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廃盤セール [廃盤セール]

コロナ感染拡大のため直前まで開催されるか分からなかったが、
開催させることになり、それならばと新宿へ向かった。
当日、新宿が22人、東京も20人ぐらいで、
関内が12,3人集まったようだ。

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狙っていたのは、猫とINTROとDUSTY BLUEとDON RENDELLの10inchとTempoのflamingo。
コロナ禍では、セールに並ぶことはなくなり、
くじ引きで入店順を決められる。
今回は5番手だった。まずまず。
しかし、やはり5番手では、
猫とINTROとDUSTY BLUEには、僅かに届かず。
あと一歩ということろで、逃す事となった。
残念だが、また暫く出てこないだろう。

しかし、試聴されていたのを横で聴いたが、
やはり猫とINTROは、物凄い音だった。
猫は過去に一度だけ掴んだ事がある。
この時は傷盤で、猫の音が余りにも良すぎたので、
これならもっときれいなのが欲しいと諦めたのだが、
いま思えば、傷盤でも持っていた方が良かった。
あれから何年も入手できずにいるからね。

.DUSTY BLUEも手持ちのPARLOPHONEのMONO盤も
なかなか音は良いが、やはりBethlehem盤の方が
音が太く中域の厚みが更にあるように感じた。

しかし、色々あったが、何とか3枚を入手。
特にTEMPOのflamingoは、今回東京と新宿と2枚出たが、
今回を逃すと、また数年は出てこないと思われる。
もう一枚のBLUE BOGEYよりも盤の厚みがあり重いね。
澤野からも復刻されていない超貴重な盤。
広くは知られていないが、
Ronnie ScottとTubby Hayesも参加しており、
チュニジアの夜や枯葉が収録されていて内容も良い。
また、TEMPOはスタジオ録音はキレと厚みが両立した
物凄い音がするのだが、このflamingoも、ライブラリ盤なのに、
物凄く良く録られていて、物凄く音が良い。

もう一枚のBLUE BOGEYは、ジャケが大破しているが、
やはり聴きたいので入手。
こちらは澤野から復刻されているが、TEMPOのオリジナルは別格。
良い音するからね。

あとはjimmy deucharか。
pal jimmyを試聴されていたのを横で聴いたが、
jimmy deucharの音が僅かに歪んでいた。
あれは、もともとなのだろうか。

CLIFFORD BROWNは溝なしで聴いていたが、
溝ありが安かったので入手。
僅かに鮮度が増した感じがする。

と言うわけで、そのまま夏季休暇へ突入。
人との接触を避け、部屋に篭り、入手したした盤を
聴き込むことにしよう。

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コレクターズアイテム? [廃盤セール]

先日、レコードコラクターの方から、
今ユニクロからBLUE NOTEのTシャツが出ているよと教えて頂いた。
この手のTシャツは、いかにもオタクという人が着ていらっしゃるのを見て、
あれはないなと思っていたが、ユニクロから出ているというと話は別だ。

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まずは、どのタイトルのTシャツが出ているのかをネットで見て、
目ぼしいものに目をつけていた。

お店に行ってみると、目ぼしいのが殆ど出ているではないか。
しかも割引になっている。
第一候補は、デザイン的にはSONNY CLARK TRIOが一番良いかなと思っていたが、
着た感じでは、ART BLAKEYのFREE FOR ALLが一番映える。
この盤はあまり聴かなかったが、Tシャツは一番良さそう。
SOMETHIN’ ELSEは、黒なので着やすいし、デザインもシンプルで、
マイルスの演奏のように洗練された感じがする。
盤は内容も音も良く皆が欲しがっているように、
このTシャツも同様にやはり欲しいところ。

小生はSサイズなので、Sサイズを探したところ、
SONNY CLARK TRIOは、残り1点だった。
やはり盤共に人気なのであろうか。
ディスプレイされたものを外して貰い、購入する事に。
ART BLAKEYは在庫は結構あった。
あれを、着る人はあまりいないのか。
SOMETHIN’ ELSEを見たところ、Sサイズが見当たらなかった。
やはりレコード同様に人気なのか?
ユニクロやGUは直ぐに商品が入れ替わる。
ちょっとお店に来る時期が遅かったかと後悔したが。
一応店員さんに確認してみたところ、
運良く、別の場所にディスプレイされていたものでSサイズが残っていた。

と言うわけで、狙っていたTシャツ3枚を無事にGET。
なんだかレコードセールに行ったような感覚であった(笑)。

そして、レコード同様にジワジワと全部のTシャツを集めたい衝動が。
いかんいかん。
そんなに買ってどうするんだ。
他にもこんなのがありました。

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しかし、 BLUE NOTEのレコードはデザインが良いものは、
他にも沢山ある。
また別の機会に、別のジャケットのものが出てくるかもしれない。
ユニクロさんの今後に期待しよう。

Yさん、情報提供をありがとうございました。
しかし、良くウォッチされていますね。
オーディオ関連の情報を掴まれるのも早いですよね。
今度ウォッチの仕方を教えて下さい。

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今年最後の廃盤セール [廃盤セール]

年内の仕事も25日に無事終了し、
昨日は、今年最後の廃盤セール行くことができた。
品薄のためか、全店舗でセールは行われず、
新宿、渋谷、お茶の水の3店舗だけであった。
事前にBlogで品定めをしておいたので、とりあえずお茶の水に行くことにした。

10時過ぎに家を出て、お茶の水へ直行。
既に7、8人の人が待っていた。
例年であれば、始発で向かい、5時間ほど凍てつく寒さの中を
並んでじっと待っていたことだろう。
ビニールシートに包まったり、段ボールを下に敷いたり、
カイロを張りまくったりして、防寒対策をしていた。
雪のちらつく中を、皆で身を寄せ合い、凍えていたこともあった。
しかし、このコロナの中、そんな寒い思いをすることもなくなった。
11:30までにお店に行けばいいのである。

到着して暫くすると、くじ引きをすることに。
その頃には、20人ほどになっていただろうか。
今回は、どうしても欲しい盤はなかった。
なので、気楽にくじを引いた。
すると、「7」の文字が。
ラッキー7か。
何狙おうかな?

従来なら、7番目だと、だいたい前に並んだ人達と欲しい盤が被っており、
取られてしまうことも多々あった。
そのくらい、珍しい盤というのは、やはり早くから並ばないと入手できる可能性は
限りなく0に近いのだ。
しかし、くじ引きとなった今は、自分より先に並んだ人と
欲しい盤が被ることも少なくなっているようだ。
従来、少し遅めに並んでいた人達が、今回自分より前の番号を
くじ引きで引いている可能性があるのだ。
すなわち、特に珍しい盤を狙っている人だけではないということ。
なので7番目だと、それなりに良い盤をつかめる可能性はある。

というわけで、開店の12:00となった。
自分が引いたくじを店員さんに見せて、アルコール消毒をし、お店の中に入っていく。
店員さんに誘導されながら、お店の中央に向かってゆっくりと歩いてゆく。
この間、目は欲しい盤がどこになるのかを物凄いスピードで探してゆく。
狙った盤を直ぐに見つけた。
他の候補についても探してゆく
店員さんの説明に耳を傾けながら、自分の狙った盤をどんどん見つけていく。
そして、セール開始となった。

コロナの中、ある程度気を使っているはずなのであるが、
いざセールとなると、雪崩のようにレコード目掛けて突っ込んでくる。
これは先に取られるかなあと思いながら、前に進んだ。
すると目当ての盤の左、上、の盤がとられたが、何とか目当ての盤には誰も手を出さなかった。
すかさず掴んで、左へ急いで進んだ。
そして、2枚目、3枚目、4枚目、5枚目、6枚目と掴んでいった。
壁に掛かっていた盤を結局8枚ほど掴んだ。
今回の7番目では、欲しい盤を殆ど掴むことができたのであった。
そのまま、壁以外に掛かっている盤を一通り確認して回った。
この間、1分くらいか。
その後、中級の盤を急いで確認していった。
3分くらいたったであろうか。大体全部のレコードをチェックし終わったので、
いつものように、品定めをしてゆく。
状態と価格をチェックし、条件に合わないものを手放してゆく。
最終的に3枚を手元に残し、あとは手放した。

それから、3枚について、検盤と試聴を行った。
めちゃくちゃ、長く試聴をされる人がいて、
30分以上、試聴されていたのではないか。
お蔭で、あとに続く試聴する人達には、長い待ちができていた。
自分もその中にいたので、試聴待ちに1時間ほど待ったのではないだろうか。
店員さも、お客さんには、あまり強くは言えないのは分かるが、
試聴させる前に、傷やスレの確認だけにして下さいとか、
3枚まで、合計10分までとさせて頂きます。などとアナウンスをしてくれないとなあ。

常連さんたちと話をしながら、時間をつぶしていたので、
特に苦になることはなかったが。
それでも、自分が試聴をする頃には、すでに新宿に並んでいた人たちがやってきて、
また人だかりに。
店員さんは、カウンターの近くに集まらず、バラけて下さいとアナウンスをしていた。

しかし、皆試聴はしたい。
そんな中、自分だけは何が何でも全曲を試聴するというような人は、
個人的にはあまり好きには慣れんな。

やっと自分の盤になったので、
試聴をすると、たまたま聴いた個所に、周回ノイズが。
これはキャンセル。
その他の2枚は、気になるスレの個所を確認したが、殆どノイズが気にならない程度だった。
1枚キャンセルしたので、もう1枚を探すことに。
今回は3枚買うと10%オフとなるのだ。
これは何が何でも探さないと!
まんまとお店の術中に嵌っている。
と言っても、なかんか探すとないものである。
こうなったら、国内版でも何でもいいので、見つかればいいかと店内を探し回った。
すると、欲しかった盤を1枚だけ見つけることができた。
試聴してダメなら、国内版でも探そう。
こう思い、見つけた1枚を試聴してみると、気になるスレの部分でノイズは出なかった。
というわけで、無事に3枚をGetすることができた。

その後、コレクターの先輩と食事をして岐路についたのであった。

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長年欲しかったWoodlore。
これまで、CD、国内盤を経て、Metronome盤で聴いてきた。
調整を進めてきたPP-300で聴いてみると、
やはりこれまでとは次元の違う音が出て来た。
ヌケが良く、リアリティが半端ない。
昔、CDでPRESTIGEのRUDY VANGELDER REMASTERS盤が出てきて、
音の良さに驚き、オリジナル盤と殆ど音が変わらないと判断して、
PRESTIGEのオリジナルの多くを手放してしまった。
COLTRANEなどもかなり集めたが、殆ど手元にはない。
しかし、アナログの調整を詰めてきた今、
PRESTIGEのオリジナル盤を鳴らすと、こんなに良い音がするのだなあと、再認識できた。
オリジナルを手放すなんて、なんてもったいない事をしたのか、
などとも思ってしまう。
大好きな盤。
この正月にじっくりと聴き込みたい。


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LAST WORDのJAZZLAND盤とTEMPO盤の聴き比べ [廃盤セール]

遂にTempo盤を入手できた。

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先日行われた廃盤セール。
先週は30人集まったと聞いていたので、今回もまあまあ人はいるかなと思いながら、
抽選が行われる10分前にレコード店へ。
すると4人ほど人がいた。
まあまあだなと思いながら、10分間待つことに。
全員で7人ほど集まったようだ。
そして抽選へ。

実は、この日はJAZZとロックのセールが行われるということで、
ロックのメンバとJAZZのメンバに分かれて抽選をすることに。
すると5人がロックのほうに移った。
なので、JAZZのセールに来たのは小生を含め2人だけということになる。
ラッキー。
そして、2枚の抽選券が小生の前に差し出された。
右か左か、どちらかが1番で、もう一枚が2番だ。
迷わず左側を引いた。
すると先週に続き「1」の文字が。
よっしゃー。

30分後に開店となった。
入店時、ゆっくり店内に入っていった。
すると前面の壁に廃盤が見える。
しかし、お目当てのLAST WORDが見当たらない。
先頭なので、自分が進まない限り後ろの人は前に進めない。
なので、ゆっくりゆっくり歩きながら、右端が漏らさないように素早く盤を眺めていく。
なかなか見つからない。
LAST WORDは全体的に黒い渋めのジャケットだ。
なので、あまり目立たないのである。
見逃したか?
と一瞬思ったが、まよっている暇はない。
素早く左側に並んだ盤からLAST WORDを探していった。
するとかなり左のほうで、やっとLAST WORD見つけることができた。
僅か週十秒だったが、今回は久しぶりに長く感じだ。

すかさず掴み、他の気になった盤を次々に掴んでいく。
そして棚の中にある中級盤を素早くチェックしていく。
2分ほど経過しただろうか、すべての盤をチェックし、大方欲しい盤は掴んだいる。
気になっていたTempo盤が1枚だけどうしても見つからなかった。
おそらく2番手の方が持っておられるのだろう。

その後店内をうろうろしていたが、JAZZコーナーには3人ほどしかいなかった。
他の人はお茶の水に行かれたのだろうか。
あちらはDIZZY REECEのProgress Report同じくTempoが出ている。
あの盤も、物凄く音が良いので、狙っている人は多いだろう。

こちらは、検盤を。
盤はめちゃくちゃ綺麗だった。スレや傷は1本も見当たらなかった。
ジャケに大きく剥がれがあるが、その分値段はそこそこであった。
それでも、ひと昔前にヨーロッパ盤が高騰していた頃に比べると、
随分と安くなったようである。
全体的に2/3くらいになっているのではないだろうか。
それでも、Tempo盤やベルサイユ盤、コロンビア盤など物凄く音が良いものは、
やはりご存じの方は多いらしく、なかなか値が下がらないようだ。

一応試聴できるようだったので、試聴することに。
だいたい試聴してしまうと、音の良さについつい買ってしまうので危険なのだが...
一聴すると、「これは買い」。
やはりTempo盤の音は凄い!

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帰るや否やこれまで聴いていたJAZZLAND盤と聴き比べをすることに。
JAZZLAND盤はジャケットがこんな感じ。STEREO盤。
溝ありの所謂USオリジナルと呼ばれているものだ。
The Message From Britainというタイトルで出ている。
この盤も聴いたとき音が良かったので直ぐに入手していた。
勿論内容は抜群に良い。

最近、やっとまあまあ調整できてきたORACLEで聴いてみることに。
カートリッジはPhasemationのPP-300。
ボーカルは若干明か抜けた感じがしないので、陰影のあるバラードや、
JAZZには合っているような気がする。
これまで長らくPhaseTechのP-3を使ってきたが、
10月頃、カートリッジの調整の際、誤ってP-3の針を折ってしまった。
そこでPhasemationにお願いしてPP-300を貸し出してもらうことに。
比べてみたところ、P-3と若干音の傾向が変わったものの、
より音像が分かるようになってきたこと。
使ってみたかったいなどの理由から購入することにしたのだ。

そのPP-300で、まずはJAZZLAND盤を掛けてみる。
音に締まりや切れがあり、バスドラなどもズドンとくる。
もうこれで十分良い音である。
左右いっぱいに音が広がり、聴いていて心地よい。
これまでこれで聴いてきて十分満足していた。

そして、Tempo盤を掛けてみる。MONO盤だ。
針は同じくPP-300。
おお~。
これは全くの別物ではないか。
出だしのIf This Isn't Loveから
まったく次元の違う音がする。
スピーカの向こう側に、当時の演奏風景が出がき出されるかのようだ。
空気感が全く違う気がする。
音の濃さが倍くらいといったら大げさだが、それくらい違う気がする。
バスドラなど、物凄い切れだ、ズドンとくる。
音の輪郭が更に上がっているようだ。
ハイハットやテナーの高域に厚みが出てきた。
STEREO盤では若干薄く線が細く、乾き過ぎた音がする。聴いていて少し煩い。
が、こちらのMONO盤は乾きが抑えられ、厚みのある音がしているようだ。煩さが抑えられているようだ。
TubbyHayesとRonnieScottのユニゾンも団子になることなく上手くなっているようだ。
MONO盤だが、カートリッジの調整がだいぶ上手くできるようになってきたせいか、
歪なく上手くなっているような気がする。
TubbyHayesの素早い吹きあがりにも遅れることなく付いてきているようだ。
PP-300も上手く鳴らしてくれているようだ。

この盤は、やはり入手して本当に良かったな。

明日もセールなのだが、仕事が入ってしまった。
仕事が終わる頃には、ほしいのは殆ど売れているんだろうな。
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廃盤セールへ [廃盤セール]

久しぶりに開催された廃盤セール。
行けるか前日まで分からなかったが、何とか行くことができた。

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お茶の水店のBlogには、BLUE NOTEのオリジナル盤の綺麗なものが並んでいた。
最近、一段と値段が上がってきたように思うのは小生だけか?
もう買えない盤が殆どで落胆するばかりだが、まだ欲しい盤もある。
なのでチャンスがあれば行こうとも思ったが。
夏に並んだときは、抽選で40番だったので、全く収穫なしであった。
今回も同じ目にあう可能性が高いしなあ。
また50人近く集まったとして、せいぜい7番手ぐらいまでじゃないと、
目当ての盤に手が届くことは難しい。確率的には7/50ってところか。
一方、他店に並んだ場合は、せいぜい7,8人程度であろう。
3番手ぐらいまでなら、目当ての盤に手が届く可能性がある。確率的には3/8。
14%と37%なら、やはり他店に行ったほうが可能性が高いかな。
というわけで、今回はお茶の水店には行かずに、欲しい盤がある吉祥寺店に行くことにした。

コロナの影響で、以前のように並んだ順に入店することはなくなってしまった。
今は、開店前に抽選が行われ、抽選番号順にお店に入る。
なので、抽選で何番になるかが決まってしまうのである。

そして抽選の時間になった。
この時点でお店に来ていたお客さんは3人。
これなら、欲しい盤には手が届きそうである。
そして、抽選が行われた。
くじを引く手にも力が入る。
どうか若い番号でありますように。

すると、「1」という文字が見えた。
よっしゃー。
これでほしい盤は手に入りそうだな。
あとは、盤とジャケが綺麗なら問題ない。

まだ開店まで時間があったので、ごはんを食べに行った。
そして開店時刻の12:00になった。
ゆっくりと、お店に入っていく。
このときのドキドキ感は、昔から変わらない。
慣れてはきたが、毎回ドキドキする。

そして、店員さんから、「どうぞ」の声が。
そそくさと盤のあるほうへ歩いていく。
あった。
お目当ての欲しい盤がすぐ目に留まった。
すぐ横に候補だった盤もある。
すぐさま、この2枚をつかむ。
それから棚に入っている盤を片っ端からチェックしていった。
1分ほどであろうか。
欲しい盤は、殆ど掴んだ。
あとは、検盤、試聴をするだけ。
試聴待ちがあったので、暫く店員さんと話しをしていた。
吉祥寺店の店員さんは良い人だ。ファンのお客さんも多いと思う。

検盤したら、めちゃくちゃ綺麗だった。
ジャケもなかなか良かった。
小生がこれまで見た中では一番綺麗だった。
というわけで、即買いし、渋谷店へ。

渋谷店では、購入した盤はなかったが、常連さんと少し話ができた。
この方は、関内店に行かれたそうだ。
そこでは30人ほど集まったらしい。
McLeanのAdLib盤が出たので、それ目当ての方々であろう。

後で聞いたのだが、30万越えだったが即売れだったようだ。
関内店では、内容はちょっとここには書けないが、一悶着あったらしい。
レコード欲しさに、そこまでやるかと呆れてしまったが、
こんなことをする輩がいると思うと、残念でならない。

まあ、吉祥寺店に行った小生は、そんなトラブルにも巻き込まれず、
欲しい盤をGetして帰ったのであった。
Getできたのは、Don Sleet All Members。
ジャケが真っ白なので、汚れが目立つ。
珍しい盤ではないが、真っ白なジャケを探すのが結構大変。
割れや裂けも殆どなく大満足。
Wynton KellyのピアノやJimmy Heathのテナーもなかなか聴きごたえがある。


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Jazz Vintage Vinyl Want List Vol.16 [廃盤セール]

半年毎に楽しみにしているのが、このWant List。
今回Vol.16。
多分、過去の分はすべて持っていると思う。
買取価格の推移が分かるので重宝している。

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今回見て思ったのは、若干買取価格が下がったような感触。
出てきたら、これまでより若干安くお店に出てくると思われるが、
安いとなかなかみんな手放さないと思う。

今回のWant List Vol.16はLester Young特集であった。
小生も、ようやくLesterを聴くようになった。
まだ持っていない盤が沢山あるので楽しみがある。
この中で、一度掴んだけれど若干状態が悪かった、
The President PlaysのNORGRAN盤。
今思えば買っておけば良かったんだけれど、あれから1年半出てないように思う。
でも、この盤は赤いジャケットが綺麗でカッコいいので、
できれば綺麗なのが欲しい。
今はVerveの盤で聴いている。

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これも音はなかなか良いので、手放す気はないのだけれど、
どうしてもオリジナルも欲しい。

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廃盤セール [廃盤セール]

2019年も残すところあと僅かとなりました。
11月からの怒涛のセールでしたが、なかなか売れてるみたいですね。
なんとか、小生も数回足を運び、以前から気になっていた盤をGet。

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最近Dick MorrisseyのHAVE YOU HEARD?が出てきませんね。
数年前に2,3枚出たことがありました。
完璧な状態の盤を探していたので、敬遠したのですが、
案の定、その後、めっきりと見なくなってしまいました。
やはり、あの時買っておけば良かったかな。
Morrisseyでもう一枚ほしかったのが、こちらのFontana盤。
ひと昔は6桁する高額盤だったそうですが、最近はちょっと頑張れば買える価格になってます。
まあ、それでもかなり高いですが。
RollinsばりのSt.Thomasで始まるこちらの盤は、ジャケも内容もカッコよくて気に入ってます。
再発版も持っていますが、低域のぼあつきが気になって仕方がなく、
どうしてもオリジナルで聴きたかったのです。
こちらのFONTANA盤では、かっちりとした音で、やはり再発より締まった音になっているので、満足しています。

次は、Pim JacobsのCome Fly With Meです。
Maurice Vander同様に、洗練されたAutumn Leavesを聴いてからというもの、
どうしても欲しくなってしまった盤。
1982年録音と小生の守備範囲ではありませんが、
たまたま掴んだ盤の状態がAだったので、入手してしまいました。

そしてLesterの最後の録音でもあり、最難関と言われているのが、こちらのBarclay盤。
Verveの盤で聴くことはできますが、Barclay盤ではハーマン・レナードの腕によるジャケの写真は、
最晩の貫禄や年季を感じ取れ、最後にふさわしい一枚ではないかと思っています。
音もBarclay盤のほうが良いといわれています。
何枚か所有しているBarclay盤の音はやはり良いですし、
どうしてもBarclay盤で聴いてみたかったのです。
内容はスタンダードも多いですし、抜群に良いですよね。

というわけで、2019年もJAZZ三昧の年でした。
今年は感謝することを目標に過ごしてきました。
いろいろな方々に支えられ、今年も何とか乗り切ることができそうです。
本当にありがとうございます。
最後に、今レコードを聴きながら、ゆっくり過ごせていることに感謝したいと思います。

今年も一年、ありがとうございました。
皆さんも、お身体に気をつけて、
どうぞ良い年をお迎え下さい。

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廃盤セール [廃盤セール]

Lester YoungのThe Presidentから、Stardustで長い1日が始まった。
この曲を聴いているのは始発電車の中。
窓の外は、夜が明け始めている。
やがて50歳になろうとしている体に鞭打って、
起きてきたが、やはり体はきつい。
今日行われるレコードセールの事で、一昨日からソワソワしだし、
昨日は一日中、セールの事で頭がいっぱいだった。
お陰で一日中、テンションが高かったのだが。
遠足に行く前夜の子供のように、目が覚めて眠れず。
うとうとしながら、結局3時には目が覚めた。

今こうして、Lesterを聴くようになるまで、レコードを
聴き込んできたが、まだ欲しいレコードはある。

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セールに伴いお店のBlogにUPされた画像に、
皆久々にテンションが上がった事だろう。
J.R MonteroseのIn Actionが出品されたからだ。
ここ数年出てなかった。
世界で250枚しかプレスされていないと言われている幻の名盤だ。
マクリーンのAdlib盤も少ないと言われているが、
小生が見たところでは、In Actionの方が見た回数は少ない。
小生の記事を見返していたところ、2012年に30万で出ていた。
一連のBLUE NOTEの高騰などを考えると、
今回は片手で数えるくらいの価格になるのではないかとの噂であった。
流石にこのクラスの盤を入手出来る人は、ほんの僅かであろう。
小生のような一般サラリーマンでは手が出せる代物ではない。
分かってはいるが、釣られてジャズファンはレコード熱が上がってしまう。
悲しいものだ。

小生も各店の出品情報に目を通した。
もうなかなか欲しい盤は少なくなってきたが、
御茶ノ水に一枚と、吉祥寺に二枚ほど欲しい盤が出ていた。
この中で一番欲しい盤のあった吉祥寺に並ぶことにした。
横浜から吉祥寺は遠い。
普段は渋谷で井の頭線に乗り換えて行くのだが、
今日は一番早く着くように、東京駅周りで行った。

そして、神田で乗り換えて四ツ谷を過ぎた辺りで、
電車が急ブレーキ。誰かが非常ベルを押したのかなと
頭をよぎった瞬間、車内アナウンスが。

信濃町に入る時に人が電車に飛び込んだようだ。
「この電車で人身事故が発生しました。」というアナウンスだった。
いつも聞くアナウンスと同じだったので、実感があまり湧かなかったが、
自分が乗っている電車が人を跳ねたのは、人生初であった。
「この電車は暫く停車します。」とのこと。
それからしばらく待っていると、車内にでられるアナウンスがあった。
先頭車両がホームに入っていたため、先頭車両の一番前の窓から後車ができるようだった。
しかし、先頭車両で人を跳ねているはずなので、
下手すると遺体を目撃するかもしれない。
そう思うと何だか気分が悪かった。
息を止めて、電車の先頭に目を向けないように、
そそくさとホームからエスカレーターを登り改札口を出た。
すると改札の外から複数の警官が走り込んで来るところだった。
また、消防車がデカイサイレンを鳴らしながら集まってきたところだった。
パトカーも数台見える。

さて、どうしたものか。
ここから吉祥寺まではかなりの距離ある。
レコード1枚のためにタクシーで行くのもなぁ。
でも電車は間違いなく1時間は動かない。
頭の中は、怒りとイライラでパンパンになっていた。

事前の情報では、小生が狙っている盤は、状態は特に良いというものではなかった。
でないと言っても5年に1枚くらいは出ているし。
まあ、諦めて、御茶ノ水にでも行くか。
こう思い直し、御茶ノ水へ行く事に。

なんとか御茶ノ水に着くと6番乗りであった。
御茶ノ水で欲しい盤は、間違いなく壁にはない。
今回のようなセールの時では、かなりのお客さんが一斉に
レコードの棚を漁るので、入手出来ない確率のほうがかなり高い。
それでも6番手なので、もっと後に比べれば、少しは確率は上がることだろう。

顔見知りの方が何人かいらっしゃった。
だいたい並ぶ人はいつも同じ顔ぶれなのだ。

レコードの話をしながら、お店の外で待った。
7時からは、お店の中を開放してくれて、
冷房の中で待つことができた。
これは、かなり有りがたかった。

今回は9時に整理券が配布されたので、それから2時間、
tempo_collecterさんとYさんと三人でお茶しながら待った。
お二人とも筋金入りのコレクターなので、いつも有力な情報を頂ける。
ここでのひと時が、とても楽しく、あっという間に2時間が経過した。

そして開店。
In Actionは、皆の予想を遥かに上回り、なんと59万であった。
筋金入りのtempo_collecterさんとYさんは、
すでにIn Actionをお持ちなのだ。
お二人とも高騰するはるか昔に購入されている。
やはり昔はいい時代だったのだと思い知らされた。

残念ながら、開店して数時間、誰もIn Actionに手をつけなかった。

それで、肝心の狙っていたHoward Mcgheeの盤は、何とか入手できた。
思ったより状態も良くかなり満足した。
一度手放したのだが、Phineas Newbornのピアノが聴きたくなり、
また狙っていた。

それから関内まで行き、何枚か残っていた盤を漁っていたら、
MobleyのSAVOY盤が出てきた。
状態もかなり良く、ジャケも綺麗だったので入手した。

という訳で、長年セールに足を運んでいると、
色んな事がありますね。
今回は小生が乗った電車が人身事故を起こし、
目的地に着かないというハプニングが有りましたが、
年に1,2回しか会わないコレクターの方々ともお話ができて、
思いがけない良い盤も入手できて、
結果的には満足のいく結果になりました。

あとは年末まで、打ち止めですね。
ではまた。
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連休 [廃盤セール]

都内レコードショップのセールで始まったゴールデンウィーク。
雨と寒さの中、セールに並んだ。
今日は御茶ノ水、渋谷、吉祥寺、関内、大阪で
結構良い盤が出ていた。

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今回、BLUE NOTEで欲しいのはなかったので、御茶ノ水に並んだ。
御茶ノ水はヨーロッパ盤特集だった。
めぼしい盤があったので、ちょっと張り切って並んだのは良いが、
メチャクチャ寒い。冬用のを持って行ったのだが、それでも寒かった。
雨の中を数時間待ったのは何年振りか。
そんな甲斐もあり、欲しかった盤は入手できた。
改めて、出品リストを見てみると、やはりBLUE NOTEは売れている。
最近は1500番台だけではなく、4000番台、4100番台、
それにMONOだけではなくSTEREOにも高額の波が押し寄せているらしい。
昨今のアナログブームも影響しているかもしれない。
それでもこれだけ売れるのだからなあ。誰が買ってるんだろうか。
以前買い損ねた盤はここ数年でどんどん高騰し、
なかなか手を出せなくなってしまった。
これでもかなり集めたほうだと思うが。
あとは団塊世代の方々が終活でちらほら出してくれるようになれば、
少しは落ち着いてくるかもしれないが。
まあまだ先のこと。
と言うわけで、久々のセールは疲れました。
今回は帰省しないし、まだまだセールは続くし、JAZZ三昧の日々を送ろうかと。

写真は今回のセールとは関係ない、zootとhans kollerの盤。
youtubeに音源なかったので挙げてないが、なかなか良い。
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Jerome Richardsonの盤 [廃盤セール]

Jerome Richardsonの盤。
アルバムがまだ売れ残っているので、明日行けたらGetしてみても良いかなと。



最近、Richard Wyandsのピアノが好きですね。

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