストに比べ、若干スピードが遅い気がするし、長いのも影響してそうだ。
このあたりを今後調整する必要はありそうだな。

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というわけで、もう一息調整は必要だが、狙った音は出てきたように思える。
カルテットやクインテットの各楽器の見通しは、良いままで
中低域の厚みは出ているように思っている。
スピーカーの作りを理解したうえで、バイアンプというヒントを下さった、
チューバホーンさんには感謝しかない。


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今年最後の廃盤セール [廃盤セール]

年内の仕事も25日に無事終了し、
昨日は、今年最後の廃盤セール行くことができた。
品薄のためか、全店舗でセールは行われず、
新宿、渋谷、お茶の水の3店舗だけであった。
事前にBlogで品定めをしておいたので、とりあえずお茶の水に行くことにした。

10時過ぎに家を出て、お茶の水へ直行。
既に7、8人の人が待っていた。
例年であれば、始発で向かい、5時間ほど凍てつく寒さの中を
並んでじっと待っていたことだろう。
ビニールシートに包まったり、段ボールを下に敷いたり、
カイロを張りまくったりして、防寒対策をしていた。
雪のちらつく中を、皆で身を寄せ合い、凍えていたこともあった。
しかし、このコロナの中、そんな寒い思いをすることもなくなった。
11:30までにお店に行けばいいのである。

到着して暫くすると、くじ引きをすることに。
その頃には、20人ほどになっていただろうか。
今回は、どうしても欲しい盤はなかった。
なので、気楽にくじを引いた。
すると、「7」の文字が。
ラッキー7か。
何狙おうかな?

従来なら、7番目だと、だいたい前に並んだ人達と欲しい盤が被っており、
取られてしまうことも多々あった。
そのくらい、珍しい盤というのは、やはり早くから並ばないと入手できる可能性は
限りなく0に近いのだ。
しかし、くじ引きとなった今は、自分より先に並んだ人と
欲しい盤が被ることも少なくなっているようだ。
従来、少し遅めに並んでいた人達が、今回自分より前の番号を
くじ引きで引いている可能性があるのだ。
すなわち、特に珍しい盤を狙っている人だけではないということ。
なので7番目だと、それなりに良い盤をつかめる可能性はある。

というわけで、開店の12:00となった。
自分が引いたくじを店員さんに見せて、アルコール消毒をし、お店の中に入っていく。
店員さんに誘導されながら、お店の中央に向かってゆっくりと歩いてゆく。
この間、目は欲しい盤がどこになるのかを物凄いスピードで探してゆく。
狙った盤を直ぐに見つけた。
他の候補についても探してゆく
店員さんの説明に耳を傾けながら、自分の狙った盤をどんどん見つけていく。
そして、セール開始となった。

コロナの中、ある程度気を使っているはずなのであるが、
いざセールとなると、雪崩のようにレコード目掛けて突っ込んでくる。
これは先に取られるかなあと思いながら、前に進んだ。
すると目当ての盤の左、上、の盤がとられたが、何とか目当ての盤には誰も手を出さなかった。
すかさず掴んで、左へ急いで進んだ。
そして、2枚目、3枚目、4枚目、5枚目、6枚目と掴んでいった。
壁に掛かっていた盤を結局8枚ほど掴んだ。
今回の7番目では、欲しい盤を殆ど掴むことができたのであった。
そのまま、壁以外に掛かっている盤を一通り確認して回った。
この間、1分くらいか。
その後、中級の盤を急いで確認していった。
3分くらいたったであろうか。大体全部のレコードをチェックし終わったので、
いつものように、品定めをしてゆく。
状態と価格をチェックし、条件に合わないものを手放してゆく。
最終的に3枚を手元に残し、あとは手放した。

それから、3枚について、検盤と試聴を行った。
めちゃくちゃ、長く試聴をされる人がいて、
30分以上、試聴されていたのではないか。
お蔭で、あとに続く試聴する人達には、長い待ちができていた。
自分もその中にいたので、試聴待ちに1時間ほど待ったのではないだろうか。
店員さも、お客さんには、あまり強くは言えないのは分かるが、
試聴させる前に、傷やスレの確認だけにして下さいとか、
3枚まで、合計10分までとさせて頂きます。などとアナウンスをしてくれないとなあ。

常連さんたちと話をしながら、時間をつぶしていたので、
特に苦になることはなかったが。
それでも、自分が試聴をする頃には、すでに新宿に並んでいた人たちがやってきて、
また人だかりに。
店員さんは、カウンターの近くに集まらず、バラけて下さいとアナウンスをしていた。

しかし、皆試聴はしたい。
そんな中、自分だけは何が何でも全曲を試聴するというような人は、
個人的にはあまり好きには慣れんな。

やっと自分の盤になったので、
試聴をすると、たまたま聴いた個所に、周回ノイズが。
これはキャンセル。
その他の2枚は、気になるスレの個所を確認したが、殆どノイズが気にならない程度だった。
1枚キャンセルしたので、もう1枚を探すことに。
今回は3枚買うと10%オフとなるのだ。
これは何が何でも探さないと!
まんまとお店の術中に嵌っている。
と言っても、なかんか探すとないものである。
こうなったら、国内版でも何でもいいので、見つかればいいかと店内を探し回った。
すると、欲しかった盤を1枚だけ見つけることができた。
試聴してダメなら、国内版でも探そう。
こう思い、見つけた1枚を試聴してみると、気になるスレの部分でノイズは出なかった。
というわけで、無事に3枚をGetすることができた。

その後、コレクターの先輩と食事をして岐路についたのであった。

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長年欲しかったWoodlore。
これまで、CD、国内盤を経て、Metronome盤で聴いてきた。
調整を進めてきたPP-300で聴いてみると、
やはりこれまでとは次元の違う音が出て来た。
ヌケが良く、リアリティが半端ない。
昔、CDでPRESTIGEのRUDY VANGELDER REMASTERS盤が出てきて、
音の良さに驚き、オリジナル盤と殆ど音が変わらないと判断して、
PRESTIGEのオリジナルの多くを手放してしまった。
COLTRANEなどもかなり集めたが、殆ど手元にはない。
しかし、アナログの調整を詰めてきた今、
PRESTIGEのオリジナル盤を鳴らすと、こんなに良い音がするのだなあと、再認識できた。
オリジナルを手放すなんて、なんてもったいない事をしたのか、
などとも思ってしまう。
大好きな盤。
この正月にじっくりと聴き込みたい。


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SD05再投入 [音楽]

今日は朝からオーディオをやりたかったが、一応家族サービスもしておかないとというわけで、
昼に外にご飯を食べに行ってきた、
だが、そそくさと帰ってきて、オーディオ部屋へ。

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ここ一年以上眠っていたSD05に、再び出番がやってきた。
チューバホーンさんのさとお話をしていて、
これまで眠っていたスコーカーを鳴らすには、SD05が良いですよということだった。
そうか、そうだった。
すっかり忘れていたが、これまでネットワークにより抑制されていた、
スコーカーを動かすには、その手があったな。
SD05を所有しているにも関わらず、情けない話である。
たしかに、puppyを使っていた時もしっかり駆動してくれていた。
またよりリアリティのある低音をだすのもSD05であった。

というわけで、眠っていたスコーカーを動かすために、
watt3にSD05を繋ぐ。
電源を入れ、暫くボリュームマックスで放置。
それから、何枚かレコードを掛けてみた、
流石、音場がメチャクチャ広い。
そして正確な音場情報。
この際ということで、スピーカーの調整をしてみたが、
相変わらず合っているかは分からない。

それから、先日、BLUE NOTEのSomethin’Elseの
STEREOオリジナル盤では、
マイルスはどの位置からなるのか?
という質問があったが、Somethin’ Elseのステレオ盤を持っていない
小生には何とも答えることができなかった。
今度、ステレオのオリジナルを聴く機会があれば、
その時に確認しておこうと思っているが
このブログをご覧の方で、ご存知の方がいらっしゃれば、
是非教えてください。

それで、Somethin’ Elseは持ってないけど、
そういえば、BLUE NOTEのSTEREOオリジナルって、
トランペットは殆ど左じゃないか?
という気がしたので、持っているSTEREO盤を聴いてみることに。
手持ちの3枚を引っ張り出してきた。
BLUE NOTEの4100番台あたりだと、
MONOよりSTEREOのほうが音が良いんだよと、
コレクターの先輩に教えて頂き、MONOに比べて安いこともあり、
飛びついて買った盤達。
まあ、MONOとSTEREO両方買って比べるという余裕もないので、
特に比べたことはない。
小生はMONOでも、STEREOでもどっちでも良いかな。
BLUE NOTEならどれも良い音するかなと。


このFREDDIE HUBBARDも、

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このLEE MORGANも、

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このKENNY DORHAMも

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どれも、これら三人のトランペッターは、やはり記憶の通り左側だった。
トランペットは左というのはバンゲルダーのこだわりか?
レコードは左側が有利だと思うが、この辺りも計算されてのことなんだろうかか?
実際にSomethin’Elseを聴いてみるまでは、何とも言えないが。
Somethin’ Elseも左なんじゃないかなと思うのだが。

しかし、久しぶりのBLUE NOTEは新鮮だ。
音の良い盤を、ある程度調整できたカートリッジで鳴らすと、
こんなに良い音だったのかと感心したのであった。

そして、今日はSD05でwatt3を鳴らし込んだ。
ますますWatt3の低域がでるようになってきたような気がする。
耳が慣れたせいもあるが、別にこのままでも良いんじゃないかとも思える。
改めて、watt3というスピーカーのポテンシャルの高さに、
驚かされている。
こんな良いスピーカーを、最高の状態で鳴らすことが出来ずにいた時間が勿体ない。
まあ、しかし、時間は帰ってこない。
これから先。まだまだ良い音が出る可能性がある事が、分かってきた。
そろそろ、バイアンプをやってみようかと。
更なる先の世界を見るために。

昔、バイワイヤをやってみたが、上手くならなかった。
もう14年も前の事。
当時の記事を読み返してみた。
するとそこには、Statem5以降はシステムとして完成しているので、
バイワイヤでも良いが、watt3pyppy2ならバイアンプの方がよいと、
はっきりとメモっているではないか!
何という事だ。こんな貴重な情報を当時集めてメモしていたようだ。
今回、puppyを外してwatt3の音の傾向が少し分かってきたので、
このメモの言っていることが、よく分かる。
これは、何としてもバイアンプを成功させないとなあ。
https://watt3pappy2.blog.ss-blog.jp/2006-12-12-1


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下のネットワークがなくなったことで [オーディオ]

昨日も仕事だったが、夜少しだけ時間があったので、
puppy無しで鳴らしてみた。
先週末にだいぶ鳴らし込んだので、スコーカーから多少低音が出る様になった気がする。
ネットを見ると、wattpyppyの下のネットワークは、
puppy側の上のみカットされており、スコーカーの下側は
カットされていない様だが。
うちで聴いた感じだと、pyppyを外した直後よりも、
スコーカーの低音が出る様になった気がするのだが。
耳が慣れてきたのか、それともネットワークは
スコーカーの下側もカットしていたのか?
メーカーから公開されていないので、謎のままである。
ネットワークを実際には開けてみないと分からない。
まあ、それでpuppyを外した今は、
スコーカーの下が出る様になったのは、間違い無いだろう。

それで、相変わらずユーミンを聴いてみる。
MC20とPP-300には、けりが付いていないが、
今はPP-300を付けている。
フォノイコを金田式からPhase Techに変えたら、
ボーカルが張り出す様になったから。
元々ジャズやアメリカ盤をら聴く時は、こつちのカートリッジの方が、
好みの音だったという理由もある。
それで、暫くはPP-300で鳴らし込むことに。
カートリッジの微調整も進めてきたので、最外周から、
最内周に至るまで、殆ど歪なく聴くことができる様になってきた。
やはり、アナログは調整を追い込めば、追い込むほど、
素直に音で答えてくれるから楽しい。

そして、針をレコードに落としてみる。
ユーミンの声に説得力が増した様な気がする。
しかし、puppy無しだと、音に雑味がないので音場など、
よく分かる。
クラシックの録音ではないので、正確な音場情報を元に、
拙宅の音場がどうなっているのかは、正確には判断が付かないが、
ユーミンを聴いた感じだと、スピーカーの位置がズレている気がする。
これまでは、あまり気にしていなかったが、
音場も確認しやすい今のうちにクラシックやMONO盤で、
再調整しようかと思っている。

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さて、本題だが。
puppyがなくなったことで、これまで不満と思っていた、
ベース、タム、スネア、この辺りの楽器の鳴りが、
よくなってきた様な気がしている。

ジャスといえば、JBLに代表されるように、
中低域の厚味と、高域のヌケのよさだが、
これにより、スカッと飛んでくるラッパの音や、
粘りのあるベースのゴリゴリとしたベースの音が出てくる。
空間表現や広い音場、立体的なサウンドをら得意とする、
wattpupyでは、どうしても帯域がフラットになり、
中低域の厚みは少なくなる。
その分帯域は広いので、帯域の広い情報の入った盤などは、
物凄い音でなる。
このあたりは、オーディオマニアが喜ぶところであろつ。
しかし、そんな物凄い帯域の情報の入ったソースなどは、
殆ど聴かないし、持ってもいない。
普通に、トランペット、テナー、アルト、ピアノ、
ベース、ドラムの音がでてくれれば、それで良いのである。
しかし、この普通に鳴らすというのが、なかなか難しいのである。
それは、鳴らし方が悪いんだよと言われれば、それまでなのだが。
その鳴らし方がを探すのもう15年もかかっているのである。
この間に、鳴らせずスピーカーを手放した方も多数。
その証拠に、wattpyppyがヤフオクにたくさん出品してされている。
まあ、それだけ沢山売れたということなんだろうけれど。

それで、単にpyppyを外して、wattだけにしただけである。
帯域のとしては、50Hz〜20kHzくらいか。
これで、不満だと思っていた、ベースラインもしっかりと
耳で追うことができる様になったようだ。
そして、音の濁りが消えたことで、ユーミンの声に説得力が加わった。

それではということで、Somethin’ Elseを掛けてみた。
するとどうだろう。
これまでMilesとCannonballの演奏ばかりに耳がいっていたのが、
Hank Jonesのピアノや、Sam Jonesのベースライン、
Art Blakeyのドラムにも耳が行く様になった。
勿論、ソロパートでは、ピアノやベース、ドラムへも耳は傾けていたのだが。

それが、全員吹いている中でも、Hankのピアノのタッチをしつりと聴き取れるように
なった気がする。
これまでは混ざった音で聴き取れていなかった音があるようだ。
ああ、ここでこのピアノのタッチがあるがら、
演奏全体がこうなるのね、みたいな。
全員の音が鳴っている最中に、どの楽器の音にも、
フォーカスできるというか。
生演奏で、気になる演奏に目が行く様な。
ようは、演奏をこれまで以上に、楽しめるようになったというか、そんな感じかな。
改めてwattというスピーカーの性能の良さを実感できた出来事であった。


更に、このSomethin‘ Else、カートリッジの調整がうまく行くたびに。
DSD5.6MHzで、その時の音を録音してきた。
これまでも何度か録っている。
おなじカートリッジであれば、昔録音したものと聴き比べ、
音が悪かった方は削除してきた。
それで、今は2つだけ残っている。

ひとつは、カートリッジが、P-3の時に録ったやつ。
盤はMONOで、針がSTEREOなので、若干ノイズ感はあるが、
それでもなんとか鳴らしていた頃のもの。
フォノイコは金田式で、プレーヤーはDelphi。

もうひとつはが、GE社のバリレラVRⅡ。
こちらはMONO針。
フォノイコはPhase Tech。
厚みがあり、音楽がギュッと凝縮された感じの音がする。

これらの録音されたDSD5.6MHzの音と、
今回Pp-300で撮ったものを比較してみた。

まず、P-3の時の。
やはりPP-300の似た音がする。
が、決定的な違いは、歪。
やはり、むかしは頑張って追い込んでいたはずなのに、
今、こうして聴いてみると、歪みが酷い。
これでオフ会をしていたのかと、顔が青くなった。
MONO盤をSTEREO針で鳴らしているというのもあるが、
それにしても酷すぎる。

そして、VRⅡ。
こちらは、MONO針なので、ノイズは少ない。
密度があり、やはりMONO盤はMONO針に限るな。
こんなふうに思ってしまう。
厚みがあり、濃くて良い音がする。
難点をいうなら、高域の伸びが若干足りないくらいか。
ホーンスピーカーならこの弱点をスピーカーの音圧で、
カバーしてくれるかもしれないが。
このMONO針でも、よく聴くと若干歪みがあるな。
まだまだだなあ。
こちらは、エラックのミラコードというプレーヤーを使っている。
この半年で、STEREO環境の音が飛躍的に向上した。
MONOはまあまあ良いと思っていたが、
この最近では、MONO環境にもテコ入れをしたいと思う様になってきた。

そして、今回Pp-300で鳴らしたのを録ったのを鳴らしてみると。
おお、過去に録ったやつより、良い音がしているようだ。
内周に若干歪むところがあったが、概ね良好。
アームの調整をもう少し追い込む必要がありそうだ。
しかし、自分でいうのもなんだが、
MONO盤をSTEREO針で、ここまで鳴らせれば合格だな。

というわけで、まだまだやりたい事は沢山あるが、
仕事は仕事でやらないといけないし、
ちびちび進めていければ、良いかな。

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やる事 [オーディオ]

アナログのSTEREO環境が良くなってきたので、
更にやりたいことが増えてきた。
色々やりたいのだが、残念ながら仕事が忙しいので、
平日は全くオーディオを聴けない。
下手すると休日も聴けない可能性がある。
趣味のことなので、忘れることはないとおもうが、
3月まで仕事で忙殺させた時のために、メモしておこう。

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PP-300とMC20対決。
現在甲乙付け難い結果となっている。
フォノイコの組み合わせにより、どちらも音が激変すると思われる為、
組み合わせによる比較を行いたい。

MC20の使用圧トランス対決。
拙宅には橋本トランスがある。
これとortofonの昇圧トランスを対決させてみたい。

更にPP-300を含めどれが1番良いのかということを
決めるためには、さまざまなパターンで聴いてみたい。

phasemationのフォノイコバージョンアップ。

watt3のみでの音調整。

SD05を入れてのバイアンプ構成。
スピーカーケーブルの種類や長さを変えて色々試してみたい。

やってるうちに、再来年になっちゃうなあ。

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Wilson Audio WATT series3 [オーディオ]

小生のスピーカー。
最近、オーディオ関係の先輩からお話を伺う中で、
試してみたいことがあったので、それをちょっと試してみた。

下のPUPPY2をパスして、上のWATT3だけで聴いてみたのだ。
すると、籠に入れられていた鳥が羽ばたいていくように、
窮屈だった音がとても開放的に鳴った。
2WAYで鳴らすと、こんなに素直になるんだね。
ヌケが抜群に良くなった。当たり前か!。
より感動が伝わってくるような気もする。

Wilson Audioのスピーカーは、SYSTEM XXという形で、WATTとPUPPYを合わせて販売していたが、
元々は、WATTだけだった。
PUPPYは後付けで開発されたものだ。
なので、WATTだけで聴いても全く問題ないはずなのである。

この中高域の研ぎ澄まされた音というのは、昔のスピーカーとはやはり違うような気がする。

ユーミンの声では、陰影や歌詞に込められた思いが、
よりぐっと伝わってくるような気がした。

最近改めて聴いているLAST WORDでは、Tubby HayrsとRonnie Scottの演奏スタイルの
違いが手に取るように分かる気がする。
この2人のテナーの音色がより鮮明に分かるような気がする。
これまでは、低音に支えられた重厚なサウンドで、場の雰囲気というのを感じていたが、
場の雰囲気は、盤に収められた情報に任せ、
こちらは、素直に音をだしてあげることで、演奏者の意図した思いみたいなものを
より感じられるような気がした。

引き算によって、良い結果になるということもあるんだね。

このところ、SYSTEM6やSYSTEM5がやたらとヤフオクに出品されている。
やはり使いこなせないスピーカーだったのであろう。
アメリカのような2、30畳くらいあるような部屋で、マルチにして、
相当つぎ込まないと、このスピーカーは良くならないと最近は思っている。
しかし、そこまで筋金入りの調整をすれば、相当いい音で鳴るのではないかと思う。
そこまでできる人というのは、この日本に数えるほどしかいないであろう。
その結果が、このところのヤフオクに表れているような気がする。

しかし、本来Wlilsonは、WATTだけのほうが良いのかもしれないよ。

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こうなると、良い盤を聴きたくなる。
小生があの世に持っていきたい盤のうち片手に入る盤。
勿論帯域はPUPPYがない分狭いのだが、その分
スピーカーの向こうに、当時の風景が描き出されるかのようだ。
アナログ調整の腕は間違いなく上がっているようだ。
演奏のディティールが鮮明になったような気がする。
この至福の時を味わうために、オーディオをやっているのだよなあ。

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LAST WORDのJAZZLAND盤とTEMPO盤の聴き比べ [廃盤セール]

遂にTempo盤を入手できた。

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先日行われた廃盤セール。
先週は30人集まったと聞いていたので、今回もまあまあ人はいるかなと思いながら、
抽選が行われる10分前にレコード店へ。
すると4人ほど人がいた。
まあまあだなと思いながら、10分間待つことに。
全員で7人ほど集まったようだ。
そして抽選へ。

実は、この日はJAZZとロックのセールが行われるということで、
ロックのメンバとJAZZのメンバに分かれて抽選をすることに。
すると5人がロックのほうに移った。
なので、JAZZのセールに来たのは小生を含め2人だけということになる。
ラッキー。
そして、2枚の抽選券が小生の前に差し出された。
右か左か、どちらかが1番で、もう一枚が2番だ。
迷わず左側を引いた。
すると先週に続き「1」の文字が。
よっしゃー。

30分後に開店となった。
入店時、ゆっくり店内に入っていった。
すると前面の壁に廃盤が見える。
しかし、お目当てのLAST WORDが見当たらない。
先頭なので、自分が進まない限り後ろの人は前に進めない。
なので、ゆっくりゆっくり歩きながら、右端が漏らさないように素早く盤を眺めていく。
なかなか見つからない。
LAST WORDは全体的に黒い渋めのジャケットだ。
なので、あまり目立たないのである。
見逃したか?
と一瞬思ったが、まよっている暇はない。
素早く左側に並んだ盤からLAST WORDを探していった。
するとかなり左のほうで、やっとLAST WORD見つけることができた。
僅か週十秒だったが、今回は久しぶりに長く感じだ。

すかさず掴み、他の気になった盤を次々に掴んでいく。
そして棚の中にある中級盤を素早くチェックしていく。
2分ほど経過しただろうか、すべての盤をチェックし、大方欲しい盤は掴んだいる。
気になっていたTempo盤が1枚だけどうしても見つからなかった。
おそらく2番手の方が持っておられるのだろう。

その後店内をうろうろしていたが、JAZZコーナーには3人ほどしかいなかった。
他の人はお茶の水に行かれたのだろうか。
あちらはDIZZY REECEのProgress Report同じくTempoが出ている。
あの盤も、物凄く音が良いので、狙っている人は多いだろう。

こちらは、検盤を。
盤はめちゃくちゃ綺麗だった。スレや傷は1本も見当たらなかった。
ジャケに大きく剥がれがあるが、その分値段はそこそこであった。
それでも、ひと昔前にヨーロッパ盤が高騰していた頃に比べると、
随分と安くなったようである。
全体的に2/3くらいになっているのではないだろうか。
それでも、Tempo盤やベルサイユ盤、コロンビア盤など物凄く音が良いものは、
やはりご存じの方は多いらしく、なかなか値が下がらないようだ。

一応試聴できるようだったので、試聴することに。
だいたい試聴してしまうと、音の良さについつい買ってしまうので危険なのだが...
一聴すると、「これは買い」。
やはりTempo盤の音は凄い!

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帰るや否やこれまで聴いていたJAZZLAND盤と聴き比べをすることに。
JAZZLAND盤はジャケットがこんな感じ。STEREO盤。
溝ありの所謂USオリジナルと呼ばれているものだ。
The Message From Britainというタイトルで出ている。
この盤も聴いたとき音が良かったので直ぐに入手していた。
勿論内容は抜群に良い。

最近、やっとまあまあ調整できてきたORACLEで聴いてみることに。
カートリッジはPhasemationのPP-300。
ボーカルは若干明か抜けた感じがしないので、陰影のあるバラードや、
JAZZには合っているような気がする。
これまで長らくPhaseTechのP-3を使ってきたが、
10月頃、カートリッジの調整の際、誤ってP-3の針を折ってしまった。
そこでPhasemationにお願いしてPP-300を貸し出してもらうことに。
比べてみたところ、P-3と若干音の傾向が変わったものの、
より音像が分かるようになってきたこと。
使ってみたかったいなどの理由から購入することにしたのだ。

そのPP-300で、まずはJAZZLAND盤を掛けてみる。
音に締まりや切れがあり、バスドラなどもズドンとくる。
もうこれで十分良い音である。
左右いっぱいに音が広がり、聴いていて心地よい。
これまでこれで聴いてきて十分満足していた。

そして、Tempo盤を掛けてみる。MONO盤だ。
針は同じくPP-300。
おお~。
これは全くの別物ではないか。
出だしのIf This Isn't Loveから
まったく次元の違う音がする。
スピーカの向こう側に、当時の演奏風景が出がき出されるかのようだ。
空気感が全く違う気がする。
音の濃さが倍くらいといったら大げさだが、それくらい違う気がする。
バスドラなど、物凄い切れだ、ズドンとくる。
音の輪郭が更に上がっているようだ。
ハイハットやテナーの高域に厚みが出てきた。
STEREO盤では若干薄く線が細く、乾き過ぎた音がする。聴いていて少し煩い。
が、こちらのMONO盤は乾きが抑えられ、厚みのある音がしているようだ。煩さが抑えられているようだ。
TubbyHayesとRonnieScottのユニゾンも団子になることなく上手くなっているようだ。
MONO盤だが、カートリッジの調整がだいぶ上手くできるようになってきたせいか、
歪なく上手くなっているような気がする。
TubbyHayesの素早い吹きあがりにも遅れることなく付いてきているようだ。
PP-300も上手く鳴らしてくれているようだ。

この盤は、やはり入手して本当に良かったな。

明日もセールなのだが、仕事が入ってしまった。
仕事が終わる頃には、ほしいのは殆ど売れているんだろうな。
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チューバホーンさん宅にCDを聴きに行ってきました。 [オーディオ]

先日、チューバホーンさんからお誘いがあり、横浜のvafanさんとお邪魔してきました。
仕事に忙殺される中、なんとかお邪魔できました。
その後記事を書こうと思ってましたが、今日になってしまいました。
忙しすぎると記憶が飛んでる時がありますので、
正確じゃないかもしれませんが書いておこうかと。

チューバホーンさんは、ここ1年ほどで飛躍的に音質の向上に成功されています。
SACDを凄く良い音で鳴らされていたのを聴かせて頂いたのは、
ついこの夏のことでした。
あれから、小生も負けないようにとアナログの調整に邁進していますが、
小生か調整に手こずっている間に、
チューバホーンさんはCDの音質向上に取り組まれていたようです。

今回、一台DACが追加されていました。
SACDとCDを2系統に分けられています。
う〜ん、なんと贅沢なのでしょう。
羨ましい限りです。
先日聴かせて頂いたSACDの音が凄すぎたので、
今回はSACDほどではないね、となるのか、
はたまたCDでもノックアウトされるのか、期待は高まります。

image2.jpg

早速、その調整されたCDを聴かせて頂きます。
ピアノの盤を掛けて頂きました。
すると、あれ?、う〜ん?、こんな感じか。
空気感も薄いし、大人しいし。
音像が前提的に下に下がっているように聴こえます。
小生の耳を試されているのかな?
なので、どうですか?と仰られても、
う〜ん、しか声が出ませんでした。
それではと、SACDを掛けて頂きました。
すると、SACDの方が断然音が良いと思いました。
SACDだと音像が上に上がってきました。
vafanさんもSACDのようが良いとのご感想でした。

image0.jpg

盤のせいかと思いながら、次の盤をCDで掛けて頂きました。
こちらは、Philipsの盤です。
するとどうでしょう、これはなかなか良いじゃないですか。
こちらの盤も良いですね。

image1.jpg

盤の良し悪しがそのまま出てくるのかな。
この後も聴かせて頂いた盤はどれも凄く良い音です。

実は、今日のためにユーミンを録音した音源を持参していたのですが、
録音や拙宅のアナログの調整の悪さが露呈しまうかもと、急に心配になり始めました。


遂に、覚悟をして、持ちこんだユーミンを掛けて頂きます。
おおっ〜。
うちの音がそのまましてるじゃないですか。

今回、折角なので、耳の良いチューバホーンさんにも聞いてみたかったことがあります。
それは、拙宅のカートリッジortofonのMC20とPhasemationのPP-300どちらが
良いかということ。
そりゃあ、ベンツマイクロですよと返ってきそうですが、
それは置いといての話です(笑)。
それで、今回、MC20とPP-300、それぞれ自分がうまくセッティングできた時に
録音したユーミンを持ちこんだのです。
これをらを掛けて頂きました。

流石、このCDのシステムは、拙宅のシステムで調整したMC20とPP-300のカートリッジの音の
ちがい、特徴を見事に表現してしてきます。
MC20の荒さや、PP-300のボーカルのハリのなさを適格に御指摘頂きました。
オーディオでは、なかなか文章では伝えきれないことが多いですが
こうして聴いて頂きながらお話をすることで、
お互いの認識のズレが小さくなっていきますね。

結果どちらのカートリッジも、一長一短で、結局のところ判断はつきませんでしたが、
拙宅のシステム場合において、それぞれのカートリッジの特徴や良いところ悪いところなど
沢山お話でき、とても有意義でした。
この企画は、面白かったです。

しかし、こうしてお聴き頂けたことで、やっとアナログの
スタートラインに立てたことを実感しました。
これからが本当の調整ですね。
カートリッジの特徴を理解したうえで、組み合わせる機材やケーブルの選定、
更なるアームの調整が必要になります。
やっと、歪みを殆ど無くし、良い音で聴けるようになったと思ったら、
なんとこれがアナログの始まりなのです。
なんとアナログは奥が深いのでしょう。

これからの調整を考えると途方にくれますが、
こちらの調整に音で答えてくれるので面白いですね。
この調整の職人っぽいのが性に合っているのかもしれません。

多くの人が調整の途中で、妥協したり、断念したりされる中、
それを超えた先にある感動を求めて、更に音に磨きをかけたい。
こう強く思ったのでした。

すみません。自分の話になっちゃいました。
話を本題へ。まだまだ続きがあります。


続いて、録音した吉田美奈子の盤を。
これはPP-300で録ってました。
空気感も良く出ていて、良い音です。
今日持ち込んだ盤で一番いい具合に鳴ってくれています。
これは拙宅のアナログよりも下手したらいい音かもしれません。
それほどに解像感が物凄く高いのです。
今年3月にLuminを持って行ったとき、DSD5.6MHzの器の大きさに驚き、
逆にCDの音はなんと硬いのかと落胆したあの日。
マイルスのCDを聴いたとき、音がカクカクしたような、
もうCDは聴けないと思ってしまったあの日。

あれから8か月。
今、信じられないようななめらな質感がCDから出ているではありませんか。
今まで聴いていたCDの音は、いったい何だったのでしょう。
吉田美奈子の盤を聴きながら、こんな思いが蘇ったのでした。


更に選曲は続きます。
一息ついてから、ロック&ポップスへ。

いきなりBEATLESが掛かりました。
おおっ。リアルタイムではありませんか。
小生は、最近BEATLESのレコードを物色しております。
BEATLESは、実はオフ会で聴く機会は少ないのです。

すると、CDとは思えない、物凄い厚みのあるBEATLESのサウンドが。
これは、ノリがもの凄く良く聴こえます。
勢いがあるのに煩くありませんね。
今回のオフ会で、BEATLESが音の良さに一番驚いたかもしれません。

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BILLY JOELは聴かれませんか?とご質問が。
実は、小生は学生時代BILLY JOELはし殆どの盤を聴いています。
そして、偶然にも、その中で一番好きな、素顔のままでが掛かりました。
これもまた、物凄くいい音で、今までいろいろなところで聴いたBILLY JOELの中で
一番良かったですね。
間違いなく、今回のツートップは、BEATLESとBILLY JOELですね。

この2枚のサウンドを拙宅で出せるか、ちょっと疑問ですが、
LPのオリジナル盤を何とか入手して聴いてみようと思いました。

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チューバホーンさんは、若いころから洋楽もよく聴かれていたそうです。
ホテルカリフォルニアとStrangerのLPのオリジナル盤も見せて頂きました。
実は、チューバホーンさんは、今回のCDの音決めの為に、
ひそかにレコードプレーヤでも聴かれていたようです。
その甲斐あって、LPそれもオリジナル盤に負けないような音作りをされておりました。

いやあ、今回またまたやられました。
最初の1枚は、いったい何だったんだろう?
やはり、盤が悪いものを故意にお掛け頂いていたようですね。

というわけで、最近のCDは馬鹿にできなくなってきたようですね。
うかうかしていると、レコードなんか必要なくなっちゃうんじゃないかと思ったくらいです。

やはり音が良い方のサウンドを聴くと、良い刺激になります。
これまたオーディオ熱が物凄く上がった一日でした。
本当に楽しいいひと時を、ありがとうございました。

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廃盤セールへ [廃盤セール]

久しぶりに開催された廃盤セール。
行けるか前日まで分からなかったが、何とか行くことができた。

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お茶の水店のBlogには、BLUE NOTEのオリジナル盤の綺麗なものが並んでいた。
最近、一段と値段が上がってきたように思うのは小生だけか?
もう買えない盤が殆どで落胆するばかりだが、まだ欲しい盤もある。
なのでチャンスがあれば行こうとも思ったが。
夏に並んだときは、抽選で40番だったので、全く収穫なしであった。
今回も同じ目にあう可能性が高いしなあ。
また50人近く集まったとして、せいぜい7番手ぐらいまでじゃないと、
目当ての盤に手が届くことは難しい。確率的には7/50ってところか。
一方、他店に並んだ場合は、せいぜい7,8人程度であろう。
3番手ぐらいまでなら、目当ての盤に手が届く可能性がある。確率的には3/8。
14%と37%なら、やはり他店に行ったほうが可能性が高いかな。
というわけで、今回はお茶の水店には行かずに、欲しい盤がある吉祥寺店に行くことにした。

コロナの影響で、以前のように並んだ順に入店することはなくなってしまった。
今は、開店前に抽選が行われ、抽選番号順にお店に入る。
なので、抽選で何番になるかが決まってしまうのである。

そして抽選の時間になった。
この時点でお店に来ていたお客さんは3人。
これなら、欲しい盤には手が届きそうである。
そして、抽選が行われた。
くじを引く手にも力が入る。
どうか若い番号でありますように。

すると、「1」という文字が見えた。
よっしゃー。
これでほしい盤は手に入りそうだな。
あとは、盤とジャケが綺麗なら問題ない。

まだ開店まで時間があったので、ごはんを食べに行った。
そして開店時刻の12:00になった。
ゆっくりと、お店に入っていく。
このときのドキドキ感は、昔から変わらない。
慣れてはきたが、毎回ドキドキする。

そして、店員さんから、「どうぞ」の声が。
そそくさと盤のあるほうへ歩いていく。
あった。
お目当ての欲しい盤がすぐ目に留まった。
すぐ横に候補だった盤もある。
すぐさま、この2枚をつかむ。
それから棚に入っている盤を片っ端からチェックしていった。
1分ほどであろうか。
欲しい盤は、殆ど掴んだ。
あとは、検盤、試聴をするだけ。
試聴待ちがあったので、暫く店員さんと話しをしていた。
吉祥寺店の店員さんは良い人だ。ファンのお客さんも多いと思う。

検盤したら、めちゃくちゃ綺麗だった。
ジャケもなかなか良かった。
小生がこれまで見た中では一番綺麗だった。
というわけで、即買いし、渋谷店へ。

渋谷店では、購入した盤はなかったが、常連さんと少し話ができた。
この方は、関内店に行かれたそうだ。
そこでは30人ほど集まったらしい。
McLeanのAdLib盤が出たので、それ目当ての方々であろう。

後で聞いたのだが、30万越えだったが即売れだったようだ。
関内店では、内容はちょっとここには書けないが、一悶着あったらしい。
レコード欲しさに、そこまでやるかと呆れてしまったが、
こんなことをする輩がいると思うと、残念でならない。

まあ、吉祥寺店に行った小生は、そんなトラブルにも巻き込まれず、
欲しい盤をGetして帰ったのであった。
Getできたのは、Don Sleet All Members。
ジャケが真っ白なので、汚れが目立つ。
珍しい盤ではないが、真っ白なジャケを探すのが結構大変。
割れや裂けも殆どなく大満足。
Wynton KellyのピアノやJimmy Heathのテナーもなかなか聴きごたえがある。


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